12月31日の夢(お弁当)

 川のほとりに腰をおろし、お弁当を食べている。本当はある女性のために用意するお弁当なのだが、量が多すぎる。だから、ぼくが食べたいだけ食べ、その食べ残しを妻に渡す。妻はそれをきれいに整えて、女性に渡す準備をする。牛肉と昆布がご飯の上に乗ったおいしいお弁当だった。
 うっかりぼくが図書館から借りた本を一冊、お弁当といっしょに女性に渡してしまった。これでは図書館に返却できない。彼女が気づいて送り返してくれればいいのだが。返せなくなったら、ぼくが今後その図書館から本が借りられなくなるだけですむだろうか。それとも本の代金をぼくが賠償すればすむのだろうか。

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