7月26日の夢(砂漠の国で迷子になる)

 砂漠の国へ旅行に出かける。駅の前のロータリーも砂の色だ。ほかに連れがいたのだが、信号が赤に変わる前に彼らは渡ってしまい、ぼく一人だけが取り残されてしまった。信号を渡ってみても、もう連れの姿はどこにもない。困っていると、一人の女性が群集の中からそっと現れ、「皆はパイ・・・ホテル(よく覚えていない)にいますよ」と教えてくれる。でも、ぼくはこの国の字が読めないし、言葉もできないから、どれがそのホテルなのか分からない。近くにここがそのホテルかもしれないと思われる建物があったが、そのまま通り過ぎてしまう。町はずれにホテル(といっても小さな裏寂れたものばかり)が建ち並ぶ一角を見つけるが、そのどれも目指すホテルではなかった。途方に暮れているところに、バスがやってきた。みんなが迎えに来てくれたのだ。おかげでやっとホテルにたどり着くことができた。

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7月25日の夢(放送局潜入)

 夕方、放送局の前を通りかかると、誰にも制止されず、ふらふらと中に入れてしまった。報道局のようなデスクの上に黒電話が沢山置かれた大きなオフィスがあり、人がぱらぱらとしかいない。廊下から覗き込むと、そのデスクの一角で、グレープバインの3人がDJ番組を生放送中だ。予算の少ない番組はスタジオを使わず、こんなところで放送しているのか。しかし、この番組は夜の時間帯のはずだ。こんな時間に放送しているのは変だなと思う。「生放送」と言っているが「看板に偽りあり」なのかもしれない。彼らは聴取者から送られてきたメールやFAXをテーマ別に青いファイルに分類してそれを読んでいる。しかし、そのファイルがこんぐらかってしまったらしく、読むべきメールを大慌てで探し回っている様子だが、そんなことはそぶりにも出さず、平静な声の調子でしゃべり続ける。それを覗いていると、共演の若い女子アナが冷たい目線でぼくをにらみつけ、目が合ってしまった。

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7月24日の夢(映画の主役をあきらめる)

 「指輪物語」級の名作ファンタジーの映画化に参加し、ぼくもその映画に出演している。物語の舞台は大河を航行する大きな船で、川の上で物語が進行していくのだ。ぼくは手に何枚かのカードを持っている。その中には原作者からの招待状がある。その手紙を持っていれば、ぼくはこの物語で主人公を演じることができるのだ。ぼくはそのことに大きな喜びを感じる。しかし、もう一度その手紙を見ようと、手の中のカードを何度も改めてみるが、どうしても見つからない。それに今日の3時からは東京で別の仕事の約束があった。それをすっぽかすわけにはいかないだろう。今から東京に戻ればなんとか3時に東京に戻れるはずだ。ぼくは後ろ髪を引かれる思いで、撮影現場を離れる。

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7月23日の夢(地震の予知夢かも)

 我が家の書物庫のような部屋(実際にはない)に四人の若者たちが遊びに来ている。そのうち四人は暴れだし、部屋に置いてあった本棚を二つとも倒してしまった。ゴーンというものすごい音が響き渡った。一人の後頭部に本棚の角がまともに当たったらしい。もう一人の若者もどこかをぶつけたようだ。ぼくは急いで駆けつけ、「やったのは誰だ?」と怒鳴る。やったとおぼしき男は口を開かない。ぼくは妻を呼んで布団を敷いてもらい、二人の負傷者をとりあえず寝かせる。そして、ぼくは「車で病院に連れていく」と宣言する。軽傷者の方の男は「俺はいい」と言う。そこで犯人の男に運転をさせて、とにかく皆で病院に向かう。

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7月21日の夢(4番で監督)

 大リーグの2チームの対戦を紙上で再現する記事を書くことになった。街の中の公園のようなところに、両チームの選手が3人の女性をはさんで向かい合って座っている。片方のチームの監督(といっても長髪で、30代か40代の若いハンサムな男)が立って、1番から9番までのラインナップを発表する。ぼくはそれを聞き逃すまいと必死でノートに筆記する。1番から3番までを読み上げたところで、監督はにこりとして「そして4番はぼくだ」と言う。えっ、4番が監督兼任なのかとびっくりする。9番バッターはピッチャーではなくOH(DHではなく)で、幅公一という日本選手だという。

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昨日(7月19日)のバスの夢

 バスにのって妻といっしょに出かける。バスの中は小さな劇場か映画館のような感じで、舞台に向かって最前列の椅子には女性詩人のAさんやSさんらが全員、白地に赤い小さな模様を散らせた金魚のような浴衣を着て座っている。ぼくもその列に座る。ぼく以外は全員女性だ。そして気付くとぼくも金魚みたいな柄の浴衣を着ている。みんなで「お揃いだね!」と言い合う。

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7月18日の夢(泣き虫カメラマン)

 カメラマンと一緒に坂道を上ってY社のビルに行く。実際の場所とは全く違う、うらぶれた一角にクライアントのビルがある。そこで商品撮影をした後、坂道を下って二人で帰る。 
 別の日、カメラマンが納品にやってきた。35ミリのポジフィルムに、坂道をとぼとぼと歩いているぼくら二人が水彩で描かれたイラストが複写されている。両側に緑の山が描かれ、真ん中を市電が走り、犬や猫の姿もある。そして、黒いリュックを背負ったぼくの姿もちゃんと描かれているカットを気に入り、ぼくは満足して「このカットにしよう」と言う。
 だが、カメラマンが帰りかけたところで、ふとぼくは気づいて言う。「待って。このイラストでは両側に山しか描かれてないよね。でも、あそこは街の中だから、これではおかしいとクライアントに言われかねないよ。この担当者はクライアントの中でも一番厳しいと言われる有名な女性だから」。すると、カメラマンはひげ面に大粒の涙をこぼして、いきなり泣き出す。「最近、ぼくが撮影すると、もう一度こういう角度から撮影してとやり直しばかりさせられて、フィルムがなくなってしまうこともあるんだ」と訴える。ぼくはあっけにとられるが、ここで折れてもクライアントにどうせやり直させられるのだから、また同じ説明をカメラマンに繰り返す。彼は気を取り直して、笑顔をつくり、「わかりました。じゃ、今度までにやり直してきます」と明るく言う。
 彼が立ち去った後、急にぼくは不審な気持ちになる。彼はカメラマンなのだから、このイラストの責任は彼ではなく、ぼく自身にあるのではなかったか? しかし、ぼくはそんなことを考え込むのをやめ、大量の書類を大封筒の中にばさばさとしまい込む。書類は封筒からあふれ、なかなか入りきらない。ぼくはドアをバタンと閉めて、遅い昼食をとりに出かける。

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サバイバルする二つの夢

 大きな別荘のような建物に会社の同僚たちと泊まっている。花火を見てみんなで喜んで騒いでいると、反対側の空がにわかに怪しくなり、大嵐が押し寄せてくる。床に伏せたり、壁に隠れたり、みんな精一杯身を隠したのだが、あっという間に壊滅的な被害に遭い、ほとんどの人が死んでしまった。ぼくは辛うじて生き残り、呆然としていると、玄関に黒塗りの乗用車が横付けし、目つきの悪い男たちが降りてきて、ぼくに「車に乗れ」と言う。「生き残った人に証言してもらい、記録に残さなければいけないから」と言う。
 車は坂を下りていき、街の中に入る。そこには露天に横に長いテーブルがしつらえられてあり、すべての席に役場にあるような三角の名札が立てられている。ぼくの名札もある。既に多くの男女が席についていて、談笑している。この名札のある人は生き残った人たちなのだと思い、ぼくは自分の知人がいないかと必死で名札を見ていく。しかし、ぼくが知っている名前はたった一つだけだった。それは長老詩人のA氏の名前だったが、本人はまだ到着していない。ほかに知人の生存者はいないらしい。
 親指ぐらいの小型のワニを畳の上で飼っている。いたずらにワニの口に耳掻きを突っ込むと、怒ってワニは耳掻きに食いつき、竹製の頭の部分がパリンという音と共に砕け散った。小さなワニだからと多寡をくくっていたが、怒ってぼくに食いつこうとするので、大判の写真集(ロシアのピアノの巨匠リヒテルの写真集)をワニに何度も叩き付ける。さすがのワニも白い体液を腹から出してぐったりしてしまった。しかし、高価な写真集がワニのはらわたで汚れてしまったなあとがっかりして、それに気をとられているうちに、ワニはまた元気を取り戻し、ぼくに食いつこうとする。不意をくらったぼくは何かにすがりついて、床から両足を離し、空中に逃れようとするが、ワニは執拗に30センチも空中に跳び上がっては、ぼくに食いつこうとする。写真集も手放してしまったし、ぼくはワニと闘うすべがなくなってしまった。

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7月16日の夢(鼻の穴地下道)

 駅の地下道から地上に出た後、また駅に戻る。地下道への入り口は、さっき出たときは普通の階段だったのに、今度はチューブ状の穴になっている。人一人がやっと通れるような太さのトンネルが二つ、ちょうど鼻の穴のように左右に並んでおり、しかも真ん中の壁がなく、くっついているのだ。そこに体をねじ込むようにして入れ、左側の穴を滑り台のようにしてなんとか滑り降りていく。
 講演会のような場所で、チームを代表してぼくは研究発表をしている。もう何度もいろいろな場所で発表してきたので、すっかり慣れて度胸もつき、今度も絶対成功すると思っている。ところが、いざ立ち上がって発表しようとしたところで、原稿を忘れてきたことに気づいた。えーっ・・・と言ったまま、言葉が出ない。不自然に長い沈黙の後、口からでまかせで「私たちは夢というものについて、長い間研究してまいりました・・・」というようなことを、いかにも落ち着き払ってしゃべる。しかし、その後が全く続かないので、立ち往生してしまう。

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7月15日の夢(垂直の階段)

 デパートの階段を下りていく。一階から外へ出ようと思ったのだが、一階には出口が見あたらず、そのまま地下まで下りる。ここは地下二階なのだろうか。最後の階段は完全に垂直で、そのかわり真ん中より少し右のところに金属棒が設置してある。この棒を握りしめて、垂直の階段を下りろということらしい。
 下りたところは、広大なバイキングレストランだ。ハムとスクランブルエッグを混ぜた大皿など、おいしそうな料理がいっぱい並んでいるが、既に席は客でいっぱいである。ぼくは外へ出たいだけで、食事をしに来たわけではないので、そのまま足早にレストランを通り抜けようとする。と、突然変なじいさんがやってきて、ぼくの手に自分の手をそっと重ねるので、ぎょっとする。どうもホモのじいさんらしい。不快なので振り払うと、「あっ、失礼」と言う。さらに進むと、待望の出口だ。地下のはずなのに、ちゃんと地上に出ることができた。

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