5月31日の夢(下宿屋)

 下宿屋で生活している。ここでは生活の苦しい若い人たちのために寄付をするのが習慣になっている。しかし、ぼくはその習慣を断乎拒否することにする。部屋に寄付金集めのカートを押して入ってきた若者をぼくは外に追い出し、廊下で押し問答をする。いったん彼らは姿を消したが、またやってきて、ぼくから何かの分け前をせしめようとするだろう。どうせ何かとられるとしたら、大切なものは見えないところに隠し、どうでもいいものを外に出しておこうと思う。
 お腹が減ったので、下の食堂に降りていく。まかないのおばさんと一人の美少女がぼくを迎えてくれる。テーブルの上には、皺のある紙でて゜きた大きな器があり、これは便器だ。朝食の前に用を足していると、背後で女性の声がする。別の住人が朝食を食べに来たのだ。

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