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2013年09月08日

朝顔が沸いた


サーバの移転はなんとかうまくいったみたいだ。
そのせいかも ^^;) 朝顔の開花が9月に入って急にふえた。
咲きはじめた8月の中頃は毎日一〜二輪が1日で咲き終わるペースだった。9月に入ったここ数日は毎朝十輪ぐらい開花する。賑やかではあるけれど、みんなあっちの空の方を向いて咲く。はじめの頃は一輪ごとにこっちやそっちのほうを気ままに向いて咲いていたのに。
数が増えるとみんながそろって一方向に向かう、というのは自然の摂理なのかもしれない。
まもなく2020年のオリンピックの開催地が決まるらしい。

投稿者 oqx1 : 03:09 | コメント (0)

2013年08月17日

土曜の夜と日曜の朝顔


朝顔がようやくひらきはじめた。猛暑のせいか遅咲きだった。
そんな矢先、よりによって今日、土曜の夜、a Happy Blogのサーバを移転する成り行きになっちまった。
引っ越し先の天気が気になる。これが現行サーバでの最終投稿になるだろう。日曜の朝顔、ちゃんとひらかなかったらどうし曜日、と開花テストと願掛けを兼ねた一枚。南無




投稿者 oqx1 : 01:46 | コメント (0)

2013年07月25日

明るいiBookstore計画 5)

「iBookstore」の利用法というか歩き方の順路は次のようになる。

1. iTunesを起動し、iTunes Storeから「iBookstore」にアクセスする(前回の「明るいiBookstore計画 4」を参照)


2. 右サイドバーの「すべてのカテゴリ」のプルダウンメニューを開き、『フィクション/文学』をクリック。


3. 開いたページの右サイドバーのいちばん下「その他のフィクション/文学」から『』を選択、クリック。


4. 開いたページの右サイドバーの中ほどの『トップ有料ブック』をクリック。

または、左側メインステージの『全てのブック』→「全て見る」をクリックすると詩カテゴリの全ブックが表示される。

5. 作品掲載ページ
現在、
八木忠栄詩抄
うさぎじるしの夜
(水野るり子)
清潔で、満腹で、悲しくて
(淵上熊太郎)
ミルクパーパの裏庭
(坂多瑩子)
が登録、掲載されている。
一色真理の夢千一夜
はカテゴリが別になるためそのあたり次回に。

投稿者 oqx1 : 23:57 | コメント (0)

2013年07月05日

明るいiBookstore計画 4)

「iTunes(アイチューンズ)」というのは「iPod」「iPhone」市場の拡大と足並みを揃えて普及してきたApple発のiPod、iPhone用音楽管理ソフトであり配信システムでもある。
iPod、iPhoneやiPadはWindowsユーザーにも広まったため、いまではWindowsPCにもiTunesをインストールするのがスタンダードになっている。
iTunesは、「iTunes Store」というネットショップと連携し、いまや音楽配信だけでなく、ビデオやアプリといったソフトウェア販売までさまざまなサービスを提供しているが、そこにこの春新たに加わったのが「ブック」というジャンル、すなわち日本版「iBookstore」というわけだ。

「iBookstore」にアクセスするには、まずiTunesがパソコンにインストールされている必要がある。WindowsPCの場合こちら↓からダウンロードできる。
               iTunesをダウンロード

詳しいインストール手順はこちら↓のサイトが参考になる。
               TeachMe iTunes

● インストールが完了したら、デスクトップに作成される"iTunesのショートカット"アイコンをダブルクリックし、iTunesを起動。

iTunesの
アイコン
iTunesの画面

● iTunesの画面の左側の「iTunes Store」を選択(クリック)

● iTunes Storeのトップ画面。その上部のメニューから「ブック」を選択(クリック)

● iBookstoreのトップ画面。ここからが本題の「iBookstoreの歩き方」だけど、次回へ。


つづく

※「明るいiBookstore計画 2)」もご参考に。

投稿者 oqx1 : 18:23 | コメント (0)

2013年06月28日

明るいiBookstore計画 3)

iBookstoreの全体像をやっとつかめてきた。出品が可能になった時点で些か浮かれたり早合点していたようだ。もちつけ、いやおちつけ。
冷静になって見直すとiBookstoreはかなりよくできたシステムである。思いがけない発見があったりもする。本日の新発見!というかうれしいランキングに気がついた。

「フィクション/文学」→「詩」のページを見渡していると、右サイドに『トップ有料ブック』という順位のようなリストがあるのが目に入った。よく見ると、なんとその5番目に昨日エントリーしたばかりの『うさぎじるしの夜』(水野るり子 著)のタイトル名が載ってるじゃありませんか。一瞬目を疑った。なんじゃこれは !? 『トップ有料ブック』?早速売れてるってこと?そんなレポートは届いてない、まして昨日の今日であり唐突すぎる。もしかしたらiBookstoreのスタッフが有料かつ優良と見做しランクをつけてくれたのかしらん。

一番は宮沢賢治、中原中也ほか「…スゴい詩人18人」というブック、2番は金子みすゞ、3、アロイジウス・ベルトラン、4、タゴールに続いてのNo.5だ。凄いじゃないか。そこで『トップ有料ブック』というタイトルをクリックするとランク全てが表示され、No.6は『八木忠栄詩抄』だった。うーむ、iBookstore、恐るべし、いや、敬すべきか。
『トップ有料ブック』の意味合いがいまいちよくわからないが、このことひとつだけをとって、iBookstoreはとてもよくできたシステムであると言ってしまおう。

ところでiBookstoreにアクセスする手順は多くのパソコンユーザーに周知されているのだろうか。
そこが気になる、ので次回はiTunes Store、iBookstoreへの接続についてふれてみようと思う。

つづく

投稿者 oqx1 : 20:54 | コメント (0)

2013年06月27日

明るいiBookstore計画 2)

巨大化するiBookstore。そこでどのようにして注目を集めるか。出品者にしてみれば、エントリーしたブックスがストア内でどのようなコーナー、位置にあるかは最大の関心事だ。が、そのあたりのガイダンスがなく、ポジションがつかめなかった。(以下iBookstoreの歩き方として参考にしてください)

数日あれこれ見当をつけながら探っていた。
そもそも出品手続きの時点でカテゴリを決めるのが必須で「電子ブック詩集」は当然ながら『詩(Poetry)』のカテゴリを指定している。よって『詩』のカテゴリが直感的に見つかれば話は早かったのだが…
そうこうしているうちにふと気づいた。どうも視野狭窄になっていたようだ。あらためて「フィクション/文学」のカテゴリのページを見ると、右サイドの下方にサブカテゴリのリストがあり、『詩』のカテゴリが小さく明記されていたのだった。やれやれ

そこで「フィクション/文学」→「詩」と進む。前記と同様、最初のページは大きく「新規追加」「人気作品」「全てのブック」と分けられ、それぞれ大手出版社系の「おすすめ」ブックスが占拠している。ので「全てのブック」→「全て見る」を開く。予想どおりすごい量のブックスが並ぶ。が、思いのほか早く見つかった。ちょっとスクロールをしたところで、あっ、あった。『八木忠栄詩抄』をやっと見つけることができたのだった。

わたしの不注意といえば不注意、けれど、出品者以上に、なによりも読者への道しるべとして、そのあたりのガイダンス、あるいはカテゴリの立て方がすっきり整理されれば、『詩』とりわけ「電子ブッック詩集」への認知度、関心はきっと高まるにちがいない(もちろん売れ行きも ^^;)、と思った。

つづく

投稿者 oqx1 : 13:43 | コメント (0)

2013年06月26日

明るいiBookstore計画 1)

「電子ブック詩集」のiBookstoreへのエントリーをようやく実現したものの、新たな難題が浮かび上がった。そううまく事が運ぶはずもないことは予想していたけれど、困ったのはそれがiBookstoreのシステムというかスタンスによるものだったからだ。

『八木忠栄詩抄』のOn store(掲載)が決まったので早速iTunes Store(のなかのiBookstoreのなか)のどこにどのように掲載されたのかワクワクしつつ確かめてみた。街の書店で言えばどのコーナーのどの棚の辺りに並んでんだろ?ってこと。
ブックの中身を紹介する独立した情報・購入ページそのものにはすぐアクセスできる。が、全体のなかでのそのブックの位置関係、つまり街のお店で言えばお店全体のなかの位置、場所がはっきりしないことにはお客の目に留まらない。

そう、目に留まらないのだ『八木忠栄詩抄』。どこに並んでいるやら見当がつかない。
iTunes Store(のなかのiBookstore)のTopページは、当然といえばまあ当然だがベストセラーや売れ筋ブックが占拠している。そこを素通りして「すべてのカテゴリ」→「フィクション/文学」に進む。大きく「新規追加」「人気作品」「歴史フィクション」とある。が、そこもまずはメジャーものが占拠している。そこで「新規追加」→「全て見る」しかないかと覗く。と、いやはやすごい数のブックスが陳列されている。日本版iBookstoreはスタートからまだ3ヵ月ほどしか経っていない。なのにいまやネット上の一大電子ブック書店と化してることをいまさらながら知った。

が、その「全て見る」をスクロールしても見つからない。なぜだろう。探し方がまちがっている?あるいはOn storeしたもののApple側で細かい手続きが遅れているのかもしれない。と都合よく解釈してしばらく様子を窺うことにした。

つづく

投稿者 oqx1 : 19:46 | コメント (0)

2013年06月15日

電子ブック漂流記 15)

AppleのiBookstoreに、まずは『八木忠栄詩抄』を登録できた。やれうれしや!
長い道のりだったがTaxのトンネルを抜けたらあとはあっけなかった。
亜米利加の納税者となるべく亜米利加歳入庁(IRS)に申請し納税者No.を得る。その手続きがわかりにくく何度も頓挫した。が、最近になってネット上でリアルな体験談を発見し、それをお手本に申請したところ翌日嘘みたいにあっさり取得できた。

亜米利加の納税者番号が必要なのは、Appleの拠点が亜米利加にあることから、販売による税が日米両方で重複してかけられるのを避けるためだ。AppleもAmazonもこれを取得することを条件にしている。
数年来のしこりが解け、iBookstoreとの契約手続きは一気に完了した。続いてAmazontとも契約予定だが、ひとまずiBookstoreへの出品に専念することにした。

が、その直後、思わぬアクシデントに見舞われしばらく作業の中断を余儀なくされた。ようやく再開したのはつい数日前だ。いよいよこれまでの「電子ブック詩集シリーズ」をすべて出品しようと、まずは『八木忠栄詩抄』のエントリーを目ざす。
これまでの経緯からすればそう簡単にはいかないだろうと思ってトライしたが、案の定、何度もエラーを重ねた。
そして2〜3日がかりの試行錯誤の末なんとかOKになった。

『八木忠栄詩抄』はまもなく「iBookstore」に立ち並ぶことになった。
この先これまでの電子ブック詩集すべてを世界に発信できる。
『電子ブック漂流記』はひとまずジエンドにして、
明るい「iBookstore計画」をはじめようと考えている今日この頃だ。

つづく

投稿者 oqx1 : 04:24 | コメント (0)

2013年03月07日

電子ブック漂流記 14) iBookstore、オープン!

待望のApple「iBookstore」がオープンした。それも唐突に。あまりの不意打ちにそれなりの準備はしていたものの即応できずあたふたしている始末。

iTunesでブックストアを見るとすでに大手出版社の電子書籍が数多く出品されている。かなり前から大手出版社との根回しがすすめられていて、業界事情、権利関係等をクリアするや一気呵成でオープンし、サプライズを狙ったのだろう。つまり個人や中小のパブリッシャーはとりあえず二の次にされたということか。
これまでオープンを待ちわびてきた「ePub」フォロワーほど手痛い肩すかしを喰らった恰好だ。

とはいえ、これからでも遅くはない。すでにネット上で刊行した『電子ブック(ePub)詩集』をあらためて iBookstoreに登録すれば、認知度、普及度は格段に高まるだろう。なんといっても iBookstoreで扱う電子ブックのフォーマットは原則「ePub」形式 で、リーダー(閲覧ソフト)は「iBooks」をメインにしている。『電子ブック詩集』は早くから「ePub」形式、「iBooks」リーダーをフォローし、独自の表現スタイルとクオリティを追求してきた。

ともあれ、だいぶ前アメリカ版の iBookstoreに申請しようとしたもののTaxの関係で頓挫した登録手続きを、あらためて日本版でやり直さなければならない。が、これにもまだあれこれハードルがあって時間がかかりそうだ。そこをクリアできればこの「漂流記」もめでたく終章を迎えることができる。

投稿者 oqx1 : 21:22 | コメント (0)

2013年02月19日

電子ブック漂流記 13)

「abさんご」をやっと手にしたものの、横書き小説を読み続けるのはやはり苦行だった。
それでもなにか試されているような信号というかサインが送られ少しずつ船を進めるが、ますます視界不良になるばかり。けっきょくまた遭難してしまった。

縦書き、ヨコ書きの問題はつまるところ日本語の成り立ちに由来するのではないか。これまでの漂流の経緯からそうは思っていたものの深入りすることはなかった。というか避けた。荷が思いから。が、平仮名ムーブメントが起きたせいでそうも言ってられない。少しカジっただけだが、平仮名というものが表音性と表意性のどちらにより基づくかで日本語の捉え方が違ってくるらしい。そこにヒントがあるかもしれないと針路をとることにした。

「abさんご」が平仮名中心の横書きを意図した理由は何だろう。
現代仮名遣いでは平仮名の一文字は原則一音だけに対応している。そこに意味はない。旧仮名遣ひではそうとは限らず、たとえば "e" 音にも「え」「へ」「ゑ」とあり、そこに意味が隠されていることもあるという。
「abさんご」では旧仮名遣ひの復権をネラッたのかと思っていたらそうではなく現代仮名遣いで通している。(組版活字がないから?)
ということは音に格別こだわったからだろうか。

アルファベットは表音文字で一文字一音、かつヨコ書きしか普通ありえない。
そしてそれはグローバルスタンダードでもある。
「abさんご」の "ab" は生命の選択を象徴してもいるだろうけれど、アルファベットと平仮名を並べることでなにか途方もない言語実験を暗示しているようにも思えた。


つづくka

投稿者 oqx1 : 23:55 | コメント (0)

2013年01月17日

電子ブック漂流記 12)

電子ブックの "縦書き" 実現にハシャいでいたらトタンに大雪を浴びせられてしまった。
今回の芥川賞。受賞者は黒田夏子さんという75歳の方で、年齢もさることながら、受賞作の「abさんご」が、"ヨコ書き" で平仮名を多用した斬新な作品であることが話題になっている。
この際、素直に考え直してみることにした。

作品の良し悪しが縦書き、ヨコ書きで決まるわけもないと思う。読みやすさ、見やすさの観点からとりわけ電子ブックの表示のありようを探ってきた結果の "縦書き" 重視。それにこだわった私。黒田さんはそのような観点をハナから不承知だ。「小説らしい小説は目指さない」「一見して読みにくい作風」、その姿勢を貫いている。これにはご自身固有の言語体験が理由になっているということだが、そのあたり日本語という言語に対する独自の執着と深い造詣が窺える。

つい先日の大雪の日、「詩と思想」誌の新人賞贈呈式の席でも、これと似通った出来事に遭遇した。授賞者の作品は、プリントされた写しこそ「縦書き」で表記されていたが、漢字混じりの平仮名を主体にやまとことばを駆使した詩情はいかにも先祖帰りの印象を受けた。受賞者は永方ユカさんという若い方だ。

期せずして平仮名あるいはやまとことば仕様がヨコ書き、縦書きでネジレながらもひとつの潮流のように現われた。世代を超えた女性の手で。これはどういうことだろう。
常識的にはやまとことばにせよ平仮名にせよ古来縦書き表記が自然だったはずだ。が、黒田さんの信念はそこにはない。永方さんの詩情はそこにある。縦書きヨコ書き問題の根は深い。漂流記はまだまだ続く。

投稿者 oqx1 : 22:52 | コメント (0)

2013年01月13日

電子ブック漂流記 11) テキスト文の縦書き、実現。

日本語の電子ブック、ことにePubブックの弱点であり「電子ブック漂流記 10)」の宿題でもあったテキスト文の ”縦書き” がようやく可能になった。
日本語の特性や味わいを生かすには ”ヨコ書き” ではもの足りない。あるいは読みにくい。疲れる。これは長編であるほどそうで、実際、これまで電子書籍になった日本語の ”ヨコ書き" 小説はいずれも不人気だった。

小説やエッセイ、そして詩。文字オンリーで構成されるこれら日本語の文芸作品を完全な ”縦書き” で「ePubブック」化する。画像や映像で代替えすることなくテキスト文のみで実現する。「電子ブック漂流記」がやっと辿り着いた新大陸であり原点だ。
これまでも”縦書き” を実現している電子ブック形式は以前にも触れたようにいくつかあった。また単体のアプリ*もけっこう多い。けれども、国際標準でありライセンス不要、汎用性が高くかつ格段に作成が容易なePub形式での実現はそれらとは一線を画すものだ。

縦書きにしたePubブックをたとえばiPad(iBooks)で見るとこのようになる。(画像をクリックすると拡大します)

yumesen.jpg

これはa Happy Blogユーザーであるisshikiさんのブログ「ころころ夢日記」を縦書きにしたものだ(算用数字はとりあえずヨコ向きだが縦向き可)。「ころころ夢日記」は一昨年『夢千一夜』のタイトルでヨコ書きによりePubブック化し刊行させていただいたが、これも近々縦書き仕様で再刊行させていただく予定だ。
縦書きePubブックは、ルビや傍点はもちろん、いわゆる禁則処理も可能で、書体の自由度も高い。もちろん実際の本のようにページをペラペラとめくる感覚も味わえる。iPhoneのような小型端末でも十分にブックとして実用に堪える。
うれしいことに、パソコンのブラウザでも縦書きePubブック対応がすすんでいて、SafariやGoogle Chromeでも読めるようになった。
ニポンでの電子ブックの展開はやっと本番を迎えたといえる。

つづく

*国際基準や汎用の仕様(フォーマット)に依らず、特定の書籍専用にプログラミングされた電子書籍。

投稿者 oqx1 : 22:54 | コメント (0)

2012年12月11日

S、OSだ。

OSというのは政党に似ているなあとしみじみ思う今日この頃。
そのこころは、OSはコンピュータを動かす中枢ソフトであり、政党は世の中を動かす中枢パーティであると。
OS(オペレーティング・システム)の世界では、少し前までウィンドウズOSとマッキントッシュOSという二大勢力が競い合ってきた。ところが、最近はスマホやタブロイドといったモバイル端末が普及し、それらを動かすさまざまな新OSが入り乱れていまや戦国状態。いまの政党状況というか選挙情勢によく似ている。見極め選択するのが大変だ。

スマホやタブロイド端末を動かす新参OSも2つの陣営に分かれている。アップル社の「iOS」とグーグル社が開発した「アンドロイド」。iOSはアップル社のiPhoneやiPad、アンドロイドはその他大手メーカーのスマホやタブロイド端末の中枢部分を担っている。最近マイクロソフト社の「ウィンドウズフォン8(OS)」というのも参入した。
これら第三極OSは、これまでのパソコン中心のコンピュータ社会をモバイルコンピュータ社会へ一変させるほどの勢いだ。
けれどもこの第三極OSどうしも競合が激しい。訴訟合戦にまでなっている。既存二大勢力がそのぶん延命するだろう。

ニポンのOSはどうなっちゃうのか。16日が楽しみでもあり怖い今日この頃だ。

つづく

投稿者 oqx1 : 02:35 | コメント (0)

2012年03月24日

電子ブック漂流記 10)

ここまできて急に視界不良、航行不全に陥ってしまった。
どこかで針路を間違ったのか、潮に流されたのか、突然サルガッソーの海にでも迷い込んだかのように。

縦組みヨコ組み問題を手がかりに電子ブック体験をなぞってきたが、肝心な何かが底のほうで抜けているせいではないか。と、振り返ってみた。そこでわかった。途中で "オルタナティブな道" にそれてしまい、"本"来の文字中心の、もしくは文字のみの電子ブックという原点からどんどん遠ざかっていた。

よくよく考えてみると「画像や映像の高品質化によって縦組みヨコ組み問題がきれいに解消する」というのは間違いではないにしても限られたケースでの話ではないか。いま試みている電子詩集(電詩ブック)のようなスタイルに限ってのことではないか。

文字オンリーと言っていい本来の文芸にとっては、縦組みの画像化や映像化は渋滞を避けてバイパスにスルーするようなもので、本質的な解決にはならない。小説のような長編であるほどはっきりする。何百、何千のページを一枚一枚の文字画像で構成する、あるいは映像で展開するのは至難の業だし、そもそも電子ブックとはいえない。
電子詩集(電詩ブック)は短編で、かつ、あえて視聴覚世界の方向へ舵を切りバイパス、というよりアナザーワールドを探ったものだ。いわゆる文芸(ジャンル)とはみなされない、であろうものだ。

文字文化、文芸という心臓を途中で(半分は意識的にだが)抜きにしてしまった、あるいは避けた。その時点で漂流がはじまっていたのだろう。
またふりだしに戻ってしまった。が、この漂流体験をなぞった、というか追体験した成果はある。なによりもこの一年の現実感を少し取り戻せた。

もういちど "オルタナティブな道" にそれる前まで戻って、リスタートしてみたい。が、いまは難しい。そうとう技術的、専門的な海域に突入することになり、いまのわたしのスキルでは遭難必至だから。次の機会にしよう。

投稿者 oqx1 : 01:11 | コメント (0)

2012年03月20日

電子ブック漂流記 9)

話が前後したりワープしたりでまさに漂流状態だが、さて...

そもそもePubというフォーマットに技術面でこだわったいちばんの理由は、Apple(iPad、iPhone、iPod touch)がこのフォーマットを標準として採用し、かつ飛び抜けた能力を持つePubリーダーを公開していたからだった。
「iBooks」というリーダーだ。

ePubフォーマットとそのリーダーの守備範囲はもともと文字から静止画像止まりだったが、「iBooks」はその範囲を映像(動画)や音声にまで拡張し、かつ高い品質でそれらを再現できるというスグレものだった。
そのことがわかって、ようやく「電子ブック計画(ePubプロジェクト)」はスタートしたのだった。

そこでまず着手したのが詩集のePubブック化だった。
10年ほど前、電子ブックの前身ともいえるCD詩集を手がけた経緯があるが、当時もいまも、文芸のジャンルで電子(ブック)化を図るなら「詩」がもっとも適しているんじゃないかというあまり根拠のない思い入れというか趣味嗜好があった。
映像(動画)や音声まできわめて高い品質で再現できる、ということは、縦ヨコ問題はきれいに解消するし、映像も朗読もCD詩集の頃をはるかに上回る高品質を実現できる、かもしれない。

ePub(フォーマット)+ iBooks(リーダー)
このメインとジブのふたつの帆を頼りに、漂流はつづく

投稿者 oqx1 : 03:19 | コメント (0)

2012年03月18日

電子ブック漂流記 8)

新型iPadの発売でなにより期待したのは「iBookstore」の日本(語)店のオープンだったが、今回もそれはないらしい。
そのせいで、こんどの新型iPadにはさほど興味をそそられなかった。発売日も忘れていたぐらいだ。

新型(三代目)iPadは二代目より画面の鮮明度が倍加したり、データの処理速度がだいぶ向上したらしい。けれど、iPadを電子ブックリーダーとしての側面から見れば、読む(見る、聴く)対象である肝心な本(コンテンツ)の需給の場がなければ、性能がいくら向上してもあまり意味がない。
電子ブックリーダーとしての性能は新型と旧型に大差はないと思う。ePubブックのフォーマットを表示する仕組みはおなじだから。鮮明度=解像度の差がいくらかあるかもしれない。そこは興味のあるところだ。

ePubブックがiPadでどのように表示されるか、パソコンのディスプレイに正確に再現するのはむずかしい。そこで近似的にパソコン(ブラウザ)でも見られるようにしたのが「Flash」というソフトを使ったウェブ仕様の疑似的電子ブックだ。

文字中心(静止画も可)に構成されたePubブックであれば、ブラウザの「Firefox(EPUBReaderをアドオン)」や「Adobe Digital Editions」といったツールによりパソコンでも閲覧できる。が、映像(動画)や音声も一体化したePubブックとなると、いまのところiPad(iPhone、iPod touchも可)ぐらいしか対応していない。

続く

投稿者 oqx1 : 20:29 | コメント (0)

2012年03月16日

電子ブック漂流記 7)

吉本隆明氏が他界した。
久しぶりに地下鉄で池袋へ向かっている途中、日刊紙の見出しで知った。が、さほど驚きはなかった。お年のことや体調のことを耳にしていたし、なによりも吉本体験ともいうべき荒野から帰還して久しい。それでも残り火はいまも尻尾のように後を引いているが。

池袋へ向かったのはジュンク堂が目あてで、ePubブックストアの本棚を飾る詩人の、ある"紙の詩集"がどうしても必要になり入手するためだった。幸いその詩集はすぐに見つかった。
そこで紙の詩集が並ぶ本棚にしばらく魅入っていたら『吉本隆明 代表詩選』という一冊が目に入り、迷わずいっしょに購入した。わたしは詩人としての吉本隆明には疎かったから。詩というものに関心を持つひとつのきっかけをもらった思いはあるけれど。

自宅に戻ったらテレビで吉本氏の訃報といっしょに「新型iPad」発売のニュースが騒々しく流されていた。新型iPadのことは前々から気になっていたが、今日のアタマのなかからすこんと抜け落ちていた。
銀座へ向かわなくてよかった、のか、どうか。

続く

投稿者 oqx1 : 23:50 | コメント (0)

2012年03月15日

電子ブック漂流記 6)

電子ブック化がいちばんすすんでいるのは、いまもコミック(マンガ)など画像をメインにしたジャンルだ。ヨコ書きでも違和感のないハウツー本やビジネス書、学習書といったジャンルも健闘している。
一方、小説をはじめとする文芸ものは、iPad上陸時には大いに期待され喧伝もされたが、さほど広まっていない。

ひとつには"縦組みヨコ組み"問題もあるが、電子ブックが流通する場、つまり書店環境がネット上に整っていない、あるいはいびつに形成されていることが大きい。
とくに、ePubブックを専門に扱うApple社の「iBookstore」や、Amazonの「Kindle Store」(ePubも扱う)といった立役者の日本(語)での開店が遅々としてすすまない。国内外の出版利権が複雑に絡んでいるからだろう。
個人が出展、販売できるオープンマーケットであることも、開店を阻む要因になっているようだ。

そこで、それならePubブックを専門に扱うネット書店を自前でつくっちゃえ、と立ち上げたのが「ePubブックストア」だった。

続く

投稿者 oqx1 : 01:22 | コメント (0)

2012年03月12日

電子ブック漂流記 5)

電子ブックらしさというのは、文字中心より、やはり画像や映像といったイメージ構成の妙にあるのではないか。
Alice for the iPad」という電子ブックを初めて見たときますますそう実感した。
もちろん携帯図書館としてたくさんの図書を持ち歩け、いつでもどこでも好きな図書が読める、それが電子ブックのいちばんのメリットではある。が、それだけではいまひとつ醍醐味というか面白みに欠ける。

個人が自分で電子ブックをつくる場合、これを一般に"自炊"と言っているが、いちばん多いのが紙の本をページごとにイメージスキャナでデジタル画像に変換し、それをPDFやePub形式に再構成するというものだ。かなり手間のかかる原始的なやり方だが。

そこでは文字は画像として扱われるわけだが、最近のデジタル機器は高性能で、画像化された文字でも見栄えは紙印刷の状態と比べてほとんど遜色がない。むしろそれゆえ、パソコンなど端末装置に組み込まれた機種依存文字(フォント)より審美性が高く、バラエティにも富んでいる。

このことからもわかるように、文字をはじめから画像として扱えば、フォーマットや技術的な背景など関係なく"縦書き”は実現する。これをもう一歩押しすすめれば、文字(縦ヨコ問わず)、イメージ画像、さらには音までパッケージ化した魅力的な電子ブックを実現できることになる。もちろんePubで、だが。

続く

投稿者 oqx1 : 20:04 | コメント (0)

2012年03月11日

電子ブック漂流記 4)

今度の電子ブック維新はApple社のiPadから起動した。
わたしにとってもそうで、そのインパクトはビートルズ、ピストルズの時と同じぐらい鮮烈
だった。
iPadそのものは電子ブックを読むためとは限らない多用途の端末装置(デバイス)だ。けれど、そのフロアには電子ブックというワンダーランドへの扉をひらくカギが周到に落とされていた。それが主役であるかのように。

このあたりの経緯は以前紹介したことがあるが、かくして「iPad → 電子ブック・リーダー → ePub」というワンダーランドへの道筋がひらかれたのだった。ePub形式にライセンス料がかからないことも大きかった。誰でもePub形式の電子ブックを作成し公開できるということ。そして読める。これがじつは決め手になった。

一方、「XMDF」や「ドットブック」は有償で、ことにXMDFは高額なライセンス料を要し、大手出版社等にしか扉がひらかれていなかった。大手出版社にしても本音は電子ブックの普及を警戒していたから、XMDFを導入したとしても一部の売れ筋ジャンルを除いて取り組みは消極的だった。よって、ニポン発の電子ブックは限定的にしか広まりようがなかった。ここにきて黒船ePubに倣って、XMDF作成のためのツールが無償化され(販売にはライセンス料が必要)いくらかハードルは低くなった。

ヨコ書きの自由と縦書きの不自由。そんな舶来と国産の悩ましい問題。そこに絡むソフト、ハードにわたる技術的問題。本は誰のものかといった問題。権利関係、国際標準。それらの決済は次のステージへ持ち越されるかもしれない。
が、オルタナティブな道もじつはある。あった。

続く

投稿者 oqx1 : 01:56 | コメント (0)

2012年03月09日

電子ブック漂流記 3)

電子書籍ブームはじつは二度目で、10年ほど前に第一次のミニブームがあった。
その頃は国内が舞台でマーケットもまだ小さくジャンルもコミック等に限られていた。「XMDF」や「ドットブック」といった国産の優れた電子ブック形式(フォーマット)も生まれた。
ここにきて書籍全般にわたる本格的な電子化ブームが起きているのは、AppleやAmazon、Googleといった黒船を先頭にグローバルな電子ブック化の波が押し寄せてきたからだ。iPad、iPhone、あるいはKindleといったリーダー(読む、見る、聴く、高度な装置)を従えて。

グローバルな流れのなかで電子ブックの形式(フォーマット)の標準化がすすみ、いまのところ「ePub」というフォーマットが事実上の国際標準になっている。ライセンス料もかからず、誰でもePubフォーマットの電子ブックを作成し公開できる。
ところがePubには" 日本語 "の電子ブックにとって困った不備というか瑕疵があった。
グローバルな仕様だけにヨコ書き文化圏の文字組みが優先、というよりヨコ組みに限られ、縦組みができない仕様なのだった。最近になって縦組みも可能な新仕様が発表されたが、実用化への先行きは不透明だ。

そこで再浮上してきたのが、かつて第一次ブームの頃に開発された「XMDF」や「ドットブック」だ。これらは国産だけに縦組み機能が備わっていたのだった。

続く

投稿者 oqx1 : 21:55 | コメント (0)

2012年03月08日

電子ブック漂流記 2)

電子ブック漬けは大震災のショックを緩和するのに好都合だったのかもしれない。
本という観念の投影装置をさらにヴァーチャル化するのが電子ブックだ。イメージの投影に格別向いているだろうことは当初から予想できた。画像や映像、音声をメインにしたもの。たとえば写真集や絵本、コミックス、アニメーション...

では「本」来の " 文字 " についてはどうだろう、と考えると、そこには日本語の壁が縦書きに立ちはだかっているのだった。いまどきヨコ書きだっていいじゃんというヨコヤリも内心あるにはある。このブログだってそうだし、雑誌だって...と。
けれども、意味や論理を追うのが主眼ならいいが、形象美としての文字、そこに潜むニュアンス、流れるように視覚に訴える文字列の味わいは縦書きにかなわない。それと、小説のような長編になるとヨコ書きを読み続けるのはさすがに苦痛だ。これは習慣にもよるだろうけど。
村上龍が昨年電子書籍化した『歌うクジラ』を読んでみたが、やはりヨコ書きのせいだろう途中でギブアップした。

縦書きの電子ブックがないわけではない。
と、つづく

投稿者 oqx1 : 00:49 | コメント (0)

2012年03月07日

電子ブック漂流記

昨年の3月5日に初めて電子ブックというものを刊行してからちょうど1年が過ぎた。
ePubブックストアというウェブサイトを立ち上げた。が、直後に3.11大震災があり、いったん開店休業やむなしとなった。

その後再開し、のろのろ何かをやっているうちに早1年、マイブログを再開しなくちゃ、と不意に、平常心というか正気に戻った。この一年は戦時中だったのだ。かちわり生活も強いられた。

大震災と電子ブック。この一年の出来事がどうも現実感があるようでない。なにがどうしてどうなったのか、はっきりしない。もしもし電子ブックって?
と、続く...

投稿者 oqx1 : 05:12 | コメント (0)

2011年03月10日

電子ブック、出口。

アメリカでは電子書籍のせいで大手書店が倒産したり、個人書店の経営が圧迫されている。と、テレビが伝えていた。
電子書籍や電子リーダーの普及によって紙の書籍がなくなるなんてとても思えないが、現にアメリカでは進行していると。一方で個人書店は地域密着、作家直結型の販売スタイルを模索し、紙の復権を目ざしているとも...

ここ数ヶ月、電子書籍の落とし穴にハマってしまい、パソコン相手に冬ごもり(引きこもりともいうらしい)状態だった。やっと穴から春が見えはじめたと思ったらこんなニュースが舞ってきて、おいおいおいらは浦島太郎かって。この間、パソコンを前に、読んだ教科書は10冊をくだらない。ぜんぶ紙の書籍だ、電子書籍関連の ^^;)

欧米で紙の書籍が電子書籍によって駆逐されるとしたら何故だろう?
一方、ニポンではまずありえそうもないのは...?
たぶん言語の型が思いきり違うからじゃないだろうか...
と、気になって眠れない春なのだ。

つづく

投稿者 oqx1 : 04:33 | コメント (0)

2010年11月01日

電子ブック、改札口。

以前試みたCD詩集をどうしても電子ブック化したくなり、先日、rさんとfさんと横浜関内で逢った。横浜は十年近く住んだから土地勘があるはずだったけど、石川町の駅(北口)を出て迷ってしまった。なんとか目当ての店を見つけfさんと店に入りrさんを待っていた、が地元のrさんなのに待てども来ない。もしやと駅へ戻ったらrさんが兎のように凛として改札口に立っていた。

電子ブックはKindleやiPadの登場で一躍注目を集めているけど、前にもお伝えした「Alice for the iPad」で窺えるようにiPadはひとピョン先進的だ。動画がかなり自在に扱える。
いまのところiPadあるいはiPhoneでしか見られないが、いずれさまざまなReaderが出てくるだろう。アンドロイドという方式を使ったケータイ電話機もすでにお目見えしている(ちょっと小さくて見づらい)。パソコンのブラウザ上で見るには別の方式(Flash等)を要するので作るほうはやたらと手間がかかる。

で、作るとなるとMacintoshだけではむづかしいところがありWindowsに頼らざるを得ないこともあったりする。そこで二股をかけてたらWindowsがクラッシュしちまった。XPだけど...
クラッシュがパンク?...なんて、初めは余裕をかましていたものの次第に焦ってきた。
XP: c000021a Unknown Hard Error、とメッセージが何度も出て、セーフモードにしようがリカバリを試みようが答えは変わらない。長年PCとつきあってきたが、これほどキッパリ宣告されたのは初めてだ。

メインのマシンはMacintoshなのでいくらかカバーできるけど、グローバルスタンダードの形式や確認ができない。必死で蘇生しようとがんばったがあえなくお亡くなりになったようだ。横浜関内でrさんからXPマシンが壊れWindows 7に買い替えたってお話を伺ったばかりだ。もしや、それがお告げだったんじゃないかって。というか、Windows 7になったらXPでちゃんと見えていたCD詩集がうまく表示されなくなったとも伺い、Windows 7を導入して確かめようかどうしようと迷っていた矢先だった。
機械もまた魔界化する。

Windows 7をこーにゅーしなーーさい。ウーーーーーーム、くそ
まあ、グローバルスタンダードのセカンドマシンだからと中古で手に入れて3〜4年、けっこう長生きしたともいえる。ジタバタしても仕方がない。仕方をあきらめて明日はあきはばらだ。

投稿者 oqx1 : 04:37 | コメント (2)

2010年10月09日

ものいえば

唇寒し検察審

唇寂しセブンスター

と、このところの唇攻撃連発でノックダウン寸前だったけど、かろうじてiPadのゴングで救われた。
iPadのアプリケーションソフトには気晴らしにうってつけのがたくさんあった。(無料のものも多い)
オセロ(PONOS REVERSi HD)、将棋(MURATA SOFTWARE)、ボウリング(10 Pin Shuffle)、金魚すくい...といったゲーム&対戦もの、「Magic Window」という風景推移や「Planets」という超プラネタリウム世界を映し出す癒し系...
なかでも目を見張らせたのが「Alice for the iPad」という電子ブックだった。

英文(横書き)だけどそれを初めて見たときには、ジョン・テニエルのイラスト(1865年当時)がそのまま使われ、それが高度な動画効果や指先タッチでいろいろな変化を起こすのを体感し身震いさえした。
これに似た試みはだいぶ前に水野るり子さんや淵上熊太郎のCD詩集 = ポエムービーで展開した経緯があるけれど、それはフラッシュ(Adobe Flash)というソフトウェアによって実現したもので、iPadではいろんな事情によって再現できない。

それゆえというか、余計にというか、iPad(あるいはKindle)上に再現したくて止まらない今日この頃、iPad上ではすでに「青空文庫」が「i文庫HD」として縦書きで電子ブック化されていた(これは文字テキストベース)。
予想を超えるスピードで電子ブック化がすすんでることをiPadを通して知ったのだった。

ものいえば 唇ビビる 電子ブック

ついでに面白いというか驚いたのが、「SoundHound」という、ある曲のメロディは覚えているけど、誰のなんて曲だったかわからないとき、ハミングすればピタリとその曲を当ててくれるって、唇うれしいアプリもとりあえずダウンロードしたりした。まだ試してないけど、

投稿者 oqx1 : 04:37 | コメント (0)

2010年09月12日

もばいく

今夜は三日月ぐらい、一昨夜は二日月ぐらいだった。二日月ぐらいだと都会では肉眼じゃなかなか見えにくいようだが、三日月ぐらいにもなるとしっかり見られるはず、だがいまは見えない。階段も三日月竜も御位牌も...

二日月は秋の代表的な季語らしいが、季語になるくらいだから昔はさぞよ〜く見えたんだろうなあ。
そこで一昨日夕べの一句

影立ちぬいざ生きめやも二日月

このぶんだと今年の十五夜、中秋の名月は9月22日の夜になるようだ。中秋(旧暦8月15日)と仲秋(旧暦8月)ではちょっとちがうってのもはじめて知った。

俳句は語が七めんどくさすぎる。といって川柳は着流し風情のハスっぽさがイヤったらしい。
ので勝手に、モ 俳"句(ネット限定)ってことにしてmixiでひとりで遊んでるものの、密かにだれかバイク(ママチャリ可)に乗って乱入してくれないかなあと願をかけたりしてる始末。
そういやヒッチ俳句ってのもあったような

投稿者 oqx1 : 23:35 | コメント (2)

2010年08月31日

ミンイミンイと夏がゆく

このところツイッターをきっかけに俳句というか川柳のようなものに興味を持ちはじめ、mixiで遊んだりしている。「きっこのブログ」の捕虫網に採集されちゃったのか?どうか。かつてはそういう定型ってのが無闇矢鱈とイヤだったものだが、面白くなっちゃったんだから仕方がない。

やってみると気分が晴れる。くそ暑い夏だがやっぱりナツが好きだナチがナンダとじぶんの意識がはっきりしてくる。一年中がナツだったらいいんじゃまいかってくらいサンバがスキューバしちゃう。夏草や オラにしみいる せみの声 だっけ?蝉が生きてるかぎりナツなのだ。


が、まだナツここナツなのに蝉時雨がさすがに掠れてきたような気がする。
一方、またぞろ選挙モードにスイッチが入り、カスゴミ利権屋どもが騒ぎはじめた。
さっきもどっかの番組でカネカネカネカネ鳴いていた。おまえらのことだろって。
そこで一句

ミンイミンイと日がなカナカナいけシャーシャー

と、書いていたところ本当のミンイってのが聞こえてきた。
きっこさんが自ら立て、この a Happy Blog のトップページにも貼られた「民主党の代表選、誰を支持しますか?」がスゴイことになっている。
これがすべてといわないがひとつのバロメーターにはなる。カスゴミどもの調査など嘘も八百屋の長兵衛で世論誘導だけが目的だってのがよくわかる。
よろしかったら、あなたもポチッと如何。

投稿者 oqx1 : 21:12 | コメント (0)

2010年08月19日

mixiでミクシング

ここ数日、自分の関心事にmixiがぶり返してしまった。
ぼくはmixiにうまくなじめず、というか不案内で、ずっと放置状態にしてた。そこへ思いがけない知らせが飛び込んできた。ちょっとした情報のミクシング(錯綜)だったけど、mixiの威力を思い知ったのだった。(i さん、すいません)

mixiではいろいろな情報が共有されるため、たとえmixiを拠点としてなくても、自分の別の拠点(a Happy Blog等)での発信が知らずにmixi内に伝わり、混乱のタネになりかねない。もちろんmixiでの自分の設定がしっかりできていれば避けられるのだが、最初のマイミクの設定にミスがありそのまま放置したため起きたことで非はこちらにある。ってことは、この間(2年以上?)なにかしらネタをまき散らしてきたってわけだ。(これはO'sにとってのみの話で他のa Happy Blogユーザーやmixiユーザーには当てはまりません)

これをきっかけにマイミクの設定をちゃんとすることで、どうやら無用の混乱はおさまったようだが、皮肉にも再びmixiに関心を持ち始めちゃった。a Happy Blogのmixi版は「a Happy Tour」として一時開設されていたものの、要領を得ないまま今はない。が、この件でかなり要領が飲み込めたのでこれを復活するのもいいかなあ、とまたアフォの虫が騒ぎ始めた今日この頃だ。

投稿者 oqx1 : 20:30 | コメント (0)

2010年07月20日

つづく!iPad

深夜にどっかのテレビチャンネルで「お願い!ランキング」という番組をやっていて、なぜか観るタイミングがよく合う。
通常、テレビはつけていても音を消し(たとえサッカーであっても卓球であっても)もっぱら音楽を聴き作業しながらたまに画面を観るのが習慣で、まともにテレビを視聴することはあまりない。なのに、この番組に限ってけっこう見届けることが多い。よほどお願いがあるからか?

きょうはiPadの歩き方?みたいなコーナーで、勝間某という女性が最新のお気に入りのiPadアプリケーションソフトの案内をやっていた。ある意味(あ"の意味)ショックを受けた。おいらはiPadを無意識のうちに完結したつまり閉じられたシステムとして見限っていた。インターネットを含めてのうえで。

iPadではiPad用にたくさんのアプリケーションソフトが用意され、提供され、開発されていることをなぜかそっくり見過ごしてたってわけだ。普通のPCだっておなじようなアプリケーションソフトはいくらもある。あたりまえのメニューのように。そのせいだろう。
が、iPadというテーブル(タブレット)のうえではそのあたりまえの料理がまったく違った料理になる。PCとおなじ料理のようにみえるが味がぜんぜん違う。ラーメンであれなんであれよくアリャ!ってなことになるのとおなじだ。これもあたりまえだけど。

コンピュータの心臓を持ちながらコンピュータではない。家電というのもちがう。オモチャ?というのもちょっとそぐわない。考えあぐねているうちに、ふと "空気さなぎ" に思い至った。村上春樹のあの1Q84というファンタジーが辿るひと筋の謎の通路、物体だ。Book 3も手に入れて読んだけど、これはまだまだ "つづく" しかないなあと思った。iPadの報告も "つづく" しかない。

投稿者 oqx1 : 05:11 | コメント (0)

2010年07月04日

揺らぐ!iPad、ブレない?カスゴミ

不思議な林檎ランプの詩(童話/尾崎まこと作)をruriさんが紹介しているのを読んで、もしかしたらiPadも芯に小さな炎が灯ってるのに、ぼくが気づいてないだけかもしれないとふと思ったりした。

じつのところ先入観が先走って奇妙な果実(林檎)なんて、ちょっとハスな感想を書いたりしたけれど、あらためてちゃんと齧ってみなければと思う。
もっとも核芯を理解できた頃にはもう秋どころか冬だったりして ^^;) → jinbei殿) 宇宙の揺らぎを口にして余計に宇宙人呼ばわりされた前総理だが、偏微分とか多変数解析とか超むずかしい分野で博士号(正式にはPh.D.)までとったその思考の核芯がなかなか理解されないようにね。炎は揺らぐものだ。ま、ちょっとコジつけっぽいが。

それにしても、ネットというのは思いがけない知恵やイメージに満ちている。宇宙とまでいえなくても壮大な図書館であるには違いない。
ブレるとかブレないとか、表層だけを見てつまらない報道ばかりやっているどこぞのカスゴミなどよりよほど有益だ。
ヒトラーのように首尾一貫しろと、それならそれでいい。そう言え。だがこいつらが日々言っていることがブレブレなのは周知のとおり。

こんなキモい言い草が通用するようになったのは、コネズミとかいう駄法螺男が「わたしはブレない...」などと大ボラを吹き大手スカゴミどもがその流通(言)飛語に買って出たからだ。 都合のいい駄法螺や当局のリーク、デマにはすすんで乗っかり、言論の自由を声高に言い立てながら、裏では言論統制を平気でやってのける。公職選挙法改正の成立を阻み続けているのもこいつらだよ。報道ひとつしない。
公職選挙法が改正され、ネットでの選挙活動が解禁されていちばん困るのがこいつらだからだ。こいつらだけが選挙報道もできるという特権をなにがなんでも手放したくないわけだ。

ほんとうはこいつらにこそレッドカードを突きつけるべきなんだ、とブラジル萌え(炎)が揺らぐばかり。話は遠く飛ぶが映画も曲もよかったなあ、ブラジル1Q84(ちなみにこのO's Blogのタイトル画像はそれがルーツ)
そこでふっと舞い戻ったところ、iPadはやはり映画やビデオやYouTubeを美しい映像で堪能したり、好きな音楽を味わったりフォトアルバムを作って楽しんだりする初心がいちばんかなあと、そんなところだった。とりあえずだけど

投稿者 oqx1 : 00:13 | コメント (0)

2010年06月26日

とほほのiPad報告

iPadを使った報告をしろよ、しなければ、と焦りつつもあまり気分がのらずワールドサッカーにうつつをぬかしていた今日この頃、まずは決勝トーナメントに行けたしiPhoneの新型も出たしでほっとひと息三百米、気分がはずんだ。

iPadは魔法のようなデバイスではなかった。奇妙な果実(林檎)と言ったほうが似合っている。
前に「モバイル用の高度なネット環境の実現と、画像や映像の処理と保管、再生のハイビジョン化、あるいは電子ブック化等にいたく魅かれた」と書いちゃったところはそうハズレではなかった。けれど、それ以前の当然あるはずの(と思いこんでいた)PC機能が、アレ?ない......のだ。
USBのポートが、TCP/IPの装備が、Webに不可欠のFlash対応が、そしてなによりもカメラ搭載が、ない、ない99%なのだった。

こうなると、3月の幻の発売予告があったあのとき店員が言った「iPhoneかiPod touchと機能もさほど変わらないし、サイズが違うくらいだと思いますよ、たぶんですがね...」が正しかったことになる。それどころかiPhoneにさえカメラ機能はあるぜ、って正の二乗は悪になるのだった。

これはわたしにとってであり、十分エンジョイされている人も多いと思う。要は目的次第でおいしいとも思えるだろうし逆もあり得る、というのが現状での感想だ。奇妙な果実(Strange Fluit)と言ったのはそういうことで、それと新iPhoneも合わせたApple社の最近の戦略というか商法に昔からのMacユーザーとしての異議もある。
むろんソフトバンクというニポンの電気通信事業会社によるところも多く、そのことはいずれレポートしようと思う。

投稿者 oqx1 : 05:43 | コメント (1)

2010年05月12日

詩は好きだ、から書かない、こともあったりする?

このところ、唯物論者とかリアリストとか公言したり図に乗ったり(昔からだけどね)してたのが怪しくなってきて、なにかぼんやりとりとめのない浮遊状態になっていた。
ぼくは詩というのに触発というか挑発されても、だからといって反応はしても自分でその反応をコトバにする初動はない。いや、ビジュアル化は好きで水野るり子さんの詩や淵上熊太郎の詩には迷惑なくらい反応した。

そのあたりがいつものなりゆきだけど、このごろそこにココロというものがいたくシンクロするようになった。
というのは、aoiuemさんの杖や星笛館さんの帚のせいもあるが、谷川俊太郎さんと淵上熊太郎、そこに楠かつのりさん(「詩のボクシング」の黒幕)が加わった'95〜6年頃ぐらいに撮ったらしい、あるビデオの記録をデジタル化してくれってことで、門外漢なのに関わってしまったからだ。
10年以上過ぎここにきてはじめて見たんだけど、3人それぞれ屈託のない発言が自然に映し出され、とても愉快で共通感覚を目覚めさせてくれたのだった。

DVDはようやくなんとかまとまった、が、その記録はずっと公開されていなかったものだ。別にマル秘とか門外不出でもないらしくご希望の方にはお届けしてもよいと。著作権のようなものはあるかもしれないがあまり気にしてなさそうだ。なにより詩人という存在の根拠のようなものがそこはかとなく伝わる。そうとう面白い記録だ。ご興味があったらご一報くださいませ。お届けします。

info@a-happy.jp

投稿者 oqx1 : 04:25 | コメント (2)

2010年04月16日

明るいLP計画 3)

ちょっと前、明るいLP計画 1) でApple社の「iPad」のニポンでの発売が来年になるかもしれない、なんて機器間違いかもしれない情報を得たことを書いた。がっかりしたものの、直後にニポンでも4月末発売といったん確定したらしくワクワクしていた。が、それもとこのま* 米本国であまりに売れ過ぎ、ニポンでは5月半ば過ぎに延期になったらしい。おい、おい、5月半ば過ぎといえば普天間問題がどうなるかの瀬戸際じゃないか。

米のiPad(ジョブスは好きだけどね)を購入するか、その勘定を泣いて移し替え沖縄へ支援に行くか、支援に行くに決まっている。鳩山の腹案というか本心にもかかっている。米基地、駐留軍をすべてグアムかテニアンへGo Homeさせる。鳩山はやるだろう。やるにちがいない。いや、やれ。多くの市民や同世代のベビーブーマーの大半はそう願っていると思う。だから鳩山政権の支持率は30%を切らない。切っているのは旧勢力に対し膨大な借り(既得権益)がある某通信社、某読売、某サンケー、某朝日、および某系列テレビ局の誘導調査の結果だ。まあマスコミ総体がそういうスタンスだといってもいい。

だったらマスコミどもが自ら名案を考えたらどうだと思うが、ひたすら米国政府の、それもオバマの顔色をうかがってばかりだ。ニポンという辺境国がかつて米国に戦争で負けたのがトラウマになっている。だが、それから65年。もうええじゃないか。安保解消、かつて'60年、'70年前後の闘争のおとしまえをツケて、チャブダイ、ひっくりかえしたれ。と戦前から変わらぬマスコミども(広告除く)をネギらってあげたくて止まらない今日この頃、みなさま a Happy?

つづく

*「とこのま→つかのま」これはきっこ(のブログ)常用のシャレ言葉でとても珍妙で気に入ちゃった。ので拝借ご容赦。


投稿者 oqx1 : 10:08 | コメント (0)

2010年03月22日

明るいLP計画 2)

アナログ音源をデジタル変換するには、アナログプレーヤーと変換のためのソフトがいる。
アナログのオーディオ機器一式は、引っ越しが重なったり、部屋が狭くなったりで、とうに消え失せていた。幸いアナログプレーヤーは、あるルートで、けっこうな掘り出し物を調達できた。変換ソフトは以前たまたまWebやCD用に使ったものがあった。

出費はほぼゼロ、リスクはちょっとあったが、いざスタートして早々に躓いた。一曲周回したところで気がついた。これはどうしたって長丁場になる、毎日が a Hard Day's Night になるぞと。もしかしたら数年がかりか?When I'm Sixty-Four?
案の定、LP2枚ぶんぐらい曲数にして30曲ぐらいか、夜を徹し円盤を周回させた翌日、熱が出てダウンしちまった。明るいLP計画ってどんなレースだって?

音質調整やデータ形式の選択の難しさもあるが、なによりアルバム(LP)ごとに1曲単位でラベリング(タイトル、ミュージシャン、作曲者等の情報入れ)しなければならない。後で特定のミュージシャンの特定の曲を一発で選択できなければあまり意味がないからだ。
商用のCDアルバムが相手なら、音質は最適にデータ化されているし、ラベリング情報も曲単位にすべてデータ化され収められている。計画もラクに運ぶ。が、かつてのLP、EP相手じゃそうはいかない。
CDに負けないぜなんて野心が余計に計画をレース化している。

やっと熱も引いたので、あらためて初心に帰り明るくマイレースでと、再チャレンジにかかった。
同時に「a Happy Blog」サイト内にクローズドベース(著作圏外)の音楽共有ゾーンを設け、交換しあうってのも a Happy かもしれないぞ、なんてさらなる明るい重荷まで思いついた今日この頃、みなさま a Happy?

投稿者 oqx1 : 02:22 | コメント (0)

2010年03月15日

明るいLP計画 1)

Apple社から「iPad」という革命的な機種がまもなく発売される、というニュースを聞きつけ銀座のアップルストアへ速攻した。
モバイル用の高度なネット環境の実現と、画像や映像の処理や保管、再生のハイビジョン化、あるいは電子ブック化等にいたく魅かれたからだった。
ところが店員によれば「3月発売予定でしたが、ズレ込んでアメリカでは4月、ニポンでは来年になるかも...」って話。アッジャパーン ^^;)

そしたら「お客さん、いまなら「iPhone」か「iPod touch」がお買い得でっせ、「iPad」と機能もさほど変わらないし、サイズが違うぐらいのもんですよ、たぶんですがね...」って。ホンネか出まかせか熱心な口車に乗せられ、当面「iPad」の代役にもなるかとつい衝動買いしちゃった。「iPod touch」のほうだけどね(「iPhone」は電話会社をチェンジしなければならず面倒だし)

「iPad」が出る前にこいつらを捌いちまおうって算段かと邪推したりもした、が、しかし
こいつがなかなかのスグレものだった。モバイル用のネット機能やビジュアル機能は「iPad」に遠く及ばず(たぶん)、思惑ハズレだった、が、音楽関係には滅法強い。というよりそれが自慢の装置なんだと、いまさら納得した。

本来のネラいじゃないけど、これはこれで "使える" じゃん!
というのは、部屋のなかで仮死状態になっていたLPやEPのレコード盤の往く末を、日頃から気に病んでいたからだ。
この際、LPやEPの在庫をすべてデジタル化して、こいつに格納しちゃえ!

こうして明るいLP計画にハマってしまったのだった。

つづく

投稿者 oqx1 : 10:23 | コメント (0)

2008年05月20日

ペットのサイトを立ちあげました。

このところペットのポータルサイトをつくる仕事に追われアッ ハッピーブログのほうをすっかりサボってしまった。
やっと今日プレオープンにまでこぎつけお披露目ができた。
ボクはとくにペットが好きでも嫌いでもないけれど、ペット愛好家の情熱というのは計り知れないものがありますね。じつはア ハッピーブログでもそのあたりの凄みというか親ばかぶりを存分に発揮しているmonkeyさんに引きずられて深入りしてしまったわけですが、ペット愛好家たちの熱気と勢いにあてられ久しぶりの充実感を味わった。

そんなわけでア ハッピーブログにご参加のみなさまにもぜひご覧いただければ、と宣伝させていただきます。
ペットギャラリー「FAN2

ちなみにやはりこの世界はドッグ派が多くいまのところドッグ中心ですが、詩人や作家はキャット派が多く苦情が出たりしています。
キャット派のみなさまもぜひ参加したりかまってやってくださいね。

投稿者 oqx1 : 16:24 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月05日

SNSって?

SNS(ソーシャル・ネットワーク・システムorサイト)とは、ひとことでいえば "クローズドなブログねずみ講" といえるんじゃないか。
というと誤解を招きそうなので付け加えると、お金儲けを目的にしたシステムではないけれど、子・友だち、孫・友だち、ひ孫・友だちと鼠算的に友だちの輪を広げていくことができる、という意味で。(友だちの友だちはみな友だち!)

mixyはいまでこそ上場することで新しいサクセス神話を築きつつあるが、こうなる以前に、主宰者はほんとうの意味でIT技術に秀で、よくできた求人求職サイトを地道に、誠実に運営してきたことを知っている。求人でお世話になったこともあったり。
ネット時代の新しいコミュニケーションのイメージ、核心を早くから掴んでいたのだろう。
そんないきさつもあってSNSにはずっと関心があったものの、知識もスキルもなくなかなかままならなかった。

と、前フリが長くなりますたが、システムのほうから近く「a Happy SNS」がはじまるらしいとリークがあった。
夢ログではありません。

投稿者 oqx1 : 04:02 | コメント (4)

2005年03月17日

光はどこへ

ここにきて、にわかにOCN(NTT連携)の光サービスのPRがかまびすしい、
と思いませんか。
どうやらISDNを捨て、ADSLもほどほどに、光に大胆シフトする様子。
「OCN 光 with フレッツ」では、IP電話は「ドットフォン」をプラス利用することで、込みで月額4,000〜7,000円くらいになるようだ。けっこう安い!

従来の通信・電話サービスで、高い基本料やらいろんな付加使用料やらで既得権商法をやってきたのが、自由化、競合激化、IP電話化の流れについに抗しきれなくなったということだろう。(つぎはスカイプが控えている)

が、一般電話については今後どうなるのか、IP電話のIPナンバーはどう扱われるのか(割り当てられるのか)、OCN、NTTのサイトを見てもわからない。
わかりにくいことにはふれず明かさずというのがあちら方面のお約束のようだ。

で、IPってなに?そこなんです

投稿者 oqx1 : 02:02 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月10日

電話債券って?

NTTを介さないということは当然ながら電話もIP電話に全面移行したということ。
それで少し困ったことも起きた。時報や119、コレクトコールが不可、というあたりは携帯電話でカバーできるが、ナンバーディスプレイの表示ができない、ときどきひどくノイズが気になるといったこと。
けれども通話料の驚異の低減に比べれば、そんなことはとるにたらない話だ。これまでは一体なんだったのだろうと考えてしまう。

30年近く前だが、当時は電話債券というのがあまりに高額だった。7万ぐらいのところを5万ぐらいでどういうルートだったか購入した。給料が4万ほどなのに。どうにか自分ではじめて電話を引いた喜び反面ひどく辛どかった記憶がある。

いま調べてみるとNTT(当時は電信電話公社)にもさまざまな経緯があり、実際は電話債券というのはいまはもう幻しのようなものらしい。
こちらのブログが参考になります。
http://diary.jp.aol.com/uvsmfn2xc/51.html
http://kojunblog.jugem.cc/?eid=53

投稿者 oqx1 : 02:20 | コメント (0)

2005年02月26日

光効果

NTTからいまの回線業者に移行した時点で、サーバの運用費用から電話料金までいっさい含め通信コストは10分の1近くになった。それも光利用で。NTTではADSL(もっと前はISDN)だった。
これほどの格差はなぜ生まれるか。

正確に言うとNTTの場合、関連プロバイダの料金を合わせてのことだった。まずこの点が格差を生む大きな要因だろう。いまの環境は光回線を扱う業者がそのままプロバイダでもある。つまりこちらと業者間ではNTTの回線を要さない。これが大きい。

利用者にとって光回線の最大のメリットはブロードバンドであること以上にここにある、と思う。そのあたりを以後追ってみよう。

投稿者 oqx1 : 01:41 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月19日

NTTに、昼寝を差し止められた。

ネット海わいの今いちばんの話題といえばほりえもんvs.フジテレビだけれど、うちの場合はvs.NTTだ。

きょうは土曜日でわたしの在宅を見計らったかのように、配達証明郵便物というのを配達員が届けにきた。料金未納の督促である。うちは昨年10月ごろにNTTとはいっさい縁切りして(したつもりで)スーっとしていたのだが、テキはしつこくまつわりついてくる。

そうだ、このへんのことから、わたしのようなネットワカーがネット海でどう泳いだり溺れたりしているかブログってみよう。さしあたりvs.NTTからってのは名案、だと思う。

と。書いていたところに友人から電話があった。それもただならぬ内容。なので、とりあえずここまで。
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投稿者 oqx1 : 23:34 | コメント (0) | トラックバック