4月30日の夢(聖なる山)

 聖なる山に登る。山には石段があるようだが、聖地なので、一面白い布に覆われている。ぼくのほか、たくさんの人たちが登っていく。頂上を目指すためには、ある場所から右折しなくてはいけないのに、勢いあまって二度そこを通り過ぎてしまった。戻りたくても、後からたくさんの人が登って来るので、押されてぼくは進退きわまってしまう。布をめくってもらい、石段を二度飛び渡って、やっと正しい道に戻ることができた。
 
 ホールを借りにいく。先に調整室のような所で待っていると、会場主が現れた。それは詩人のAY氏だった。2人とも挨拶を交わさず、互いに無視する。大きな窓があるので、さぞかしいい景色が見えるだろうと思い、覗き込むが、見えるのは客席ばかりだ。その窓の上に、というのはAY氏の上にということだが、写真か絵の額をかけようと思う。ぼくは持参した兄だか従兄だかの写真を掲げることにする。

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