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2018年02月12日

2月12日の夢(ぼくはスパイ)

 電車が駅に停まった。駅名がよく見えないが、ここはぼくの住む狛江らしい。ちょっとうろうろしてから、ホームに降りる。どこかで休みたいと思う。
 駅前に旅館がある。勝手に上がり込むと、空き部屋がある。中に入って、スパイの七つ道具をチェックする。作業はすぐに終わり、帰ろうとすると、空き部屋に電気がついていたことで、従業員に気づかれたようだ。急いで部屋の出入り口に行く。
 出入り口のドアはマジックミラーになっていて、鏡の向こうにこちら向きに正座する女性の姿が見える。この旅館のおかみだろうか。ぼくの方からドアをがらりと開け、旅館の外に出て近くの住民たちもまじえ、みんなに事情を説明する。どうやらあの部屋を定宿にしている男がいて、今日も深夜にその部屋に入り、明け方に出て行ったため、部屋がたまたま空室になっていたらしい。どうもその男には怪しいところがある。きっとぼくの同業者かライバルのスパイだろう。
 ぼくの傍らに鏡のついた広告台のようなものがあるが、そこに何か黒いものがぱらりと落ちた。拾い上げてみると、スパイ用の盗聴器か何かだ。ぼくのものか、男のものか分からないが、何気ない顔をしてポケットに入れる。

投稿者 isshiki : 11:07 | コメント (0)

2018年02月11日

2月10日の夢(1丁目1番地)

 ぼくは地元の町で宅配便配りのアルバイトをしている。荷物と伝票を照らし合わせていると、伝票にない荷物が沢山ある。どうやら店主がぼくにプレゼントしてくれたお菓子らしい。
 街の中心部の喫茶店で一服する。店主と客がこの町の「一丁目一番地」について話している。そういえば、ぼくはこれからその「一丁目一番地」を取材に行くところだ。どうやら窓から見える交差点の向こう側が「一丁目一番地」だと見当をつける。
 ところが、そこへ行くのを忘れて、ぼくは気がつくと全く別の駅に来ていた。大雪で駅の構内も線路も真っ白だ。電車から線路に降り、歩いてホームに上り、待合室に入る。ぼくの手には指令書のようなものがあり、そこにはこの町の地図がある。長方形に囲まれた場所が示されており、110円の自転車に乗って、そこへ行くようにということだ。突然、隣にいた男が「その地図を見せろ」と言い、「いやだ」と拒否するぼくとの間で地図の引っ張り合いになる。なんとか地図を奪われずにすんだものの、ぼくは自転車に乗れないのだ。でもこのくらいの距離なら、歩いても大丈夫だろうと思う。

投稿者 isshiki : 13:55 | コメント (0)

2月5日の夢(壜詰の蓋)

 いくつかの壜詰が横に並んでいる。みんな黒い蓋がはめてある中で、一つだけ白い蓋のものがある。「まだ温めたばかりで、開けるのは無理だ」と言われるが、ぼくはその白い蓋をそろりそろりと回して開けていく。

投稿者 isshiki : 13:50 | コメント (0)

2018年02月04日

2月4日の夢(窃盗の疑い)

 絵本を使った斬新なキャンペーンのアイデアが見つかりそうだと、同僚のМ氏に言われて、二人で楽器店を訪ねる。楽器店というが、見かけはかやぶき屋根の農家だ。縁側に上がり、若い女性の担当者に絵本を沢山見せてもらう。
 いつのまにかМ氏は詩人でS誌編集長のN氏に変わっている。彼の絵本をめくる手が止まり、「これじゃあ面白くないね」と、冷めきった顔つきで言う。熱しやすく冷めやすいいつもの性癖が出たようだ。それならこんなところに長居をしてもしかたないと、ぼくは彼を置いてさっさと帰ることにする。
 途中でふと気づき、リュックの中を改める。いつのまにか中に知らないケータイが二つ入っている。これではぼくは泥棒の疑いをかけられそうだ。どこで捨てようかと悩みながら歩いていると、路傍の店舗から知らない男たちが出てきて、ぼくは物陰に引っ張り込まれた。男たちは「これを盗んでいないか」と言って、ぼくに小さな箱の中身を見せる。見ると、黄金のネクタイピンとカフスボタンだ。「ぼくはネクタイをしないたちですから、そんなものは知りません」と、ぼくは答える。実際に身に覚えがないので、我ながら自然なふるまいができた。
 ぼくは会社に戻ることにする。あいかわらずリュックには見知らぬケータイが入ったままだ。どこかで捨てても、発見されて指紋が検出されたら、かえってヤバいだろう。そういえば忙しくて、何日も会社で泊まり込みが続いている。今夜もまた帰宅できないだろうと思う。

投稿者 isshiki : 14:09 | コメント (0)

2018年02月02日

2月2日の夢(カラスとガラス)

 マンションの部屋の窓から外を見ていると、空から沢山のカラスが次々と急降下してきて、地面に降り立つ。まるで地面に激突するかのようだ。落ちてくるカラスが窓に激突したら、窓が割れて危険だろう。ぼくは窓から後退して部屋の奥に避難する。部屋の奥は右隣りの部屋につながっている。そのとたん、右隣りの部屋の窓ガラスがガチャンと音立てて割れ、「きゃーっ」という女性の悲鳴が上がる。右隣りの部屋の住人の女性が割れた窓のそばにいる。そして、ぼくの足首にはピンクの傷口があり、そこにガラスの破片が大小二つ刺さっている。

投稿者 isshiki : 11:13 | コメント (0)