7月20日の夢(水当番と古いピアノ)

 今日は町内の水当番の日だ。ぼくの暮らしている町はどの建物も、古い木造の二階建てで、壁のかわりに全面がガラス戸におおわれている。サッシではなく、木製のガラス戸に西日が当たっている風景は、どこかレトロな昭和を思わせる。そして町の真ん中を小さな川が流れている。水量は多い。岸辺には四角い穴があいていて、水栓が設けられている。その水栓にホースを結び付け、町中の建物に勢いよく水を噴射して汚れを洗い落とすのが、水当番の役目である。水当番をしている間、町には全く人影がない。終わって水栓を閉めるべきかどうか迷うが、わからないのでそのままにする。昨日まで中国へ行っていたので忙しかったなと回想するが、いやいやあの中国出張は夢の中の話だったと思い直す。

 家の中に入る。部屋には買ったばかりのピアノが置かれている。とてもクラシカルな家具調の古いピアノだ。まだ調律がされていない。ギターを取り出して、それに音律を合わせようとするが、ギターも全部弦がゆるんでしまっている。もう一台、部屋には古いピアノがあるが、どの鍵盤を押さえればどの音階が出るのかすっかり忘れてしまっている。

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