10月18日の夢(旧社屋)

 会社の新社屋で仕事を始めたのに、原宿にある旧社屋もそのまま取り壊されずに残っている。中はがらくたで足の踏み場もないのだが、入口近くに椅子を並べて、社員達がお茶を飲んだりしている。だが入口というのは窓しかなくて、そこから入ろうとしても、後ろからお尻を押し上げてもらわないと、ぼくは中に入ることもできやしない。ようやく入ることができたら、今度は出る気がなくなってしまった。結局ぼくはお正月の三が日をここに泊まり込んで飲んだり食べたりしてしまい、ほろ酔い加減のまま3日の夜に家に帰ろうとしている。明日は出張しなくてはいけないのに、こんなんで大丈夫かなあと心配だ。

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10月17日の夢(カビだ!)

 劇場で誰かの追悼のための公演の準備をしている。客席にいたぼくは前の公演が終わったのを見届け楽屋にいるみんなに「本番が始まるぞ!」と告げに走る。だが、みんなが統一して着ることになっている白い衣裳は、楽屋と舞台との間のちょっと離れた場所にまとめて置いてある。ぼくはみんなにその位置を指さし、みんなは一斉に楽屋から「わーっ」と走り出す。ところが、ぼく自身が目測を誤って、その衣裳置き場から一段低いところへ来てしまった。でも、そこから衣裳置き場とはちょっと高低差があるだけなので、なんとか乗り移れそうだ。一生懸命身を乗り出して飛び移ろうとするぼくを、そのフロアにいる小学生くらいの女の子が「頑張れ頑張れ」というように応援してくれる。
 いつのまにかぼくはどこかの博物館にいる。石組みのあるモダンな中庭を、豊かな水が流れ落ちている。その流れを渡った足で、書道の展示室の中に入る。誰かがぼくを指さして「カビだ!」と言う。言われて、足元に目を落とすと、ぼくの靴痕が床に真っ黒に記されている。確かにこれは黒カビだ。慌てて拭き取ろうとするが、なかなかきれいにはならない。慌てて逃げるように、そこを立ち去る。

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10月16日の夢(ガラス張りの家)

 新しく引っ越した家は人里離れた丘の上にある全面ガラス張りの家だ。壁は透明だが、その向こうに今までのような隣人たちの暮らしはない。気がつかなかったが、それがぼくたちの暮らしをいかに元気づけていたかを、今になって思う。
 二つある部屋は天井も床もすべて純粋な白。一切の家具はなく、ただ床からキノコのようにつくりつけの大小のテーブルが生えているだけだ。ぼくは顔を洗おうと思うが、洗面台があるわけでもない。ボウルの中に入れたお湯をそうした小型のテーブルの上に運び、顔を洗い始めるが、お湯をはねちらかすのもきれいな床を汚すようで、はばかられる気がする。
 でも、夢ではまだ古い家の夢を見る。覚王山の自宅まで行ってくれると思って乗っていたのに、バスは一つ手前の池下から動こうとしない。ここでこのバスは終点になったらしい。運転手や車掌に気づかれないよう、ぼくはバスからそっと降りる。

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10月15日の夢(尋問)

 なぜだか分からないが、大富豪の屋敷に連れてこられ、そこで生活するようになった。ぼくの血縁がかすかにこの家の主人夫婦のどちらかにつながっているらしい。ぼくのほか、もう成人した男や、まだ幼児の二人の男の子もいて、彼らはこの家ではぼくの弟ということになるらしい。
 ぼくらはガラス張りの大広間で召使いたちにかしづかれて、食事をとろうとしている。だが、食事がまさに始まろうとした瞬間、一斉に刑事たちが踏み込んで、ぼくらのテーブルを囲んでしまう。白人も黒人もいればラテン系の男女もいて、国際色豊かな刑事たちだ。ぼくは弟たちに「どうやら早く食事をすませた方がいいみたいだよ」と言うが、どうやらその暇もないらしい。近くにいた黒人の若い女性刑事がぼくを制して、尋問が始まることを告げる。真っ先に尋問を受けるのはぼくだ。中年の男の刑事がぼくのかたわらに腰を下ろす。ぼくはせめて何か飲み物をとりたいと思い、窓際のテーブルまで探しに行くが、手頃なものが見あたらない。
 ところがそのとき、12時のチャイムが鳴った。なぜか刑事たちは尋問を中断し、包囲を解いて食事に行ってしまった。ぼくはそのすきにトイレに立つ。ところが食堂の両側にあるトイレはどちらも行列ができていて、とても入れそうにない。しかし、刑事たちはぼくが逃亡するとか、トイレに入ったすきに自殺してしまうとか考えてもいないのだろうか。いずれにしても、過去の記憶も何もかも捨てて、この家に来てしまったぼくには今さら自殺する動機も何もないのだが。
 食堂に戻る通路には、すきまなく男や女が寝ている。なぜかみんな白人たちだ。中には二重に積み重なって寝ているところもあり、慎重に歩いていってもどうしても彼らを踏みつけてしまう。しかも、後ろからついてきた小さな男の子がぼくを手で押すので、ぼくはよろけてますますみんなを踏みつけてしまう。男の子が言う。「通路でなく、席の方を歩いた方がいいんじゃないの?」 見回すと確かにその通りだ。通路には人が寝ているが、椅子のいっぱい置いてあるところには誰もいない。

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10月14日の夢(ぼくは悪人)

 夜中にトイレに起きる。家の一番奥にあるトイレはリフォームで今工事中のため、入れない。手前の部屋は庭に面していて、サッシ越しに台風の影響か風雨が強まっているのが見える。そこにも工事用の資材がいっぱい積まれているが、自分の家の庭なのだからここで用を足してもいいだろう。そう思って実際に用を足したところで、ふと気がつくと、ぼくのすぐ左側に外国人の男が立っている。先ほどからそこにいたらしいが、こそりとも動かなかったので気づかなかったのだ。驚いて、「あんた、外人?」と言う。さらに、男のかたわらに日本人女性も発見。男とぴったり密着して抱き合っていたため、これまた気づかなかったのだ。二人は逆に「あんたは?」と、ぼくに問いかけてきた。ぼくは「悪人」と答える。

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10月13日の夢(会社で合宿)

 ぼくの属する会社グループ全員で、地方の海のある町で合宿をしている。今日でもう合宿は終わりのはずなのに、夜遅くなっても「帰っていい」という指示が出ない。外に出て海岸でぶらぶらと時間をつぶし、また皆のところに戻ると、社長がいて、ぼくに座る席をあけてくれる。何げなく座ってから、メンバーを見回すと、みんな親会社の偉い人たちばかりだ。間違えて重役達の部屋に入ってしまったらしい。慌てて席を立とうとすると、社長が「いやあ、ぼくも帰りたいと思うんだけれど、もう一回ぼくがそう言ったら帰っていいから」(意味不明だけど、夢のまま)と甲高い声で言う。声の調子から、本人も相当うんざりしているらしい。末席にいた女性役員にぼくが話しかけると、彼女も「みんな本当に会議が好きなのよね」と苦笑する。
 部屋に戻り、同僚たちに社長の言葉を伝える。夜の11時半頃やっと社長が戻ってきて、「もう一泊することになった。でも、これから○○(覚えていない)の店に行って、××を貰ってくれば明日までいたのと同じことになる。だから、そうしたらもう帰ってもいいよ」と言う。これでやっと家に帰れる。でも、こんな時間ではタクシーじゃないと、ぼくの家にはたどりつけない。駅にはタクシー乗り場もあるだろう。みんな急いで駅に向かって駆け出す。意外にかなりの距離がある。ぼくはうっかり道を間違えて、線路の反対側へ出そうになるが、なんとか元の道に戻る。どうやら駅まではたどりつけそうだ。

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10月12日の夢(夢を見た夢)

 ぼくは反市長派の市議会議員。市長選の当選お祝いの会で、市長自身の挨拶の後、みんなで歌をうたってお開き。のはずだったが、そのままみんな舞台に残り、さらに市民も加わって、突然「市長反対」の歌をうたう。会場は大混乱。作戦がうまくいった・・・と思ったら、それは夢だった。こんなにうまく行くんなら、現実にこの作戦を実行に移そうと思う。ステージで歌をうたい、さあ、市長反対の歌をうたおうとするが、歌詞カードを印刷し忘れたり、ぼくが市長反対の演説をぶたないといけなかったりして、結局作戦は不発に終わる。
 家で妻と猫とぼくの三人でテレビを見ている。猫はときどき女の子に変身する。つまらない番組なので、チャンネルを変えようと席を立つが、そのままぼくは家を出て、パーティに出席する。パーティはもっと大きな部屋でやるのかと思ったのに、小さな和室で囲炉裏を囲み、車座になっての、誰かの追悼パーティだ。奥の方に誰もいない大きな和室があるのが見える。出席者はぼくの知らない人ばかり。やっぱりつまらない。帰ろうと思って、外に出たが、荷物を置いてきてしまったのに気づき、再び会場に戻る。と、何か動きがあったらしく、さっきとは様相が違っている(具体的なことは覚えていない)。ぼくは見ていたテレビ番組が終わらないうちにさっさと家に帰ろうと思う。

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10月10日の夢(原宿の巨大名産品)

 原宿に妻と遊びに来て、喫茶店で二人とも本を読んで時間をつぶしている。「そろそろ帰ろうか」と言うと、妻は「いいわよ」と言うものの、なんだか物足りなそうだ。「じゃあ、原宿の名産品を買って帰るとするか。巨大グレープフルーツとか・・・」と、ぼくは言う。「巨大天津感冒片(中国から輸入されている漢方の風邪薬で、我が家の常備薬。原宿のイスクラ薬局や銀座のペンギン薬局で現実に売っている)というのもあるよ。家のように巨大な薬で、効能は同じだけれど、ゆっくり時間をかけて楽しみながら飲むことができるんだ」と、妻に説明する。
 妻がレジをすます間、ふと上を見る。喫茶店は二階まで吹き抜けの空間で、しかも隣家との境がなく、隣家の二階家の壁がそのまま見える。二階の部屋は黒い雨戸のようなものが閉まっていて、そこに手書きで白く、女友達の名前がローマ字で書いてある。あれえ、彼女はいつのまにこんなところへ引っ越してきたのだろうか・・・と不審に思うが、そのまま帰る。

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10月9日の夢(巨大屋外スタジオ)

 Mカメラマンといっしょにアーティストの撮影に出かける。今日撮影するのは海外から来たアーティストなのだが、一体どんな人物なのだろう? エイベックスとおぼしきなじみのレコード会社の廊下で、そんなことを話しながら待っていると、身長が2メートル以上ある見上げるような大きさで、容貌魁偉、しかも肌が真っ白という男が出現した。この大男が今日撮影する相手らしい。
 スタッフらとともに、スタジオへ移動することになる。ふと気がつくと、みんな先にスタジオに入ってしまったらしく、ぼくは独りぼっちだ。しかも、周囲にはスタッフたちの残した荷物がいくつも散らばっている。ここに放置しておいてはまずいだろう。ぼくは持てるだけの荷物を持って、スタジオに向かう。
 スタジオに着いてみると、それは巨大な屋外競技場のような石造りの施設。映画「ベン・ハー」に出てきた戦車競走のスタジアム(「スター・ウォーズ」エピソード1にも再現されている)よりもっと規模が大きい。なんだか遺跡のようにも見える。入り口は石の壁で、確かにあちこちに穴はあいているのだが、とても人が通り抜けられそうには見えない。みんなどうやって中に入ったのだろうと、うろうろする。と、今まで気がつかなかったが、一つだけ縦長の四角い穴があいていて、そこから中に入れそうだ。ようやくぼくも中に入ることができた。

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10月7日の夢(もらい泣き)

 会社にいるはずだが、ここは普通の民家のようだ。どうも京都の古い家らしい。住人たちはいかにも「おばさん」という感じの女性たちだ。二階に上がり、部屋にあったものを片づけたり、自分の持ってきたものを置いたりするうち、そこにあった洗濯物と、ぼくの持ってきた服がごっちゃになってしまう。まだ朝早いため、同僚たちの姿は見えない。
 やがて出勤してきた同僚たちと会議をするため、別の部屋に移る。その部屋にはたくさんの若い大工たちがいて、昔ながらの鉋がけなどをして、せっせと働いている。
 いつのまにか街路を歩いている。若い女性社員が歩きながら、「忙しくて忙しくて、休日出勤しなくちゃいけないわ」と泣き出す。それを見て、街中の人たちがもらい泣きをする。ぼくももらい泣きするうち、わーわーと大泣きしてしまう。

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