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2010年06月13日

さよならと蜂蜜

さよならと蜂蜜 さようなら 思い出包むその腕で 違う男を抱き締める 初めての痛さにも似た快楽を覚えて遊べ 親のない子よ 繰り返し流す涙は行方不明瞳の奥に 騙して笑え 思い出と泣いてる私に犬の咳 命ながらに永らく哭いて 恋人と女友達足して割る未熟な未来はおとぎ話し 綺麗でしょ プレゼントした寒紅を さした貴女が未だに紅く チョーカーが首輪みたいね笑い合う あの夏の日の仔猫は消えて 口移し から滑り出す チョコレートみたいな初夜の蜜 あなた以外愛せないと嘘をつき生きてしまった六年の罪 さようなら ただそれだけです さようなら お金も愛も持たない私 夜があけて 暁の星が光るころ 貴女の未来が輝くようにと

投稿者 つるぎ れい : 2010年06月13日 20:30

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