7月30日の夢(女性宇宙飛行士)

 女性宇宙飛行士を今日は取材する日だ。カメラマン仲間と彼女の登場を待ちうけている。一度顔を見たのに、時間になってもなかなか彼女が現れない。「門の前に彼女がいるよ」と言う人がいたので行ってみるが、別人だった。
 ところが突然足元でぼくに挨拶する声がする。見ると、まるで一寸法師のように小さな女性宇宙飛行士がいる。おかしいな。前に会ったときはこんなに小さくなかったのに。でも、こんなに小さければロケットに乗って飛行するには便利に違いない。
 
 ノートを何冊もぼくは抱えている。それは詩人のA氏のものだと思うが、彼ははっきりしたことを言わない。ぼくは上半身裸で、恥ずかしいなと思う。でも、気がつくと、いつのまにかスーツを着ている。ストライプの柄がA氏のものとそっくりだ。見比べているうち、どっちがどっちだか見分けがつかなくなる。

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