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2013年06月26日

明るいiBookstore計画 1)

「電子ブック詩集」のiBookstoreへのエントリーをようやく実現したものの、新たな難題が浮かび上がった。そううまく事が運ぶはずもないことは予想していたけれど、困ったのはそれがiBookstoreのシステムというかスタンスによるものだったからだ。

『八木忠栄詩抄』のOn store(掲載)が決まったので早速iTunes Store(のなかのiBookstoreのなか)のどこにどのように掲載されたのかワクワクしつつ確かめてみた。街の書店で言えばどのコーナーのどの棚の辺りに並んでんだろ?ってこと。
ブックの中身を紹介する独立した情報・購入ページそのものにはすぐアクセスできる。が、全体のなかでのそのブックの位置関係、つまり街のお店で言えばお店全体のなかの位置、場所がはっきりしないことにはお客の目に留まらない。

そう、目に留まらないのだ『八木忠栄詩抄』。どこに並んでいるやら見当がつかない。
iTunes Store(のなかのiBookstore)のTopページは、当然といえばまあ当然だがベストセラーや売れ筋ブックが占拠している。そこを素通りして「すべてのカテゴリ」→「フィクション/文学」に進む。大きく「新規追加」「人気作品」「歴史フィクション」とある。が、そこもまずはメジャーものが占拠している。そこで「新規追加」→「全て見る」しかないかと覗く。と、いやはやすごい数のブックスが陳列されている。日本版iBookstoreはスタートからまだ3ヵ月ほどしか経っていない。なのにいまやネット上の一大電子ブック書店と化してることをいまさらながら知った。

が、その「全て見る」をスクロールしても見つからない。なぜだろう。探し方がまちがっている?あるいはOn storeしたもののApple側で細かい手続きが遅れているのかもしれない。と都合よく解釈してしばらく様子を窺うことにした。

つづく

投稿者 oqx1 : 2013年06月26日 19:46

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