11月7日の夢(イベント)

 イベントの休憩時間。桟敷席でぼくの前に立っていた青い浴衣の少女を後ろから抱き締めて、その場に座らせる。少女はぼくのされるがままに腰をおろす。ぼくは彼女に「お菓子を持ってきてあげるからね」と言い聞かせ、後ろの方にぼくが脱ぎ棄てておいた茶色の和服から、串にさした青い飴のようなお菓子を何本も取り出す。しかし、それらは皆途中から串が折れている。それを少女に渡すと、一本とってくれた。
 隣に座っている女の子にも飴を渡そうとする。彼女が選ぶふりをしているうちに、飴はいつのまにか黄色いバラに変わっている。そして、その花の中に女の子は煙草のやにを注ぎ込む。周囲の他の男女の観客にも、ぼくは形だけ「お菓子いる?」と尋ねるが、皆に「いらない」と断られる。

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11月6日の夢(会社の夢)

 会社がまた引っ越しをすることになり、ぼくはもう殆ど出社しないのだから関係ないと思いつつ、引っ越しの手伝いに行く。エレベーターはすごい混雑だ。社員たちはみんな集まっているが、今度は都落ちして長野あたりの田舎に引っ越すため、午後遅くしかトラックが出ないらしい。皆手持無沙汰の様子。これでは帰宅できるのは深夜になってしまうな。ぼくはもう関係ないのだから、途中で帰ってしまおうか。しかし、お腹が減った。ぼくはケーキの生クリームを自分の服の左袖にすりこみ、それをなめるようにして食べようとする。すると、皆が立食パーティを始めた。ケーキよりパーティ食の方がいいので、慌ててスプーンを探して、何か食べる。
 ようやく引越しが始まったらしいので、外へ出ようとすると、靴がなく、緑色のくたびれたスリッパが沢山置いてある。できるだけきれいなのを選んで、はく。

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11月5日の夢(病気)

 ぼくは重い病気にかかって、会社の小屋の中に布団を敷いて寝ている。すると、外で遊んでいた他社の若い男たちがわーっと中になだれこんできて、「この会社の中の一番中心にならなければならない人たちは皆寝ている」と騒ぎ立てる。そういえば、たまたまぼく以外にもう一人病気で寝ている社員がいたのだ。わが社の社員たちも社内に戻ってきて、「そうじゃないよ。一色さんは昔F組(某大手建設会社の昔の名前)にいて・・」と説明しだすので、ぼくは「そうじゃないよ。昔、ぼくはY社にいたんだ」と言う。それも何か事実ではない気がするのだが、みんなそれを聞いて「へえーっと」という顔をする。

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11月4日の夢(英国のホテル)

 英国のホテルでチェックインしようとする。ごったがえすフロントで、「チェックイン・プリーズ」と声をかける。そして代金を払うが、ぼくはなぜか大小二つの財布を持っている。ぼくは英語で話しているのに、どこから見ても生粋のイギリス人のフロントの男性は流暢な日本語を話していることに気づく。
 チェックインが終わり、男が「こっちへ来い。おまえは一番前だ」と言う。後をついて廊下へ出たぼくはてっきり「一番前の部屋だ」と言われたと思ったのだが、混雑の中でぼくは男を見失ってしまった。それに廊下には行列ができており、この列の一番前に並べと言われたのかもしれないが、今となってはどこが一番前なのかもわからない。

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11月2日の夢(小さな球)

 小さな店構えのしゃれたお店で小物を買った。その店の前にテーブルと椅子を出して商売している女性がいる。これがこの店のオーナーなのだという。彼女のテーブルが隣の店の前まではみ出しているので、変だなと思ったら、このあたり一帯のお店はすべて彼女の経営するものだという。
 ぼーっとしていたら、女性店員が「これ、お客様のボールペン」と言って、青いボールペンを渡してくれた。自分のものでない気がするが、受け取る。ぼくがまだぼーっとそこに立っているので、店員とオーナーはちょっと不審そうな顔。ぼくはすでに買った商品を受け取っていたのに、あまりにそれが小さすぎて気がつかなかったのだ。
 急いで店を出ると、外は真っ暗な夜で、おまけにそこは足場の悪い山道だ。ぼくは買ったばかりの商品を落としてしまう。買ったのは二つの小さな球である。慌てて手探りでそれを拾い上げる。
 帰宅して、球を台所にしまおうとして、また冷蔵庫の前で落としてしまった。それを拾い上げたところで、はっと気がつく。
 明日は会社の演劇祭で、ぼくも端役をもらっていたのに、全く台本を読んでいない上、それを会社に忘れてきてしまったのだ。さっきのお店で、忘れないようにとノートの表紙に大きく「台本」と書いておいたのに、なんとしたことだ。明日は文化の日で休日なので、ぼくが当然休みだと思っていた妻は、ぼくが明日演劇祭で出社すると聞いて、「なにー?!」と言う。

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11月1日の夢(切符を買う)

 駅で切符を買おうとしている。テーブルがいくつも横に並べられ、その後ろに一人ずつ駅員がいる。乗客はそれぞれのテーブルの前に行列を作って、切符を売ってもらっている。ようやくぼくの順番になったと思ったら、駅員は「ちょっと待って」と言い、ぼくとテーブルの狭いすきまをすり抜けるようにして行ってしまった。そのすきまがあまりに狭い気がして、ぼくは少し後ろへ下がる。
 やがて戻ってきた駅員は、ぼくに三枚の胸から上の自分の写真を要求する。それがそろえられないと、切符を売ってもらえないのだ。ぼくは三枚の写真を提出するが、それはいずれも濃度が薄くて、暗い。彼は一応それらの写真に丸をつけて、切符購入の許可をしてくれたものの、写真がうまく撮れないのはシャッターの押し方が悪いからだと言い、デジカメを取り出して自ら模範を示してくれる。カメラを左手で構えたら、左手の人差し指をシャッターに乗せ、その指を右手の人差し指で強く叩くと、素早くシャッターが切れるのだという。そんな裏技をいくつもぼくは教えてもらう。

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10月29日の夢(社内パーティ)

 会社で何かのパーティをやっているところへ、ぼくは遅れて参加する。立食パーティだ。ぼくもお皿に料理を盛って食べ始めるが、他の社員たちは食べ終わると、さっさと他の店へ二次会をやりに外出してしまった。それでも、2人の社員が会社に残った。ぼくはしばらく呆然としていたが、はっと気づいて後片付けをしようと流し台に向かう。
 流し台の上は汚れた食器が山になっていて、とても手に負えない。あきらめて、ぼくは自分の皿の汚れものだけを落とす。気を取り直して、仕事をしようとすると、ドアをパタンと閉められてしまった。慌てて自分のスリッパを探す。ドアの下から三足のスリッパが顔を出している。真ん中のスリッパがぼくのものだと思うが、その瞬間それは女性用に変わってしまう。あれっと思うと、またそれは男性用に変わった。
 ぼくも外出しようとする。傘を持っていない。雨は降っていないと思ったのに、やっぱり降っていた。それでもぼくは外へ歩き出す。

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10月27日の夢(人肉食)

 家に食べるものがなくなった。妻が「人の肉はいく日位で腐るものでしょうか」と言う。ぼくははっとして、「馬鹿なことを言うものではない」と答える。だが食事の時間になると,母だろうか、父だろうか、「誰か肉を取ってこい」と言う。誰も取りに行かない。けれど、母が取ってきたのだろうか。いつのまにか食事が用意されている。
 今、我が家は改築中で、大工さんたちが何人か家の前の空き地でお昼休みをとっている。彼らにも食事を出さなければならない。ぼくはお椀に入った饂飩のようなものを一つ手にして、その内の一人に手渡す。一つずつ運んでいたのでは間に合わない。ぼくはお盆を探し、その上に人数分載せて、運ぼうとするが、つまずいて一個を落としてしまう。だが、これは饂飩のように見えても人肉なのだ。どうせ不浄のものだから、いいのだ。ぼくは床に落ちた饂飩を拾って、お椀に入れ、大工たちに手渡す。
 みんなで食事を始めようとした瞬間、あたりは真っ暗になった。ごうごうと風が吹きわたる音がして、家の壁に火がついた。ぼくの服にも火がうつった。急いでもみ消す。機関銃の音が響き渡る。棒立ちしていたぼくは、気がついて、慌てて床に伏せる。ドアを蹴破って、銃を構えた人々がなだれ込んでくる。ぼくらが殺して食べていた被支配民族の人たちが蜂起したのだ。「生き残りを探せ」と男が言う。武装した人々は一斉に、死んだふりをしていたぼくをくすぐり始める。ぼくはこらえきれず、「やめてくれ。早く殺してくれ」と叫んで立ち上がる。人々の銃口が今まさに火を噴こうとしている。

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10月25日の夢(ズボン)

 会社で仕事をしている。ぼくの隣にいかにも仕事がバリバリできる感じの社外の女性が座り、ぼくの書いた雑誌の記事を読んでいる。どこかの女性記者だろうか。ぼくはその記事で、あるタレントのことを書いたのだが、実際にそのタレントをテレビ等で見たことがなかった。だから、そのタレントのことを何の形容詞もつけずに書いたのだが、スポンサーから「何か説明をしろ」と言われ、適当に「明るく、かわいい」という言葉を挿入したのだった。そこに目をとめた隣の女性は「ふん。明るくかわいいだって」とこれ見よがしに言う。どうやら、そのタレントは強情なことで有名で、およそ「明るくかわいい」女性ではなかったらしい。
 雑誌を読み終わった女性は、ぼくの方を見て、「あら、いいわね」と言う。ぼくがたまたま持っていた紐のようなもののことか、それともぼくの服装のことだろうか。彼女に言われて、ちょっとドキドキする。ところが、よく見ると、ぼくがはいているズボンは泥だらけではないか。慌てて会社に置いてある別の替えズボンにはきかえようとするが、それもかなりドロドロだ。そういえば何かがあって、ズボンを汚してしまい、ズボンをはき替えたことを思い出す。しかし、会社に替えズボンまで置いてあるのでは、洗濯に出すこともできないのではないか。
 トイレに行く。このビルにはもともとトイレがなかったので、ある部屋をトイレに決め、右側の棚の3段目に便器がわりのボウルを置いていた。しかし、そのボウルは見当たらず、部屋には子連れの女性がいる。子どもは男の子と女の子と一人ずつだ。

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10月23日の夢(三つのこと)

 いよいよ後数日で退職する。営業のMから取材先と取材内容を伝えられてはいたが、何か勘違いをして、取材に行かないままにしてしまった。だが、もうぼくがしなければならないのは、そんなことではない。むしろ、皆にアドバイスをすることなのだから、自分ではやらなくていいのだ。これから後、ぼくにできることといったら、三つのことしかないのだから。

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