8月25日の夢(テレビドラマ)

 会社のパーティーで未来のテレビを体験視聴している。テレビドラマの生放送だ。幸せな家族のシーン。停車していたタクシーに他の車が接触事故を起こす。さあ、ここで何かが起きるぞ、と画面に緊張がみなぎるが、一瞬間の抜けた沈黙におおわれる。何か手順が狂ったらしい。棒立ちになっていた俳優がスタジオの奥に「あれ? 半分開いたら・・・」と声をかけると、しばらくして馬が飛び出してくる。馬は寝ていた幸せな家族の上を飛び越え、逃走する。眠っていた姉妹のうち、一人は何事もなく目を覚ますが、もう一人は馬に蹴られたらしく、死んでいる。
 ここでドラマのクライマックスシーンが終わったので、ぼくらはテレビを見るのをやめ、インド料理店に移動することになる。ぼくはその店を知らないので、どこにあるのかと皆に尋ねる。

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8月22日の夢(スクーター)

 元社長が奥の部屋に行っている間に見つけた青いカバンを開ける。カバンの一部が青く発光している。元社長が戻ってこない間に、うまくやらなければならない。奥のデスクに座っているKくんにそのカバンを預ける。かたわらには意識が変性してしゃべれなくなった若い女性が座っている。彼女をなんとか立ちあがらせ、3人でなんとかしてここから逃げ出そうとする。
 スクーターの運転席に妻が座り、その前にぼくが座る。その態勢で高速道路に入り、いったん止まる。ぼくは安全ベルトをつけようとするが、見当たらない。後ろにいる妻に「あれっ、この車、安全ベルトはないんだっけ」と声をかけるが返事がない。そろそろと後ろに手を伸ばすが、妻からの返事は返ってこない。どうやら眠ってしまったようだ。ぼくが車を降りると、ようやく妻も目覚め、「野川はどっちだっけ」と言う。ぼくはびっくりして、「えっ、ここまで来たのに戻るの?」と妻に尋ねる。

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8月20日の夢(公開放送)

 NHKの公開放送のクラシック番組を見に行く。会場は公会堂のような場所で、1階にはさほど客は入っていない。その中で、幼児と母親が「二階席」の話をしていたので、「そうだ。二階席に行ってみよう」と思う。早速階段を上がってみるが、そこは中継機材でいっぱいなので、しかたなく引き返す。
 その番組にぼくも出演することになったらしい。出演者全員が一枚ずつ番組の手書きポスターを持参し、それを見せるたびに他の出演者がその作者のフルネームをオペラ歌手ふうに歌い上げることになっている。最初こそ、みんなその通りにやっていて、ぼくの自分でほれぼれするような、でも番組の上層部に反逆している内容のポスターもみんなに見せることができた。しかし、だんだんみんな発声するのをさぼりだしたので、ぼくだけが最後まで作者の名前を歌いあげ続ける。
 本番までお腹が減ったなあと思っていると、係のおばさんが大きな烏賊の足とスリッパをみんなに配った。巨大な烏賊の足は食べてみると、なかなかおいしい。スリッパはトイレに入るためのものだ。トイレの床は点々と汚れているが、それほどではない。しかし、半個室の仕切りはあるが、肝心の便器がなく、床の上に用を足さなくてはならない。

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8月14日の夢(ビデオ録画)

 テレビ番組を録画しようとする。中国で制作された番組を4本録画しようとする。最初の2本をせっかく録画できたのに、2本分しか録画出来ないテープだったため、さらに2本録画したら、前の2本が消えてしまった。がっかりしたが、とにかく再生してみると、録画されていたのは「国際のど自慢」という番組で、スイスのアマチュア歌手が歌っていた。

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8月13日の夢(買い物)

 スーパーで二つの籠を持って買い物をしている。一つにはぼくの真っ白なT歩シャツが、もう一つには野菜が入っている。他の買い物客がぼくに注意をするので、ふと見ると、野菜の籠は野菜から出てきた水がなみなみとあふれるばかり。これでシャツを濡らしたら大変なので、二つの籠を慌てて離す。
 古いお寺の境内を妻と、小さな天才少女を連れて歩いている。ぼくは少女に「危険だから、ロケットが発射されるまで待っていてね」と言って、地面に座らせる。

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8月9日の夢(トイレクエスト)

 インドからピアニストが来日するのを、調律師のH氏とその夫人とで待っている。H氏が持ってきた広告をぼくが眺めていると、それについてH氏が長々と夫人に説明しだしたので、ぼくは席をはずし、トイレに行くことにする。今何時かなと腕時計を見ようとして、それをどこかへ忘れてきたことに気づく。
 廊下に出ると、右には賓客用の立派なトイレがあり、ドアの前に立派なスリッパが置かれている。左側には「学生用」と書かれたトイレがある。そのドアをあけると、深い階段だ。下りたところは広いホールで沢山の芸大生たちが休憩している。トイレを探してもなかなか見つからず、あきらめかけた頃に、左に曲がった奥にトイレの表示をやっと見つけた。

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8月4日の夢(荒野の渋谷)

 自分の部屋で妻と寝ていると、新たに同じ部屋に住むことになった二人の男がはいって来た。そして、一人の男がぼくの耳元でガンガン音楽を鳴らしだした。「朝早くからうるさいじゃないか」と文句を言おうとして、時計を見ると、もう十一時だった。
 バスで妻と渋谷に行く。渋谷は荒野のようだ。ここから地下鉄に乗り換えるのだが、そこへ電話がかかってきたので、ぼくが出る。まだ眠いので2人とも二度寝してしまう。次のパスがやってきた音で目を覚まし、「もう地下鉄に乗らなくちゃ」と妻を起こす。妻は「さっき電話がかかってきたみたいだわね」と言う。ぼくは「あれはどうも夢だったみたいだ。だって、言っていることが訳がわからず、夢みたいだったもの」と答える。
 病院に若い看護婦見習たちと一緒に行く。これから看護師になるための試験を受ける彼女たちを「がんばってね」と送り出した後、ぼく一人だけ食事をすることにする。おいしそうなおかずの入ったトレイの蓋を取って、食べようとしたとたん、目覚ましが鳴って、目が覚めた。

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8月3日の夢(政変)

 東南アジアのある国に仕事で滞在している。知人の邸宅に、その家族と何人もの召使たちと一緒に宿泊する。突然、政変が起きたらしい。この国にとどまるのはもう危険だ。邸宅から主人の家族と召使たちと、それぞれ別の車で空港まで脱出することになる。ぼくはどちらのグループに合流すればいいのだろう? 考えているうちに、ぼく一人だけ置いていかれてしまった。慌てて裏口から道路へ脱出する。ちょうどそこへ召使たちの乗った車がさしかかった。みんな沈鬱な表情で、ぼくの顔を「乗らなくていいのか」という顔で見つめる。だが、何か言い難い感情で、ぼくは首を横に振る。もし、後ろから家族の車がやってきたら、それに乗ろう。だが、やはり主人たちの車はとっくに先へ行ってしまったらしい。
 歩いて空港への道をたどる。途中、宿泊所らしい建物に立ち寄る。廊下で二人の男たちが争っている。片方の男が相手に二枚のビラを投げつける。すると、間髪をいれず、相手はそれを拾って、投げ返す。その動作が何度も繰り返される。ぼくはそのビラが手りゅう弾のように爆発するのではないかという恐怖にかられ、そこから逃げ去る。
 子供たちが沢山の料理を作っている。向こうから葬列がやってくる。この料理は葬儀の常として、貧しい者たちに分け与えられるのだという。
 外へ出る。もうこの国に取り残された日本人はぼくだけだという寂寥感にとらえられる。

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7月29日の夢(歌舞伎町ツアー)

 新宿歌舞伎町のツアーに観光バスで出かけた。窓から見ていると、道路に木箱が置いてあり、中には果物がいっぱい詰まっている。バスは正面からその箱を轢き、ガタンッと乗り上げる。これもツアーのサービスの一つなのだ。
 和風のラブホテルにツアーのメンバー5人で入る。男3人、女2人なので、あとの4人はカップルとなったが、ぼくだけがあぶれる。奥の部屋に最初のカップルが連れ立って消える。その間にもう一方のカップルの女が服を脱ぎ始める。横を通りすぎながら、ちらっと横目で見ると、彼女は殆ど裸体で最後の1枚の布を取り去るところだった。
 手前の部屋には二つ布団が並べて敷かれている。ぼくはしかたなくその一つに横たわる。すると、最初のカップルがことを終えたらしく、風呂から上がった様子で、浴衣姿で横を通りすぎる。女の顔には「満足した」という充足感が漂っている。2人の体からお湯が一滴ぼくの顔に飛び、唇にかかる。汚いと思うが、まあいいか。ぼく自身は全く性欲を感じず、二組のカップルを羨ましいとも思わない。
 新宿に向かう道は次第に上り坂になっている。その道をUカメラマンが急ぎ足で登っていく。「待ってよー」と思うが、どんどん彼は先へ行ってしまい、追いつけない。
 しかたなく、手近なバス停に並ぶ。パスモを取り出そうとするが、ポケットの中に入っていたさまざまなカードが落ちて、地面に散らばる。何度も拾い直すが、何度も落ちてしまう。

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7月28日の夢(襖に写す映画)

 映画を見ている。スクリーンは大広間の間仕切りの襖だ。一つだけ襖が開いているのを、客の一人が閉めに行く。映画ではCGで作られた昔の東京湾の浜辺をできたばかりの新幹線が疾走していく。画面には「イエスタデイ」のメロディーが流れている。あれっ、この時代にこの曲はもうあったんだっけ?と思う。上映が始まるまではスクリーンに向かって、最前列でこちらに背を向けて座っていた外国人たちが一斉にこちらを向いて、観客に話しかけ始める。彼らは生身で上映に参加する、映画の登場人物たちだったのだ。
 上映が終わって、出口にある映画の関連本の売り場に行く。ぼくは脚立に上り、天井近くの棚にある本を物色する。そこから妻のいる地面に飛び降りようとするが、足が届かないので、とても不安を覚える。
 
 ここは下町である。線路を走る列車にフロントスピーカーが積まれ、少し離れた道路を走るトラックにはリアスピーカーが積まれている。その間の町並みには立体音響が流れる仕組みだ。今流れているのは合掌コンクールの中継放送だ。

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