11月16日の夢(駅)

 地方へ大勢の社員とともに出張していて、午後に帰れることになった。団体で列車に乗ろうと、駅で待っている。ぼくらのほかにも大勢の乗客がいる。しばらくして気がつくと、周囲に知った顔が全くない。いつのまにか列車が来て、みんなぼくを置いて東京へ帰ってしまったのだろうか。
 人ごみをかきわけてホームへ行ってみる。ホームはアメリカ映画に出てくるような地上すれすれの高さだ。そこへ貨物列車がやってきて、停車した。貨物列車なのに、人々があふれんばかりに乗っている。駅の場内案内が「もうこれが本日の最終列車です」と言う。まだ4時過ぎなのに。
 お腹が減ったので、どこかに腰をおろして、お弁当を食べようと思うが、座る場所が見つからない。そうこうするうち、群衆の中に一人だけ見知った顔を発見する。あれはOさんではないだろうか。

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