二日分の夢

(7月6日の夢)
 新聞に載っている写真を眺める。セピア色の写真が「ハリー・ポッター」の映画の中のように動いている。最初は目の錯覚かと思ったが、虫眼鏡でよく見ると、細部までが全部動いているのだった。ぼくは病気なので寝て、新聞を読むぐらいしかできない。ぼくは母には写真が動く事実を告げず、黙って新聞を書棚にしまう。
(7月7日の夢)
 何かのイベントを取材に行く。ステージとぼくらの間は至近距離なのに、透明なガラスの壁がある。その壁の向こうで、手塚治虫などの有名人が講演をしており、ぼくが到着して彼に目礼をすると、向こうも会釈してくれる。
 次のステージの取材のため、フローリングの床の上に記者たちはみんな腰をおろす。気づくと、ぼくは一番ステージに近いところに座っている。女性係員が近づいてきて、「取材は二人か」と尋ねる。「いや、3人だ」と答えるが、そういえばОくんの姿がない。
 マラソンが始まり。ぼくらは電車に乗って、走る選手たちを伴走する。だが、いつのまにかマラソンは終わってしまったらしく、電車の中はどんどん人がいなくなり、ぼくは取り残される。

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