5月18日の夢(少年と自転車)

 少年が舗道でぼくの前を危なっかしげに自転車に乗っていく。まだ練習中らしい。少年の自転車は左に傾いてバランスを崩し、ハンドルを左に切りながら足を地面について転倒を免れるが、靴が片方脱げてしまう。ぼくの背後から母親が「ほらほら、もっとうまくなると、そういうハンドルもわざと使えるようになるの」と少年を励ます。彼は泣きそうになるのを必死にこらえている様子だ。ぼくは行く手を少年の自転車にふさがれてしまったため、「バカヤロー! 早く行け!」と思っている。

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