11月27日の夢(マンション住民祭)

 マンションの「住民祭」が、マンションから少し離れた場所で開催されている。パーティー会場があり、ゲームも行われている、少し離れた場所にある穴に、何かの仕掛けでパチンコ玉を飛び込ませると大当たりになるゲームだ。手前の方にヒモだかハリガネだかが複雑に絡まり合ったものが置かれている。これがきっと、玉を飛ばせる仕掛けなのだろう。こんな仕掛けではとても玉を穴に入れるのは難しそうだと思い、そのこんぐらかったヒモをぼくはほどいてしまう。そのとき、ぼくは手に箱を持っていたのだが、その箱から肉片のようなものがぼろぼろこぼれ出す。ぼくは周囲の人たちに謝り、肉を箱に押し込もうとするが、どうしても入りきらず、はみだしてしまう。汚いが、このはみだした肉は自分で食べてしまえばいいやと思う。
 こんなパーティーに長居していてもしかたがないので、もう帰ることにする。自分の持ち物は、ちゃんと持ち帰らなければならない。緑の椅子1個とと茶碗四個を手に持って、表に出るが、出たとたん、茶碗のうち2個を地面に落としてしまい、茶碗はがちゃんと音を立てて割れる。しかたなく残りの荷物を持って、少し歩く。
 そういえば、ぼくのマンションは最近建て替えられたのだ。目の前にそびえるこの高層マンションがそうらしい。エレベーターを沢山の人が待っているので、ぼくもそこに並ぶが、見ると、そのエレベーターは階数表示が8階までしかない。ぼくは9階の人間なので、別のエレベーターに乗らなければいけないらしい。少し離れたところに、2階へ行くエレベーターがある。このマンションは8進法で階数が数えられているので、この2階というのが、ぼくの住む9階のことらしい。
 すぐ近くにあるのに、ぼくが遠回りしてしまったために、そのエレベーターの前にも行列が出来てしまった。みんな、すごい量の荷物を持っている。最初のエレベーターが満員で出発してしまった後、2台目の出発を待っていると、管理人がやってきて、「荷物を机の上に置きなさい」と命じる。しかたなく、その机の上にぼくの荷物を置こうとするが、机の上は既に小さな黒い機械のようなものでいっぱいになっている。

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