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2019年10月31日

10月31日の夢(休日出勤)

 新しい会社に就職した。若い社長はぼくに現代の若者について書かれたプリント資料を二つ渡し、それを読むように言うだけで、何の指示もしない。ぼくは何をすべきか分からないまま、それに読み耽る。まだ読み終わらないうちに、社長は「二日後に広島にワッツという女子学生コンビを取材に行くが、一緒に行けるか?」と尋ねてくる。ぼくはもちろん承諾する。
 翌日は土曜日で、ぼくは一人会社に出社した。昨日は「二日後」を週明けの二日後、つまり火曜日のことと思い込んでいたのだが、もしかしたら明日の日曜日のことかもしれないと思い直す。社長のデスクに行ってみると、日曜日の時刻表のコピーが置いてある。やっぱり明日、休日出勤しろということなのだろうか。それにしても、チケットも予定表も渡されていない。明日、何時に広島のどこへ行けというのだろうか?

投稿者 isshiki : 23:09 | コメント (0)

10月30日の夢(海岸で詩人会議)

 海の波打ち際に舞台がつくられ、そこで詩人たちの国際シンポジウムが開かれている。ぼくはその司会者だ。聴衆は打ち寄せる波の間に間にぷかぷかと浮かんでいる。パネラーは五人ほどの海外女性詩人。なぜか皆民族衣装を着たアジア系で、生真面目な表情だ。ぼくはマイクを握り、彼女たちに「では皆さん、まず舞台の前に出て来てください。そして自己紹介をひとことお願いします」と言う。彼女たちが簡潔に自己紹介をしたところで、ぼくは聴衆に向けて語りかけようとするが、ぼくと聴衆との間には紙や布でできた沢山の衝立のようなものが置いてある。ぼくはそれらを突き破って前進しながら、駆け付けた女性スタッフに「なんて難しい舞台なんだ!」と悪態をつく。それがマイクに拾われて、会場に響き渡ってしまう。

投稿者 isshiki : 22:53 | コメント (0)

2019年10月25日

10月24日の夢(偽記者)

 町田の大きなホールへ取材に行く。いや、ぼくはとっくにライターを辞めているのだけれど、みんなはぼくが以前のように、記者として取材に来たと思い込んでくれるだろう。けれど、町田のホームは長く、ホールは反対側にあるから、長い距離をぼくは歩かなければならない。おまけに途中にはよじ登るような険しい階段がある。
 ようやくホールにたどり着き、いかにも現役の記者のような顔をして、スタッフや出演者に声をかけて回る。もしぼくの顔を知っている人がいると、偽記者であることがばれてしまうので、駆け足で通り過ぎる。スポンサーの紳士たちが話しかけてきたので、いかにも記者らしく質問したりしてあしらう。うまくいったが、招待状を持っているわけではないので、観客席に入るわけにはいかない。名残惜しいが、会場を後にする。ホールの壁はガラスなので、外から中の様子が見える。今日の演目は障碍者たちによる演劇であるらしい。

投稿者 isshiki : 23:12 | コメント (0)

2019年10月22日

10月22日の夢(親戚の家など)

 私鉄沿線の下町にある親戚の家を訪ねた。身内の人々が何人も来ていて、法事か何かがあるのかもしれない。彼らと自分の暮らしぶりや身内の噂話をするが、話しているうちに微妙にぼくと彼らの間に溝ができていく。どうやら、ぼくは精神を病んでいるらしいと気づく。けれども、頑張ってみんなときちんとした会話を続けていく。

 夢をシネマスコープのような映像にする作家がいる。その作品がぼくや女友達のイメージと違うので、直してほしいと要求する。直した映像を改めて女友達に見せると、彼女は喜んで「そう、これでいいのよ」と言ってくれる。

投稿者 isshiki : 10:42 | コメント (0)

10月21日の夢(豪華客船乗っ取り)

 取材で豪華客船の初めての航海に乗船する。ところが、船はテロリスト集団に乗っ取られてしまった。彼らと対決するために、沢山の制服を着た部隊が乗船してきた。セーラー服を着た女子高生の部隊もいる。これなら大丈夫だと安心する。だが、犯人たちも部隊の側も行動を起こさず、何事も起こらないまま時間だけが過ぎていく。
 ぼくはしばらく港に降り、また船に戻ってみると、事件はいつのまにか解決していた。だが、船内には煙が充満していて、ぼくの知人も何人か亡くなったようだ。窓のカーテンを開けて外を見て、驚く。なんと、そこは東京駅のホームだった。船は航海に出たように見せて、実は東京駅のホームに停車したまま、一歩も動いていなかったのだ。
 ぼくは何が起こったのかと、周りの人々に問いただす。けれど、誰もが重ぐるしく沈黙したまま、ぼくに何も教えてくれない。

投稿者 isshiki : 10:31 | コメント (0)

10月18日の夢(席替え)

 オフィスが新しくなり、席替えも行われた。出勤してみると、自分のデスクは部屋の奥の壁に面した左隅で、座席はデスクと一体型のコンパクトなものになっていた。これはこれで使いやすいし、良い席になれたと思う。

投稿者 isshiki : 10:25 | コメント (0)

2019年10月15日

10月15日の夢(消防隊の取材)

 久しぶりに会社に戻ると、会社は東京ドームのような広大な新社屋に移転していた。部門ごとに大きなゲートで仕切られ、どこに自分の席があるのか分からないほどだ。外国人の社員もたくさん働いている。
 ふと見ると、窓の下に消防車が到着したところである。ぼくの依頼に応えて消防隊の人たちが、インタビューを受けに来てくれたのだ。彼らを迎えて一緒にエレベーターに乗り、ポケットを探るが、名刺が見つからない。名刺を探して自席に戻ろうとしても、その自席がどこにあるのかさえ分からない。「ピアノの本編集部はどこでしたっけ?」と社員に尋ねると、外国人社員の一人が「あっ、ドイツ語のタイトルの雑誌ですね」と言う。ぼくはむっとして「違います。日本語ですよ」と訂正した上で、「一色真理の席はどこでしょう?」と聞き直す。すると相手は「イッシキシャンリ?」と、まるでちんぷんかんぷんだ。
 しかたなく消防隊員たちのいるテーブルに戻ると、中年の隊員が「今日はこちらとそちらと立場を交換しましょう」と提案してくる。しかし、名刺を見つけられないことが気になって、とてもそれどころではない。

投稿者 isshiki : 20:44 | コメント (0)

2019年10月10日

10月10日の夢(水びたしのオフィス)

 オフィスで仕事をしている。一度離席してから戻ると、ぼくの席には若い社員が座り、打ち合わせの真っ最中なので、ぼくには居場所がない。
 会社には二つの建物があり、もう一つの方へ行く。そこにはぼくの女友達がしどけない姿で眠っている。その足元にぼくも身を投げ出し、女友達から貰ったばかりの手紙を声に出して読む。すると彼女も目を覚まし、「あたしの足元で何を読んでいるの?」と官能的な様子で尋ねる。
 元のオフィスに戻ろうとして、いつもと別の道をたどる。すると、すぐ隣のはずなのに、目指す建物ははるか遠くにしか見えない。おまけに大きな川に行く手を阻まれて、それ以上進むことができない。周りでは体育会系の学生たちが何かの練習をしていて、なんだか怖い雰囲気だ。
 ようやく自分のオフィスに戻ると、部屋は天井から大量の雨漏りがしており、ぼくの席も床もすっかり水びたしになっている。

投稿者 isshiki : 22:18 | コメント (0)

2019年10月08日

10月8日の夢(ドアの中)

京都大学の一角にアーチ形の閉ざされたドアがある。男が一人、ドアにあいた穴から中を覗いていたが、ドアを開けて中に入っていった。僕も続けてドアを開け、中に入ってみると、中は灰色の壁で囲まれていて、どこにも出口がないのに、さっきの男の姿はどこにもない。

投稿者 isshiki : 19:06 | コメント (0)

10月6日の夢(倉庫になったエレベーター)

 女友達がコンクール方式の美術展に出品するため、高知に出かけたので、ぼくも別行動で高地に向かった。そういうぼくらの後になり先になりして、眼鏡をかけた若い男が同行している。女友達のファンなのだろうか。
 高知で女友達は厳しい顔つきでせっせと作品を制作する。彼女の昔の友人たちも駆けつけ、皆で彼女を応援している。幸い、作品は高い評価を得たようだ。それは長方形の粘土板のような色と形をしている。
 コンクールが終わり、ぼくたちはまた後になり先になりして東京に戻る。東京の古い工場のような広い建物がぼくらの拠点となっているのだ。ぼくの方が先に出発したものの、バスだから遅くなると思ったのに、意外に早く夕刻には戻ることができた。途中、水深の浅い小川をぼくは渡ろうとして、水面下の三つの石を踏み石にしようとする。その真ん中の石に物差しのような形をしたものがあり、手にとると見るまにそれは一匹の猫に変わり、ぼくを先導してくれたからだ。
 その工場のような建物でも、皆が女友達を熱狂的に応援している。すぐに女友達自身も帰り着いた。木造やレンガ壁の目立つ建物の三階にぼくはエレベーターで昇ろうとするが、エレベーターの中には若い男が仕事をしている。どうやらエレベーターは倉庫代わりに使われていて、エレベーターの役割を果たしていないらしい。今夜はここで女友達のコンクールでの成功を祝うパーティーが開かれる。

投稿者 isshiki : 18:38 | コメント (0)