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2012年04月30日

4月30日の夢(空港)

 空港で出発便を待っている。だらだら過ごしているうちに、気がつくと、もう1時間も経ってしまった。とっくにぼくの乗る飛行機は飛び立ったのではないだろうか。
 搭乗口に移動する途中、足首まで水につかった中で、チェロを弾いている中年の男性演奏家がいる。チェロは表側の響板が外され、内臓のような部分が見えている。彼は「ぎりぎりまで練習しなくては」と言う。立って見とれていると、「ここにいる100人は・・・」という声がする。気づくと、ぼくの周りは彼の仲間のオーケストラの人たちでいっぱいだ。ぼくはここでは部外者なのだと感じ、すぐにその場を外す。「あれ? あの人はどこへ行くんだろう?」という声が後ろから聞こえる。
 ぼくは空港の一番奥にある薄暗い搭乗口に、吸い込まれるように入っていく。そこはモンゴル行きの便の搭乗口だ。階段を降りるごとに暗さが増し、これ以上前へ進めない。係員の女性が死神のようにぼくを待っているのが見えるが、ぼくは反転して再び階段を登る。
 売店がある。ぼくはその男性店員に、寄付のためのTシャツに切手を貼って、「郵送してください」と渡す。シャツは灰色に近い白で、そこに貼る切手も毛の荒い白い布地の感触のある巨大なものだ。だが、ちゃんと糊がついていて、ぺたんと貼ることができる。けれど、どこにも住所が書いてない。店員が「住所がなくては遅れません。だいたい、これが切手だというのはウソではないですか? 私が送り先に電話して聞いてあげましょうか」と言う。ぼくは「いえ、自分で聞きます」と言って、送り先になっているアーティストに電話する。意外にも相手は磊落な男性で、ぼくの「これはウソじゃないかと言われたんですが」という失礼な問いかけにも動じず、「そうかい? ウソかい?」と明るい声で応じる。

投稿者 isshiki : 11:31 | コメント (0)

4月29日の夢(クビになる)

 急ぎの仕事でテープ起こしをしている途中、別の仕事で呼び出され、島に行く。
 映画の撮影だ。仕事を依頼されるが、多忙を理由に断る。レストランに行くと、スタッフたちが打ち合わせをしている。ぼくは彼らに加わらず、一人でぼんやりと立っている。「一色が・・・」と、ぼくの名前を誰かが口にするのが聞こえる。そして、彼らはぼくのところにやってきて、「おまえはクビだ」と宣告する。「たとえ仕事がなくても、会議にぐらい出て、みんなの話を聞いているものだ」とも言われる。
 これで自由になったのだ、と思う。ぼくはそこから走り出す。どんどん走る。自分が自由になったことを実感する。だが気がつくと、出発したところと似たような場所に来てしまった。また、みんなにつかまっては困る。デザインスタジオがあり、二人の若いデザイナーが壁に向かって仕事をしている。ぼくは彼らのデスクに自分の持ってきたカードを置き、「これ、ステキでしょ」と言う。二人はぼくに同意するが、その上にさらに何枚もカードを重ねて、ぼくのカードを隠し、「この方がいいよ」と言う。
 ぼくは氷のかけらを手にとり、海岸を歩いている熊のような動物に投げつける。頭のはげたおじさんが怒って駆けてくるが、ぼくは隠れておじさんをやり過ごす。

投稿者 isshiki : 11:18 | コメント (3)

2012年04月25日

4月25日の夢(靴がない)

 会社がリニューアルされて、オフィスの真ん中に大きな四角いテーブルが置かれ、みんなそのテーブルに向かって仕事をしている。まるでちゃぶ台を囲んだ家族のようだ。新しい同僚の中にはオリンパスの元英国人社長もいる。みんな自分の持ち物を収納スペースにうまく収納できて、満足そうだ。だが、ぼくだけは自分の荷物がどこかへ失われてしまった。外に嵐がやってきて、オフィスの中に水が浸入してきた。大変だ。逃げ出そう。慌てて玄関にあるきれいな収納スペースの観音扉を開けるが、ぼくの靴だけが見当たらない。

投稿者 isshiki : 14:27 | コメント (0)

2012年04月23日

4月21日の夢(名刺がない)

 NHKから電話があり、本の注文が大量に来た。喜んで、その電話に応対しながら二階に上がり、担当者のところへ行く。しかし、彼の名前を度忘れしてしまい、せっかく彼の後ろにいるのに呼んで振り向かせることができない。電話を切らずにいったん席に戻り、彼の名前を思い出してから再び二階に上がるが、担当者はもう外出してしまっていた。しかも、二階のオフィスは同僚たちが大声で会話していて、とてもうるさく、電話の相手の声がよく聞こえない。送り先の住所が聞き取れないまま電話を切ってしまい、困ったなと思っていると、その相手が直接現れた。しかも、彼の妻がぼくの妻と知り合いの上、詩人の長谷川龍生氏とも知り合いだと言う。それは好都合だ。思わず名刺を渡そうと鞄の中を探るが、今度は名刺が一枚も出てこない。たまたま長谷川氏の写真が出てきたので、それを相手に見せて、その場をなんとか取り繕う。

投稿者 isshiki : 16:37 | コメント (0)

2012年04月20日

4月20日の夢(大地震)

 バレエを習っている少女は少年との再会を待ち続けている。そこへ大地震が来る。壁も天井も剥がれて崩れる。
 それから長い年月が経った。ぼくが家にいると、すっかりおとなになった少年と少女が仲良く家にやってきた。二人はその後ちゃんと再会して結婚できたのだ。映画はハッピーエンドになったのだ。ぼくは感動して、大泣きする。

 ツバメが帰ってきた。温かい春の雨が降っている。庭に管理人二人が傘をさして立っている。ぼくは傘がないが、そこに朱塗りのオキナワ風の門がある。ぼくは「ちょうどいい」と言って、その下に立って二人を招く。そして「30?号室の人がいいと言うなら、ぼくがその家の屋根を塗り直しますよ」と言う。

投稿者 isshiki : 16:06 | コメント (0)

4月19日の夢(ガスコンロ)

 乱雑な部屋の床にガスコンロが置いてある。ぼくは一度そのコックをひねるが点火しない。もう一度ひねると、前にもれていたガスに引火して、ぼあっと大きな炎が出た。あわてて自分の着ていた上着を脱いで炎にかぶせようかと思うが、その前に火は消えた。かたわらから妻がのんびりと「どうしたの?」と声をかける。ぼくは「爆発したけど、消えた」と答える。

投稿者 isshiki : 15:52 | コメント (0)

2012年04月18日

4月18日の夢(巨大な名刺)

 デザイナーのN氏に名刺の発注をする。彼が「名刺は三色刷りの方が安いですよ。そうしていいですか」と言うので、承諾する。出来上がった名刺を見ると、A5判ぐらいの巨大な大きさだ。
 N氏がぼくの会社に同年輩の知り合いだとというデザイナーと共にやってくる。会社は風にそよぐ広大な草原の中にある。ぼくはそのデザイナーとも仕事を既にしているらしく、「あの仕事はどうなっているの?」と尋ねる。彼がその件で打ち合わせしたいというので、残業しなくてはいけない。これは藪蛇になったなと思う。
 そこへU社長がやってきて、「今後の会社のことについて話したいから、明日は朝7時に出社するように。ぼくらはそのくらいのことはしなくちゃいけないと思うんだ」と申し渡す。みんな早朝出社と聞いて、ぶーぶー文句を言う。ぼくは自分はもう社員じゃないんだから、そんな早く来なくてもいいやと勝手に思う。

投稿者 isshiki : 11:57 | コメント (2)

4月17日の夢(昔の女友達)

 雨の原宿を傘をさして妻と歩いている。昔の女友達と出会い、彼女から何かを受け取る。彼女はそのままぼくらと一緒に帰りたいそぶりだが、ぼくは一刻も早く彼女から離れたい。彼女を無視して、妻と二人わざとらしくおしゃべりしながら、早足で階段を登ったり降りたりする。ようやく彼女をまくことができた。

投稿者 isshiki : 11:52 | コメント (0)

2012年04月16日

4月16日の夢(豪雨)

 成城の駅を降りると大雨である。タクシー乗り場は大変な行列。前に並んでいたおばさんたちが、そこに並んでいたタクシーのすべてを借り上げ、乗って行ってしまった。しかたなくバスに乗る。
 すると運転手が「前に来たバスに乗り替えなさい。あちらの方が早く着くから」と言う。なるほど、あちらの方が電通学園前経由だから早回りだ。乗客の殆どがそちらに乗り換えるが、ぼくはバスを降りない。見回すと、ぼくのほかに二人の女性が残っている。一人は日本人、もう一人は外国人の若い女性だ。
 バスは出発した。だが途中の交差点で津波のような洪水が前方から押し寄せ、周りは水浸しになって、バスは動けなくなった。
 ぼくと女性たちはバスを脱出し、駅に戻ろうとするが、反対車線を沢山のタクシーが洪水から逃げてくるのが見える。その一台を女性がつかまえ、ぼくらは全員それに乗りこむ。タクシーはUターンして、ぼくの自宅に向かうことにする。
 驚いたことに、運転手は若い外国人の男性だ。詩人のビナードさんに似ている。彼はぼくの行き先指示を理解し、無事自宅に車はたどりついた。
 その運転手と女性たちともども、ぼくはバタバタと二階の自室へ駆け上がる。一階には両親がいたが、みんなのことは話さない。そして、ぼくらは一夜を過ごす。外国人の女性がこっそりぼくのかたわらへ来て、ぼくらは抱き合って、愛を交わす。

 翌朝、目を覚ますと三人は既に目覚めて、出発の準備をしている。ぼくは彼らに置き去りにされるのが不安だが、なかなか夢日記を書き終えることができない。ぼくらがここにいることそれ自体が夢なので、いつまでも書き終えることができないのだ。三人は緑色の服を着ている。ぼくも慌てて服を着ると、それも少し青みがかっているが、やはり緑色の服だ。

投稿者 isshiki : 15:00 | コメント (0)

2012年04月13日

4月13日の夢(墓標)

 道路予定地を沢山の作業員が掘削している。その工事現場から、どこを掘っても大小の魚の形をした石像が大量に出てくる。石の魚はすべて道路の通じる方向を向いて、埋められていた。
 作業員たちは気味悪がって、それを道路に積み上げる。その上に松の幹をくりぬいて、それを蒲鉾型に半分に割ったものをかぶせている。ぼくらはその上をまたいで、道路の反対側に渡る。作業員たちはそんなぼくらを叱りつける。最後に渡ったぼくは松の幹の上でバランスを崩すが、なんとか転倒しないですんだ。
 反対側には石垣があり、その一角に人型の墓標が二つ段ボールで配置されている。「ここで〇〇と〇〇と倒れる」と、作業中に死んだ二人の人の名前が刻まれている。この人たちの死をぼくらは忘れてはいけないのだ。

投稿者 isshiki : 11:35 | コメント (0)

2012年04月11日

4月11日の夢(クリーニング屋)

 自宅近くのクリーニング屋に行くと、入り口にさっき会社で別れたばかりのデザイナーのSくんがいた。目を合わさず、会釈しただけで、中へ入り、店内を見学することにする。最初の部屋は待合室で沢山のお客が待っている。奥の部屋はカウンターの中に白衣を着た店員が何人もいて、忙しく客の注文をさばいている。見学しようと思ってきたのだが、ただ行列したお客から汚れ物を預かったり、渡したりしているだけだ。長く見学している理由はないことに気づき、店を出ようとする。Sくんがドアを開けてくれる。ぼくは再び、ただ会釈しただけで、目を合わせることなく外へ出る。

投稿者 isshiki : 14:21 | コメント (0)

2012年04月10日

4月10日の夢(路上オフィス)

 そろそろ退社時間だ。ぼくの勤めている会社は住宅地の路上にあり、デスクは道路わきに並べられている。しかし、同僚たちが残業しているので、ぼくも残った方がよいだろうか。
 そう考えながら、トイレに行き、席に戻ると、ぼくが退社するものと決めてかかっているらしい若い男性社員が、ぼくのデスクに座り、夢中になって仕事をしている。ぼくは赤、黄、青、緑の色違いのノートを大切にしているが、それが床に放り出されている。寒くなったときのための用心に置かれている白と緑の2着のセーターもそうだ。彼はぼくの方を振り向きもしないが、ぼくは「デスク、貸してあげてもいいよ」と声をかけ、ノートとセーターを回収し、空いているスペースに収納する。そして、あきらめて、そのまま退社することにする。
 駅まで坂道を下って行く。ふと自分の服装に気がつく。ズボンは赤に白がまじったバラ色で、手に持った上着は紺色である。まるでカラーコーディネートができていない。おまけに、ズボンは足首が両足ともまくれあがっている。カッコ悪いので、ズボンの足元を直しながら、駅に着く。
 駅にはちょうど電車がすべりこんできたところだ。先に到着していた女性社員たちが我勝ちに無人の改札口にチケットを見せる格好をしながら殺到する。ぼくはまだ自動改札が導入される前の時代を扱った映画に出演しているのだ。そういえば反対側のホームに到着した電車も木製の車両である。跨線橋がないので、彼女たちは机や椅子をてんでに線路に積み上げ、それを乗り越えて隣の線路に渡る。ぼくもそれに倣うが、踏み台にした二脚の椅子がひっくり返る。ぼくはなんとか事なきを得たが、これが女性たちだったら事故になっただろう。駅員に文句を言うべきだと思う。
 電車に乗り込むと、ワンマン運転で、女性たちはてんでに運転手にお釣りをもらおうと殺到している。その間に、ぼくはがら空きの車内の後ろの席にゆったり座る。運転手はまるで機械のように「マーチ、マーチ、マーチ」という言葉を繰り返している。

投稿者 isshiki : 11:19 | コメント (0)

2012年04月09日

4月9日の夢(床に画鋲)

 久しぶりに音楽教育研究家のI氏をインタビューしている。そこは広いオフィスの一番奥に置かれたベッドの上である。I氏はぼくに彼が原稿としてメモをした青色のノートと、それをもとに清書した赤色のノートの2冊をぼくに貸してくれる。だから、ぼくは自分でノートをとる必要がなく、彼の話をただ聞き流しているだけだ。
 インタビューはある演奏家の少年が講演中に話に詰まってしまい、話すのをやめて歌いだした、というところまで進んだ。ところが突然、I氏は「ちょっと広い部屋へ行ってくる」と言い、ぼくをベッドに残して、どこかへ行ってしまった。トイレなのか、あるいはタバコを吸いに行ったのだろうか。
 ぼくもベッドを降りて、がらんとしたオフィスを歩く。ぼくの会社は民事再生法を申請したので、殆ど倒産したも同然で、フロアは殆どデスクもない。歩けば歩くほど、その向こうに空間が広がる。こんな大きな会社だったのかと驚く。途中でI氏に出会い、「ここにもとは出版部があったんですよ。でも今後はひとに貸すことになります」と話しかける。
 さて、元の場所に二人で戻るが、ベッドがない。同僚に尋ねると、フロアの反対側の端に移したという。延々と歩いて、反対側の端に行くと、四畳半ぐらいの狭い部屋の中に窮屈にさっきのベッドが置かれていた。インタビューを再開しようとするが、青と赤のノートを前の場所に忘れてきたことに気づく。I氏に「探してきます」と断って、フロアを元に戻る。床には一面に画鋲がまかれている。ぼくはそれを踏まないよう、這って進む。元の場所にたどりつくと、怖そうな顔の男がいる。彼にノートの所在を尋ねるが「知らない」と言われる。ぼくはしかたなく画鋲の床を這って戻る。四畳半の部屋にノートはもしかしたらあるかもしれないと、一縷の望みを託して。

投稿者 isshiki : 15:56 | コメント (0)

2012年04月06日

4月6日の夢(米研ぎ)

 妻の手伝いで、夕食のために米を研ごうとしている。部屋には何種類か、米を入れた箱や袋が置いてある。その一つから枡で米をすくい、いざ研ごうとすると、それは米ではなく、葉っぱばかりだ。慌てて別の袋から米を取り出すが、それは米ではなく蕎麦だった。これではちっとも夕食の支度がはかどらない。流し台で料理の準備を始めた妻にも怒られながら、ようやく正しい米の入った長方形の箱を手にとったところへ、父親と祖母が、いかにも農家の嫁という感じの女性を伴って、帰ってきた。まだ赤ん坊のぼくらの息子を女性に見せたいのだ。祖母は周りの物を片づけ始め、そのためにせっかく見つけた米の箱がまたどこかへ行ってしまった。ぼくが「おばあちゃん、いいかげんにしてよ!」とどなりつけると、祖母は「はい」と言って、その場に硬直する。ぼくが米を別の容器に移し替えようとするのを、父は手伝おうという仕草をしているが、緊張のあまりその手がぶるぶると震えている。ぼくが怖いのだ。父親は笠智衆である。

投稿者 isshiki : 15:11 | コメント (0)

2012年04月05日

4月5日の夢(カード数え)

 廊下でカードの枚数を数え直した。最初、一人の女性のそばで数え直しを始めたが、廊下の一番どんづまりに詩人のアイザワさんのデスクがあるのに気づく。そこまで移動して、そのデスクの下でさらに数え直しを続ける。とてもカードの数は多く、数え切ることができない。途中で、昼食の時間になった。皆に促され、しかたなくカードをデスクに置き、上に本を一冊重しに置いて、外に出かけることにする。そこへ幼稚園児たちがどっと駈け込んできた。彼らがカードをひっくり返してしまうんじゃないかと、ぼくは気が気でない。

投稿者 isshiki : 21:41 | コメント (2)

2012年04月04日

4月4日の夢(国務省)

 アメリカ国務省に妻と二人で行く。ガラス張りの大きな窓の前に長いカウンターがあり、アルファベット順に各部署につながる電話機が置かれている。ぼくの持っている部署カードは「NT」という頭文字で、これで「ディー」と発音するのだという。だが、二人で何度探しても、そんな部署は見当たらない。

投稿者 isshiki : 11:59 | コメント (0)

2012年04月03日

一色真理

 通勤のため、地下鉄の一両目に乗る。気づくと黒服の海上自衛官がいっぱい乗車している。出動する部隊の専用車なのかと、慌ててホームに降りる。
 だが、そうではなかった。どの車両も黒服の自衛官でいっぱいで、通勤客たちは満員の車内に乗りきれず、ドアからあふれだしてしまう。電車からはみだした男性通勤客の頭がホームの構造物にぶつかりそうだ。慌てて電車は急停止する。
 次の列車に乗ったが、行き先を変更し、東京駅ではなく銀座に向かうという。降りなくてはと、茣蓙の敷かれた車内で自分の脱いだ靴下を探す。周囲は脱ぎ散らかされた靴下でいっぱいだが、どうしても自分の靴下が見つからない。床には壊れた何かの機械が置かれている。さっきの騒動で壊れてしまったらしい。列車は突如、地下深くへ急角度で突入していく。
 銀座駅で降り、エスカレーターで地下街に降りる。なぜかぼくはエスカレーターに後ろ向きに乗っている。すぐ後ろに二人の少年がいて、ぼくに因縁をつけてくる。降りる寸前、ぼくはぱっと前を向いて、転倒せずにエスカレーターから降りることができた。少年たちから急いで逃げる。
 デパートの地下街にはぼくと同世代の女性詩人がいて、二人は階段の踊り場で「どうぞお先へ」「そちらこそ」と譲り合い、どちらも進退窮まってしまう。

投稿者 isshiki : 12:01 | コメント (0)

2012年04月01日

4月1日の夢(ロボットに襲われる)

 ロボットが次々と人を襲っている。フェイントをかけるようにして、突然固い金属の塊を投げつけてくる。しかも「一色さん、一色さんはどこへ行った?!」と、ぼくを名指しで襲ってくる。ぼくは狭くて細長い小さな部屋に逃げ込んだが、すぐにロボットに見つけられ、ドアを開けられた。ロボットにはぼくが見えているはずなのに、手探りするだけでぼくをつかまえることはできない。
 ようやくロボットは立ち去る。しかも、穴の中に落っこちてしまった。穴の上に蓋をし、その上に力を秘めた言葉を書いた紙を沢山置く。これでロボットはねう地上に出てくることができないだろう。

投稿者 isshiki : 15:35 | コメント (2)

3月31日の夢(山田さん)

 ぼくの編集している「ピアノの本」という雑誌の発送用封筒の刷りこみについて、いろんな人から尋ねられたので、見本を探そうとする。会社のデスクや棚を探し回るが、どうしても見つからない。会社の中は足の踏み場もないほどに書類が床や壁一面にぎっしり詰まっている。
 隣のデスクのアシスタントの女性に尋ねようと思う。それに雑誌の発送も依頼したい。しかし、彼女は席を空けたまま、なかなか戻ってこない。やっと戻ってきたが、かんじんの彼女の名前を思い出せず、声がかけられない。皆が「山田さん」と呼んでいるが、本当にそんな名前だったろうか。ぼくには彼女が別の名前だった気がしてしかたがない。それに、皆は彼女が正社員であるかのように、大事な仕事を彼女に託しているようだ。
 隣のセクションから若い男性社員が飛び出してきて、いきなり「なんとかさーん、なんでそんな名前の喫茶店をやってるの?」と窓の外に声をかける。見ると、山田さん(でも男性社員は別の名前を呼んだ)が校庭のはるか遠くに椅子をいくつか置いて、子供たちのためにお茶を出す喫茶店をやっている。
 ぼくはデスクで分厚い文学書の第1巻を読んでしまったところだ。会社で公然とこんな本を読んでいてよいのだろうか? 早く次の巻を読みたくてちまらないのに、その第2巻はやはりいくら探しても見つからない。
 女性が窓の外を指さし、「誰かさんが帰ってしまうのはなぜ?」と、ぼくに尋ねる。その女性は半世紀以上前にぼくの同級生だった小滝さんだ。小学生のときは眼鏡をかけたいかにも秀才ふうの女の子だったが、成長した彼女は輝くような女性になっている。

投稿者 isshiki : 15:11 | コメント (0)