9月15日の夢(流れるプール)

 駅のホームとホームの間が線路でなく、水路のような流れるプールになっている。そこをサーフボードに腹這いになって、小学生の女の子二人がやってくる。水路は途中で直角に曲がっており、そのあたりで二人のボードは転覆してしまい、二人はしたたかに水を飲み、悲鳴を上げる。しかし、本人は泳いだり、手でボードをコントロールしてはいけないルールらしい。そのかわり、ホームを二人について走る母親二人が、二本の長い棒でボードをつついて懸命に元に戻す。しかし、安定の悪いボードはすぐにひっくりかえり、女の子たちは母親を叱咤する。母親たちは必死の形相だ。

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パーティーの流血

 何かのパーティーに昔からの知人であるイラストレーターのMと出席している。かたわらには編集者のHがいるが、現在のHではなく若き日のHである。Mは最初はぼくと話していたのだが、別の男に「Hさんは何を贈っています?」と尋ねる。男は笑って答えない。ぼくもMも無言になる。ぼくは、どうせMはほかの出席者と話しているのだから、自分も誰かほかの人と話せばよいのに、なんて自分は社交下手なんだろうと、自己嫌悪におちいる。
 Mがまた徐々にぼくの方に顔を向けかけたとき、壁づたいに一人の警備員が何かを探すようにしながら、右へ歩いていくのが見える。さらにその上の天井近くの壁を、ネズミのような小男がするするとつたって、コーナーの壁にかかったカーテンの向こうに消えた。ぼくは一瞬、それは警備員の影かと思ったが、そうではなかった。そのことをMに話しかけるうち、警備員は4人に増え、彼らは一斉にカーテンの向こうに踏み込んだ。そこは、壁の途中に隠された小部屋になっていて、開いた入り口の向こうに怪しい男の背中だけが見えた。男は身をひるがえして逃げようとするが、警備員はピストルを発砲し、男は撃たれて血が流れ出す。だが、男は軽傷だったらしく、警備員に引き立てられてフロアに降り、悠然とにこやかにパーティー会場の人々を見回す。出席者たちから「あれは○○大将だ」「演じているのは中曽根○○だ」という声が上がる。そんな中を、男は警備員に引き立てられて、行ってしまう。

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9月12日の夢(岩だらけ)

 原宿を歩いているが、原宿の街は岩だらけでごつごつしていて、とても歩きにくい。女性のテレビタレントがやってきて、ぼくにテレビのクイズ番組の素人出演者として出るよう勧める。「いいですよね」と出演を促す彼女に、ぼくは「いやです。ぼくは実はプロですから」と断る。
 そのまま歩いていくうち、うっかり通り過ぎてしまったが、この路地の奥に知人の通っていた歌謡スクールがあったなあと思い出し、引き返してみるが、なくなってしまっている。
 海岸らしい岩場にいる。向こうから熔岩が流れてくる。あまりにも近い。みんな平気だが、大丈夫だろうかと不安になる。熔岩に脇から触ってみて、「あちっ」と言う人がいる。それで用心して、金魚鉢のようなものに水を満たして熔岩の上に置き、その水に手を入れて熔岩の熱さを確かめる人もいる。どうやら金魚鉢ごしでも、相当熱そうだ。この熔岩は富山のあたりからはるばる流れてきたものらしい。

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9月9日の夢(団地の中の仮設舞台)

 妻といっしょに講演会に出かける。会場まで果てしなく思われるほど長い、白いきれいな階段を早足で登っていく。登りきったところは、鉄パイプを組み合わせてつくられた大がかりな仮設の観覧席になっていて、既に大勢の観客でいっぱいだ。「まるでサーカス小屋のようだね」という客の声も聞こえる。そこは屋外で、周りに壁のように建ち並んでいるのは、団地群だ。どこかの団地の中庭にこの仮設舞台は作られているのだろう。団地のベランダには洗濯物がひるがえり、夜なので電灯がついている部屋も、真っ暗な部屋もある。風呂上がりだろうか。暗いベランダに素っ裸のまま、出てきた男性もいる。ぼくはこの情景を眺めるうち、これらの団地が罪人の収容施設であると直観する。そして、その中で仮設舞台を見守るぼくたちもまた、なんらかの罪のある者たちなのだと考える。
 渋谷の裏町を歩いている。手に最新式の携帯を持っているが、使い方が分からない。めくらめっぽうボタンを押してみると、歩いている街と全く同じ風景が画面に現れた。そして、画面にはその街の建物の名前がみんな表示されている。これは目指す建物を探すのに便利な機能だ。ぼくは携帯を前にかざしながら、画面に導かれて前進していく。

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9月7日の夢(床の落ちる喫茶店)

 京都に住む詩人からS誌の新人賞の作品を替わりに投函してくれるよう依頼された。依頼通りに昨日投函したつもりだったが、S誌をもう一度見直してみると、間違えて去年の応募用紙と応募封筒に書き込んで送ってしまったことに気がついた。
 新しい応募用紙と封筒の付いたS誌を書店で探すが、見つからない。図書館でも探してみようと思う。すると市の広報車が道路を走ってきて、「○○の本を図書館で探してください」というお願いが妻の声で車のスピーカーから流れ出した。
 図書館に行くと、S誌の最新号があった。人目を忍んで新しい応募用紙を破りとって、喫茶店に入る。そこに、ぼくに投函を依頼した詩人がいるのではないかと思ったからだが、三階まで探したが見当たらない。ともかく坐って応募用紙を書き直そうと、自分の座る席を探すが、どのテーブルにも客が座っていて空席がない。  しかたなく、水のコップとコーヒーカップを手にしたまま、席を探してうろうろする。
 あきらめて店を出ようと階段を降りかけたとき、ズボンのポケットに入れたはずの財布がないことに気づく。これはまずい。お金を払わずに何食わぬ顔でレジを通り抜けようと思う。コップ等を踊り場にこっそり置き、階段を降りようとする。喫茶店は螺旋状の吹き抜け構造になっていて、螺旋階段の外側に各階のフロアが広がっている。そのとき、一つ下の階の床が突然抜けて、ウェイトレスもろともどしんと下に落ちてしまった。ぼくはびっくりするが、そのまま螺旋階段を降りていく。すると、もう一つ下の階でも同じように、ウェイトレスを乗せたまま、床がどしんと下に落ちる。それも横目に何食わぬ顔で通り抜け、ついに一階のレジが階段の下に見えてくる。しかし、出口には天井からシャッターのように厚い白壁が降りてきていて、床との間の隙間はほんの僅かしかない。その僅かな隙間をリンボーダンスのようにして通り抜け、無事に外へ出ることができた。

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9月5日の夢(医者へ行く)

 風邪をひいたのでクリニックに行く。待合室は患者でいっぱいだ。本を読みながら待つことにする。薬だけ貰えればいいのだが、しばらく来ていないし、風邪となれば診察を受けないわけにもいかないだろう。と思っているうちに、診察室に呼ばれてしまった。
 診察室は乱雑を極めていて、どこに腰掛けたらよいのか分からない。椅子はなく、形の崩れたクッションのようなものが、散らかっているだけだ。ぼくは医者の右に座ろうか、左に座ろうかと迷って、うろうろする。

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9月2日の夢(日米高校野球)

 ぼくは日本の高校球児で、アメリカの高校生チームと対戦することになっている。両チームはそれぞれ島を借り切って、キャンプを張っている。テレビでまずぼくらのチームの島での生活が伝えられる。次に画面が切り替わって、アメリカチームだ。島自体がなんだかセンスがいいし、そこでキャンプしているアメリカの高校生達は、みんなミュージカル仕立てで歌って踊っている。ぼくは「アメリカの人たちはみんなミュージカルをやっていると思っちゃうね」と感想を述べる。

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8月29日の夢(モンゴルへの喪の旅)

 作家の寮美千子さんとモンゴルのような国へ、知人のお葬式に出かける。目指す家の前に着いて、携帯で電話するが、電話に出た女性は「ちょうど出棺で、これから墓地に行くので、今はあなたたちは私たちの姿を見てはいけない習慣になっている。立ち去りなさい」と告げる。ぼくと寮さんはくるりと背中を向け、おとなしく立ち去る。後ろから日本の知人たちの「あっ、寮さんだ」という声がするが、二人は決して振り返らない。
 街は区画ごとに扉があって、街全体が一つの大きな家ででもあるかのようだ。それぞれの部屋で職人たちが黙々と自分の仕事をしているのを見学しながら歩くうち、二人はばらばらになってしまう。すると、空から雪とも小糠雨ともしれぬものが降ってきた。そろそろあの家に戻る時間だと思い、寮さんを探しに行く。彼女はある部屋で、紙ゴミにまみれてすやすや眠っていた。彼女の肩に手をかけて、揺り起こす。

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8月28日の夢(心臓をなくす夢)

 クライアントのW氏と取材のため、地方のホテルに宿泊している。いざ出発しようとして、W氏と出かけようとしたとたん、自分がスリッパのままだということに気づく。しまった。もうチェックアウトしてしまった。W氏に理由を説明して、フロントに急ぐ。フロントは行列ができていて、並ばなければいけない。やっと自分の番が来て、「○○号室の一色ですが、部屋に靴を置いてきてしまって・・・」と言うと、フロントの男は落ち着いて、奥の棚からぼくの靴を出してくる。ぼくは大喜びで「それです、それです」と叫ぶが、男はすぐには返せないと言う。ぼくは怒って、「では、靴屋へ行けというのか」と怒鳴るが、男はぼくの耳に口を近づけ、声をひそめて「あと10分待て。女房が帰ってくるから」と言う。
 しかたなく、ぼくはスリッパのまま駅に行く。駅ではホームの前で、W氏が椅子に座って待っている。ぼくも坐ろうと、別の椅子に腰掛けるが、その椅子はひっくり返り、ぼくは泥まみれになる。そのとたん、そこにはベッドが出現し、ぼくはベッドと壁との間に押しつけられる。ベッドには病気の男が寝ている。ぼくはそんな窮屈な中で、緑色のネクタイを締める。ベッドの男は寝床の中から、もう一本緑色のネクタイを取り出す。W氏が「それはぼくのです」と言って、彼も緑のネクタイを締める。
 そこへホテルのおかみさんが帰ってきた。おかみさんといっしょに、ぼくはいよいよ自分の靴を取り返しに行くのだが、実はそれは靴ではなく、ぼくの心臓なのだ。そして、ぼくの心臓は長老詩人のI氏の体の中に入ってしまっている。それを取り戻すにはある儀式が必要だ。大きな川が流れており、その向こう岸に足を水につけて、白髪を振り乱した長身のI氏の姿が幽鬼のように見える。二人の女と一人の男によるロックバンドが儀式をやってくれるらしい。彼らはヤクを飲み、裸体になって踊りながら、幻想の世界に入り込む。まるで降霊術だ。こんなことで、ぼくの心臓は無事に取り戻せるのだろうか。

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8月27日の夢(燃え移る火とゴキブリ)

 Uカメラマンの前に鍋を置き、コンロに火を点ける。ところが、Uカメラマンが首をひねって後ろを見ている間に、彼の着ていた白いTシャツに火が燃え移ってしまった。「火がついちゃった」と、ぼくは言い、彼に前に出てきてもらって、お風呂の残り湯をかけてTシャツの火を消した。
 床が見えないほど、紙ゴミで埋め尽くされた汚い部屋で生活している。ゴキブリが一匹出てきた。叩いて殺すのは面倒くさいので、おどかして逃がしてやる。すると、今度は3匹出てきた。ぼくの体に這い登りそう。またおどかすと、いったん逃げるが、さらに群をなして出てきた。

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