12月18日の夢(坂本龍一のオペラ)

 今日は自動人形師のムットーニ氏の国立のアトリエに行き、インタビューをしました。夢はまた坂本龍一氏関連です。顔のある現代彫刻は以前に見た、中村紘子先生の夢に出てきた坂本氏の顔つき弾丸とピアノ線のオブジェにそっくりでした。
(夢ここから)
 坂本龍一氏らが東京で大がかりなオペラを上演するというので、大金をはたいて一人で見に行く。入り口で三列に並ばせられる。ぼくは真ん中の列の先頭に並ぶ。でも、この列は「フェメール」だと係りの男に言われる。ぼくは男性だが、いいのだろうか。入り口で靴を脱ぎ、かわりに下駄の形をした小さなオブジェを渡される。そしてその小さな下駄に、自分の名前を糊で貼り付ける。本名を書いてよいものかどうか迷うが、結局「まこと」と書く。そして、それを床に置くのだが、置くスペースを探すのが大変だ。
 まごまごしているうちに出遅れた。指定された右の方向へ一目散に走る。だが、会場はどこにあるのだろう? 暗くて静かな博物館のようなところに迷い込む。金属でできた現代彫刻のようなものが、いくつも暗い中に並んでいる。ぼくのほかに中年の男が一人、それを見ている。彫刻には顔があるので、もしかして生きているのかと叩いてみるが、やはりそれは彫刻だった。
 博物館を出て、さらにオペラの会場を探す。電車の線路を渡る。少し賑やかになって、道ばたに子どもたちが座っている沢山のベンチがある。ここもオペラの観客席なのだろうか。上方には大きなモニター画面があって、そこでは子どもたちが「今日のオペラのチケットを盗まれた」と悲しい歌をうたっている。
 

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