3月17日の夢(卒業式)

 会社にいると、「在校生代表として卒業式に出なさい」と指示される。社員全員が出席するのだと思って、行ってみると、在校生代表として呼ばれたのは少数の男性たちだけだった。そこは新しい社屋で、ぼくたちは出来たばかりの床に座る。総務部長のM氏が「少ししかいないな」と言う。ぼくはうっかり帽子をかぶっていたのに気づき、脱ぐとその下にも帽子があった。その帽子も脱ぐと、さらに帽子があった。野球帽を2つと黄色い学生帽を三重にかぶっていたのだ。総務部長がみんなにバナナを一本ずつ配っている。ぼくも貰いたかったが、ぼくを見ると、彼は回れ右して立ち去り、ぼくだけ貰えない。その場でひとり待機していると、ぼくだけ取り残されてしまう。とっくに卒業式は終わってしまったらしい。

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