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2010年12月02日

憎悪

憎悪 はじめから やり直します 人生も そう言えたなら 要らない包丁 金ばかり 送ってくれる 弟よ 私が親を始末するから 不幸者 不合理 理不尽世の中を 滅多刺しにした 嵐の夜明け 黙す老い 語れる老いの逝く道を 徒花が照らす最期の娼婦 拾っては 捨て行くさだめの詩人なら 奈落の底まで 彼岸に埋めよ 嫌いだよ 地雷のような罵声すら あげれなくなる 父母の逝く道 言葉とは 都合の良いこと 限りなし 美しくもあり 醜きもあり さようなら 頭に烈火の彼岸花 朱き炎は鎮魂を知らず 業深し 供養供養の毎日で 子殺し許せよ 明日は親をも 父母の 産むだけ生んだ 家政婦は 芋をかじり 死に逝くさだめ 詩人など 片腹痛い戯れ言を 思い込ませて散った徒花 枯れ薄 手招きしている 黄泉の国 我を想いて返り見よ

投稿者 つるぎ れい : 2010年12月02日 21:26

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