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2010年03月26日

虚無の詩

虚無の詩 胸の空洞に私の魂の死体 命の灯火を奪われても 暗闇で泣いてはダメ 廃人はポツリとも呟けない 孵りたい 新しい春の川辺のオタマジャクシでいいから 誰かに掬われたい 救われたい そんな幻すら 泡沫の夢 振りきれない情熱は もう 枕の下でガビになった アパシーの意味を今更辞書で 調べる必要性は無駄なだけ 虚無が巨夢に膨らんで どんなに瞳から雨を 降らせても 晴れた空は大欠伸

投稿者 つるぎ れい : 2010年03月26日 20:03

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