12月6日の夢(バスの中)

 会社が移転したのだが、移転先の住所を書いたメモをなくしてしまった。確かこのあたりのはず・・・と、原宿の裏町をあちこちさまようが、どこにも会社は見あたらない。
 
 バスがやってきた。だが、バス停の前の路上には、「工事中」を示すバリケードが置かれている。中国人たちが工事をしているのだ。彼らは近づいてきたバスを見て、あわててバリケードを別の場所に移す。
 バスに乗ろうとすると、係員が「バス停の前に置いてある電光掲示板を見るように」と促す。「そこに座席が指定されている」という。なるほど、バスの座席表がちかちか動く豆電球の光で浮かび上がっている。だが、そこには今朝会った三人の乗客の席が指定されているだけで、ぼくの名前の書かれた席は見あたらない。係員は「名前の書かれていない人は、EX(エックスと発音する)といい、一番奥の空席に乗って欲しい。一番奥だから、一番先に乗ってほしい」と言う。ぼくは電光看板に描かれた座席表をよく頭にたたき込んでから、バスに乗り込む。車内にはシャッターが降りている。それを押し上げると、ガラガラと音楽的な音を立てる。中は、ぼくに好奇の眼差しをそそぐ中国服を着た弁髪の少女たちでいっぱいだった。

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12月3日の夢(終わりなき闘い)

 どこかの国へ行き、そこで一つ一つ場所を変えながら、ぼくらは敵と闘う。バレーボールやバスケットボールで闘うのだが、勝負をするのは常に狭い部屋の中だ。闘う相手は常に同じ人物たち。ぼくらは敵にとらわれているお姫様を救うために闘っているのだ。勝っても勝ってもまだ次の部屋、次の闘いがある。だが、とりあえず休憩だ。ホテルの部屋に入って休む。
 誰かが「最初の方の闘いで、お姫様から勝利の印のカードをもらったはずだ」と言う。仲間の一人(ぼくの職場の元社長で癌で亡くなった)が「えっ、一つ一つそんなもの覚えてないよ」と答える。だが、ぼくは「いや。それは確かにぼくがお姫様から貰ったはずだ」と言って、自分の鞄から箱を取り出す。カードはすべてこの箱に入れておいたはずだ。だが、見つからない。しかたなく、ぼくは鞄からすべての荷物を出してみる。しかし、やっぱり見つからない。確かに貰ったはずなのに!

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12月2日の夢(研修会)

 研修を受けに行く。仲間に若い女性がいて、仲良くなる。研修会では、メガネをかけた真面目そうな女性講師が黒板に向かい、講義をしてくれる。そこは畳の部屋で、最前列の一番右端にぼくと女性は座っている。講義の途中、彼女がぼくに猫のようにすり寄ってくる。ぼくはそれを適当に受け流しているが、講師が一瞬言葉を止めて、ぼくらに何か言い足そうにするものの、そのまま何気ないふりをして講義を続ける。しかし、ぼくはそれを見逃さない。
 講義のあと、資格試験をみんなで受けることになる。しかし、ぼくはそれは後日のことと思い込んで、会場の外に出てしまう。慌てて階段を逆走したり、逆からは入れないドアを無理矢理突破したりして、また会場に戻る。そこにはたくさんのテーブルが置かれていて、各テーブルで学生たちがカードゲームのようなことをしている。奥に二人の審査員が地獄の魔王のような感じで、怖い顔をして座っている。その一人は大女性詩人として有名なSさんだ。
 仲良くなった女性はその後、彼女が出張する日を教えてくれるので、インターチェンジで待ち合わせ、ぼくもいっしょについて行ったりする。
 さて今日、ぼくは会社にいる。会社で、ぼくと彼女とは隣同士だ。デスクの下に布団が敷いてあり、社員はデスクで仕事をしたり、疲れて布団で寝たりしている。気づくと、ぼくは布団で熟睡してしまっていた。眼を覚ましたのは退社時間の6時少し前だ。遠くの方からラジオのような音が聞こえてくる。音のするところへ行ってみると、これからテープ起こしをしようとしていたカセットテープが勝手に回りだしているのだ。しかも、触ると機械が熱くなっている。モーターが焼き切れて、テープが消えてしまっては大変だと慌てるが、なんとか大丈夫らしい。明日からは真面目にテープ起こしをして、仕事をしようと思う。

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さよなら、寺西さん

 11月に「詩学」を畳まれた寺西幹仁さんが急逝されました。脳内出血だったとか。文字通り、いのちを賭けて「詩学」の灯を絶やさずに頑張ってこられた寺西さん。本当に長い間お疲れさまでした。走り続け、悩み続けた何年かだったことでしょう。でも、もういいのです。ゆっくりと手足を伸ばしてお休みください。あとはぼくたちがしっかりと引き継ぎますから。11月17日に寺西さんの夢を見ておいてよかった。さよなら。手を振ります。こちらは夜で、暗いですが、そこからまだぼくらが見えますか?

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12月1日の夢(ゴミ)

 妻とテレビ出演する。詩の教室の番組だ。どこか料理番組のノリである。今日は格好の教材になる作品を選んであり、言いたいことがうまく言えると、張り切っている。ところが、本番が始まったところで、その作品に放送禁止用語が使われていることに気がつく。慌ててその作品の使用をやめ、他の作品に差し替えて、同じ内容のことをしゃべり、うまく講義を終えることができた。
 帰宅し、居間の炬燵に入って、妻とお茶を飲もうと思う。先に炬燵に入ろうとすると、妻の座るべきところにゴミがいっぱい落ちている。紙ゴミはもちろんだが、ケーキの食べ残しのようなものまである。慌てて捨てようと、ゴミを抱え込むが、とても抱えきれない。ゴミ箱に捨てにいこうとしているところへ、妻がやってきて、ぼくをいぶかしげに見る。ぼくはなぜか罪の意識を覚えつつ、ゴミを抱えてうろうろする。

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二日分の夢

 短い夢ばかりですが。
(11月27日の夢)
 弟子のところへ師匠として訪ねていけることになった。すごく嬉しい。行ってみると、弟子のために問題を解くように言われる。料理の問題である。これはテレビの番組らしく、ほかにもいろいろな人がいて、料理を作っている。ぼくは弟子のために鍋料理を作り始めるが、放送時間の関係で、手順を省略して作らなければならない。でもでも、すごく嬉しい。
(11月28日の夢)
 会社に出入りする印刷屋の担当者の在・不在が一目で分かる一覧ボードができた。会社に来ているときは、名前が茶色になって発光するので、どの業者が来ているかすぐに分かって便利だ。後輩に「○○さんは来ているか」と尋ねる。ボードを見ると、色がついていないので、来ていないらしい。別の太った業者が来ていることが分かる。隣室に行ってみると、その太った業者がテストを配っていた。ぼくもそのテストを受けてみたいと思うが、ぼくは条件を満たしていないので駄目だと断られる。

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11月27日の夢(マンション住民祭)

 マンションの「住民祭」が、マンションから少し離れた場所で開催されている。パーティー会場があり、ゲームも行われている、少し離れた場所にある穴に、何かの仕掛けでパチンコ玉を飛び込ませると大当たりになるゲームだ。手前の方にヒモだかハリガネだかが複雑に絡まり合ったものが置かれている。これがきっと、玉を飛ばせる仕掛けなのだろう。こんな仕掛けではとても玉を穴に入れるのは難しそうだと思い、そのこんぐらかったヒモをぼくはほどいてしまう。そのとき、ぼくは手に箱を持っていたのだが、その箱から肉片のようなものがぼろぼろこぼれ出す。ぼくは周囲の人たちに謝り、肉を箱に押し込もうとするが、どうしても入りきらず、はみだしてしまう。汚いが、このはみだした肉は自分で食べてしまえばいいやと思う。
 こんなパーティーに長居していてもしかたがないので、もう帰ることにする。自分の持ち物は、ちゃんと持ち帰らなければならない。緑の椅子1個とと茶碗四個を手に持って、表に出るが、出たとたん、茶碗のうち2個を地面に落としてしまい、茶碗はがちゃんと音を立てて割れる。しかたなく残りの荷物を持って、少し歩く。
 そういえば、ぼくのマンションは最近建て替えられたのだ。目の前にそびえるこの高層マンションがそうらしい。エレベーターを沢山の人が待っているので、ぼくもそこに並ぶが、見ると、そのエレベーターは階数表示が8階までしかない。ぼくは9階の人間なので、別のエレベーターに乗らなければいけないらしい。少し離れたところに、2階へ行くエレベーターがある。このマンションは8進法で階数が数えられているので、この2階というのが、ぼくの住む9階のことらしい。
 すぐ近くにあるのに、ぼくが遠回りしてしまったために、そのエレベーターの前にも行列が出来てしまった。みんな、すごい量の荷物を持っている。最初のエレベーターが満員で出発してしまった後、2台目の出発を待っていると、管理人がやってきて、「荷物を机の上に置きなさい」と命じる。しかたなく、その机の上にぼくの荷物を置こうとするが、机の上は既に小さな黒い機械のようなものでいっぱいになっている。

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11月25日の夢(生まれ変わり)

 「夢の解放区」がなくなって、孤独に夢日記を書いていると、夢をあまり見なくなりました。水野るり子さんの命名された「夢送り」がないためでしょうね。
(朝の夢)
 三人の女の子が並んでいる。三人ともカエサルのような昔の有名人の生まれ変わりだと主張している。それも同じ時代の、関連した三人の生まれ変わりだという。その真ん中の女の子を取材することにする。とても太った女の子だ。インタビューすると、なるほど、その有名人がいかにも言いそうな言葉を語りだした。
(昼寝の夢)
 妻の運転する車の助手席に乗って、「次の信号を右折だよ」とナビゲートしている。道路の脇に桜並木があって、その突き出た桜の枝がちょうどぼくの腕に引っかかり、桜に腕を取られたような形で、車外に放り出される。慌てて車を追いかけようとするが、まるで桜と腕を組んでいるみたいで、身をもぎはなせない。前から馬車でやってきた二人の貴婦人が「あらあら、木に引っかかっちゃうんじゃ、大変だわね」と笑う。ぼくも苦笑しながら、走って妻の車にまた乗り込む。

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札幌で見た夢など

 忙しくて、ずっと夢をアップできないでいました。19日のは札幌に取材に行って、中島公園のホテルで見た夢。
(11月19日の夢)
 研修旅行でどこかに宿泊している。詩の賞の候補を出さなくてはいけないという。ぼくらの机の上にもしいい作品があるのが見つかれば、それを強制的に候補として提出させられ、賞が与えられるのだという。そんなの横暴ではないかと思う。部屋には同室の女性がいて、彼女の鞄の中には沢山の詩が入っている。上の方にはたいしたことのない作品ばかりがあるが、一番底には素晴らしい作品が入っていた。
 途中から、その女性はIという中年のカメラマンに変わっていて、I氏とぼくはベッドに入っている。起きようと思うと、部屋の中はブルーの仕事着を着た人たちが忙しく働いていて、どうもここは郵便局のようだ。これはきっと幻覚で、この部屋にいるのはぼくたち二人だけなのに違いないのにと思う。
(11月20日の夢)
 まだ冬至に近いというのに、夜の8時半を過ぎても窓の外が随分と明るい。家の中で、妻と外国人の男が二人で占いをしている。妻は「占いをする間、ちょっと待ってね」と言うので、その間に、ぼくは妻のためにサイコロのような箱を5,6個作る。その箱は一つだけが、ほかよりちょっとだけ大きい。

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11月17日の夢(寺西さん有り難う)

 「詩学」の寺西編集長にぼくのワンマン朗読会を企画してもらい、大成功だった。感謝の念でいっぱいになる。ぼくも寺西さんについてのデータベースの原稿の執筆を彼に依頼する。しかし、彼から送られてきた原稿には本来、彼が力を入れているはずの「朗読」の文字はなかった。これでは片手落ちだと思うが、今さらしょうがないと思う。
(「詩学」は今月で廃刊です。寺西さん、本当にご苦労様でした! でも、詩人たちはぼくを初めとして、どうして「詩学」を救えなかったんだろうか・・・)

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