9月6日の夢(2人の女性)

 2人の女性とビルのフロアに入る。一人の女性は現実の世界でよく知っている実在の女性。もう一人は実在しない女性だが、夢の中では二人ともぼくのよく知っている女性だ。
 前者の女性とぼくはすっかり打ち解けて、彼女はぼくの膝枕でとても官能的な雰囲気。でも、すぐぼくらの目の前で、静かに仕事をしているもう一人の女性に気配をさとられたくない。
 このフロアは今まで壁が全面ガラスだったのに、突然夜でもないのに、ガラスは真っ暗に変わる。まるで深海の底にいるかのようだ。
 2人の女性は夕方、ぼくを一人残して外に出て行った。前者の女性は左側の出口から、もう一人は右の出口から地上に出ていくはずだ。ぼくはまず左側の窓を覗く。しかし、女性は出てこない。それならと、右側の窓を覗く。こちらも出てこない。もう一度左側の窓を覗く。やはり女性は現れず、閉館のためだろうか、建物の出口に戸がたてられ、覗くこともできなくなってしまった。

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