10月10日の夢(原宿の巨大名産品)

 原宿に妻と遊びに来て、喫茶店で二人とも本を読んで時間をつぶしている。「そろそろ帰ろうか」と言うと、妻は「いいわよ」と言うものの、なんだか物足りなそうだ。「じゃあ、原宿の名産品を買って帰るとするか。巨大グレープフルーツとか・・・」と、ぼくは言う。「巨大天津感冒片(中国から輸入されている漢方の風邪薬で、我が家の常備薬。原宿のイスクラ薬局や銀座のペンギン薬局で現実に売っている)というのもあるよ。家のように巨大な薬で、効能は同じだけれど、ゆっくり時間をかけて楽しみながら飲むことができるんだ」と、妻に説明する。
 妻がレジをすます間、ふと上を見る。喫茶店は二階まで吹き抜けの空間で、しかも隣家との境がなく、隣家の二階家の壁がそのまま見える。二階の部屋は黒い雨戸のようなものが閉まっていて、そこに手書きで白く、女友達の名前がローマ字で書いてある。あれえ、彼女はいつのまにこんなところへ引っ越してきたのだろうか・・・と不審に思うが、そのまま帰る。

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