1月2日の夢(刑務所)

 ダイニングの床一面に大きめの服のボタンのようなものが沢山散らばっている。それを掃除しようかどうしようかと迷う。
 刑務所に入っている。作文の時間がある。普通はタテマエしか書いてはいけないのだが、一つだけある特別の座布団に座ったものだけは、自分の内面の真実をありのままに書いていいことになっている。だから、そこに座ろうと我勝ちに入っていく受刑者もいるのだが、ぼくはあえてそこに座ることを望まず、ゆっくりとした足取りで部屋に入っていく。

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