11月1日の夢(切符を買う)

 駅で切符を買おうとしている。テーブルがいくつも横に並べられ、その後ろに一人ずつ駅員がいる。乗客はそれぞれのテーブルの前に行列を作って、切符を売ってもらっている。ようやくぼくの順番になったと思ったら、駅員は「ちょっと待って」と言い、ぼくとテーブルの狭いすきまをすり抜けるようにして行ってしまった。そのすきまがあまりに狭い気がして、ぼくは少し後ろへ下がる。
 やがて戻ってきた駅員は、ぼくに三枚の胸から上の自分の写真を要求する。それがそろえられないと、切符を売ってもらえないのだ。ぼくは三枚の写真を提出するが、それはいずれも濃度が薄くて、暗い。彼は一応それらの写真に丸をつけて、切符購入の許可をしてくれたものの、写真がうまく撮れないのはシャッターの押し方が悪いからだと言い、デジカメを取り出して自ら模範を示してくれる。カメラを左手で構えたら、左手の人差し指をシャッターに乗せ、その指を右手の人差し指で強く叩くと、素早くシャッターが切れるのだという。そんな裏技をいくつもぼくは教えてもらう。

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