8月21日の夢(乗車位置)

 ある日、理由も分からないまま病院に閉じこめられてしまった。数日後、また唐突に帰宅してよいと告げられ、解放される。駅へ行くと、ホームの乗車位置に長い行列ができているので、一番短い列に並ぶ。しかしそこは児童生徒専用の乗車口で、ぼくが乗り込むことができないまま、列車は発車してしまう。窓はすべて暗く目隠しされているが、中は満員であるようだ。ただ、二両連結の妙に短い電車である。ふと気づくと、乗車位置ごとの列はさらに長くなっていて、ぼくはどこにも並べそうにない。

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