9月6日の夢(歯車式携帯電話)

 電車で妻と出かけたが、明大前で乗り換えたときに、はぐれてしまった。携帯で呼び出そうとする。だが、携帯の蓋を開けると中には歯車があるばかりで、時刻表示もなければ、電話をかけることすらできない。地面にはロボット動物が這っている。紙のように薄い動物だ。どこかのマダムが犬を連れて散歩している。犬は平気でロボット動物の上を踏んで歩く。目的の駅に着くと、ホームに近い野外にテントが張られ、長いテーブルの両側に知り合いの詩人たちが座り、ぼくの歓迎会を開いてくれる。参加者の一人の女性が、会津磐梯山の民謡をジャズにアレンジして、上手に歌う。ぼくは不安な気持ちだが、皆といっしょに手拍子を打つ。

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