5月15日の夢(公民館)

 地域の公民館に、ぼくは自分の参加しているレコード鑑賞クラブの例会に出席するため、出掛けた。昔懐かしいLPレコードで音楽を聴くのだ。最初、ぼくは建物の外で音楽を聴いているが、いつのまにか中に入っている。最前列に座ったものの、なぜか音楽を聴かずに、夢中になって机の上のノートに向かい、何かの仕事をしている。そのうち、誰かに肩をとんとん叩かれる。顔を上げると、知らないおじさんだ。「もうあんたのクラブは終わったから、出ていきな」と言われる。見回すと、いつのまにかレコード鑑賞会は終わっていて、別の団体の会合が始まっていた。

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5月14日の夢(50年史)

 仕事である団体の50年史を記事に書かなくてはならない。その団体の事務所に行き、担当者からレクチャーを受けるが、相手がなぜか途中で黙ってしまった。ぼくはメモを片手に立って待っているのに、相手はデスクに座って、他の仕事にかまけてしまう。しかたなく、ぼくは棚に収められた資料などを見ている。古い印刷物などがラベルをつけて沢山ある。しかし、これでは仕事にならないので、外へ出て会社に戻る。手元の資料を調べてみると、これらをつなぎあわせれば、なんとか記事は書けそうで、ほっとする。社長が「仕事が混んでいるみたいだが、大丈夫か」と声をかけてくる。ぼくは「いや、会社を辞めたおかげで、他の仕事をしているわけじゃなく、これくらい大丈夫ですよ」と答える。

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5月13日の夢(ワープロ)

 北極に近いシベリアにぼくらは入植した。氷の浮かんだ海から大波が押し寄せてきて、ぼくらの入植地の大半の家が押し流されたが、ぼくの家は大丈夫だった。
 その入植地が発展して町になり、その中央にある広場の右側に最新式のワープロが設置された。反対の左側には少し古いワープロが設置され、ぼくはそれを使い、ほぼ原稿を完成した。どちらのワープロも地下鉄にあるクーラーくらい巨大な、縦型の機械だ。
 翌日、原稿を完成させようと広場に行ってみると、いつのまにかぼくの使っていたワープロが見当たらない。驚いて上司に尋ねると、「もう撤去したが、悪いか?」と言われる。ある有名な女性のもとにワープロは送られたらしい。ぼくはなんとかしてそのワープロを探し出し、原稿を取り戻そうと走り出す。

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5月12日の夢(天皇を広告に)

 Y社の販促物の企画会議をした。天皇陛下に商品を試用してもらい、その感想をインタビューして記事にすれば、説得力ある宣伝になるのではないか、という結論になる。しかし、誰もそれを具体的なラフスケッチに落とし込もうとしない。それではまずいのではないかと思っているうち、社内のサークルの練習時間になった。
 ぼくは社内で4人の男女によるコーラスグループの一員なのだ。ぼくは新規加入のメンバーで、一人だけ楽譜も読めないのだが、とにかく別室でメンバーたちとコーラスの練習を始めようとする。
 そこへY社のО氏が来社したという知らせが来たので、慌ててオフィスに戻る。О氏は打ち合わせテーブルではなく、床に置いた丸いちゃぶ台のかたわらに座っている。驚いて「ここでいいんですか」とぼくが問いかけると、彼は「うん。ほかは使っているからね。それにしても、おいおい、天皇を広告に使うんだって?」と言う。「そうなんですよ」とぼくは言い、離れたところにある自分のデスクにその企画書を探しに行くが、どうしても見つからない。

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5月10日の夢(障害のある少女)

 ぼくの勤務する学校に、今日は久しぶりに筋委縮症の少女が登校してくるという。ぼくは急いで学校の玄関に迎えに出る。すると、靴脱ぎ場の床の上に少女がくったりと倒れていた。慌てて駆け寄り、両手で抱き起こすと、なんとか彼女はすっくりと立つことができた。ぼくは少女を両手で支えながら、彼女と言葉を交わす。

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5月5日の夢(またトイレ)

 この会社の建物にはトイレらしいトイレがない。しかし、いつもトイレとして使っている部屋があり、今日もそこに行く。そこには入口近くの床に、白くて四角い板が置いてあり、そこへ用を足すと、その板が水分を吸収してくれるのだ。今日もそこに用を足そうとするが、ふと見ると、左奥に穴がある。トイレなのだから、穴にする方が正式かもしれないと思い、そこに用を足し始める。
 その穴の奥は深くて険しい傾斜の坂になっていて、ずうっと下の方に男の作業員が働いているのが見える。ぼくのおしっこはその坂を流れ落ち、作業員のかたわらに小さな川となって届いた。男はふと振り返って、ぼくを見つけた。そして拳を振り回し、仲間を呼ぶ。たちまち男たちが何人も現れて、ぼくを見上げて怒りの様子を見せる。彼らはぼくを指差し、つかまえようと一斉に駆け出した。
 大変だ。ぼくは早々に用を足し終えると、部屋を飛び出し、町の中に駆け出す。さまざまな街路を風のように疾走して、どうやら追手の来ないところまで逃げのびることができた。

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5月3日の夢(トイレ)

 トイレに行く。床に三角形のソファーのかけらのようなものが転がっている。それが男性用の便器だ。用を足そうとしていると、二人の女性が通りかかり、一人が「わたし、トイレに行きたいの」と言って、ぼくのかたわらをすり抜けていく。もう一人の女性はぼくのかたわらに残った。その女性の視線を気にしながらも、ぼくは用を足し始める。ふと見ると、便器の横に3D映像のように、小さな男たち5、6人が並んで立っているのが見える。ぼくはいたずら気を起して、彼らにおしっこを浴びせる。すると、女性とは反対側にいたメガネの男性が「あいつらの着ている洋服はおしっこの吸収率が悪いんだ。それではまずいだろう?」と、ぼくをさとすように言う。しかたなく、ぼくはさっきの便器の方で用を足し続ける。
 雨の中、学校で何かの行事に参加させられるが、外に出ようとすると、さっき脱いだ靴がどうしても見つからない。しかたがないので、そのまま雨の中をはだしで会社に戻り、みんなの帰りを待つ。その間さぼっていたわけだが、帰ってきたみんなはぼくを咎めないでいる。
 これらの夢をちゃんと夢日記に書いたと思ったのに、それは夢だった。慌てて手近のペンをとって、藍色のインクでシーツに書いていく。かたわらに寝ている妻に怒られるのではないかと思いながら(これももちろん夢)。

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4月26日の夢(詩人クラブ)

 某詩人クラブの何十周年かの行事に招待されたので、その準備会合に出席する。夜中の会合なので、室内の床には一面の布団が敷かれ、皆寝ながら会議している。ぼくもすやすや寝息を立てていると、突然誰かが「私はまだ会費を払っていないのですよね」と発言する。それはぼくも同じだ。慌てて起き上がり、「ぼくもそうなんです。おまけに、ぼくは会員でもないし」と言う。すると、議長をしていた男は、慇懃無礼な態度でぼくに「この行事は会員のための内部的なものなので、あなたが参加されるのは何かの間違いでしょう」と言う。ぼくも「そうですね。じゃあ、早速解約手続きをしましょう」とにこやかに応じるが、ぼくを招待してくれたのはN氏だ。彼の好意に応えないわけにはいかないから、やはり出席しようと思う。

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4月25日の夢(上座)

 入り婿をしたのか、居候になったのか、わからないが、ぼくはお屋敷に住むことになった。食事の時間、広間に横に御膳が並べられ、ぼくはその手前側左端に座って、食べ始めた。しばらくすると、この家の主人らしい白髪の男がぼくの隣に座った。もしかしたら、ぼくの座っているところは一番の上座で、ここに主人が座るはずだったのかもしれない。だが、ぼくは黙々と顔を上げずに、そこで食事を続ける。うっかりご飯を半分茶碗から落としてしまったが、無視する。御膳の左側には給仕の女性も座っている。このまま、彼女に御代わりのご飯も頼もうと思う。

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4月24日の夢(大雪原)

 北海道の広大な雪原。空には真っ白な巻積雲が出ていて、地も空も純白で全く見分けがつかない。
車を走らせていくと、別の色の空になっているところがある。あれは、地上にいる人の服の色が空に映っているためだ。だから、オレンジ色の服を着ている人を探すためには、空がオレンジ色の場所を探せばいいのだ。ぼくはオレンジ色の洋服を売りたいので、それをみんなに示すために、沢山のオレンジ色のものを地上に集めて、空がオレンジ色にすっかり染まるようにする。

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