11月1日の夢(3つの布団)

 ぼくを含め三人の男で和室に泊まっている。部屋には三つ布団が並べて敷いてある。まだ夜の9時半で、早い時間だが、もうみんな寝るらしい。ぼくは後の二人が両端の布団で寝て、ぼくは真ん中の布団だと思っている。ところが、若い男が真ん中に寝て、左端の布団をぼくに譲ってくれるらしい。それなら嬉しいと思うが、いざ寝ようとすると、その男は真ん中と左端の二つの布団両方に体がかかるようにして、斜めに横たわり、もう一人の男と話し始める。これでは、ぼくはどちらの布団にも眠れやしない。

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10月30日の夢(人工皮革)

 妻と駅で待ち合わせをした。妻はKという詩人の出版記念会の帰りで、別の男性詩人と連れだってやってきた。Kの記念会のプログラムを見ると、一番最後に「人工皮革」と書いてある。これは先頃都庁の職員と結婚して皇族をやめた女性のことを暗に指した言葉らしい。この言葉に対して、その元宮様は「これでは差別じゃないか。せめてアンドロイドと書いてもらった方がよかった」と抗議したそうだ。連れの男性詩人は「それより、このKの文章の一行目はひどいよね。私は既に書き直してしまいましたが」と言う。ぼくは彼を「ひとの文章を勝手に直すのは著作権法違反ですよ。確かにぼくもこの一行目は駄目だと思いましたけどね」とたしなめる。いつのまにかぼくと妻は二人だけになって帰り道を急いでいる。どうやらうまく連れの男をまいてしまったらしい。

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10月27日の夢(夜の観光バス)

 夜の観光バスに得意客を接待で乗せることになっている。バス会社の事務所に行くと、狭い部屋はカーテンを閉め切られた状態。その中でぼくが黙々と紙の切り貼りをしていると、カーテンを開けて中を覗く男がいる。しばらく逡巡した後、男はドアを開けて入ってくる。バス会社の社員だった。いよいよ夜の観光バスが出発するらしい。ぼくは服を着替えて、準備をする。セーターを頭からかぶる。
 たくさんの荷物を両手にぶらさげ、ぼくは男の後をついて原宿の表参道を駅の方に歩く。そういえばぼくの会社はここに新しくビルを買って転居したのだが、どこだったろう? 懸命に頭をめぐらすが思い出せない。もうアルツハイマー病になったのかと不安になる。そのうち、会社が引っ越したのは千駄ヶ谷だったと思い出す。原宿にビルがないわけだ。ほっと安心する。
 バスの発着場に着いた。夜の観光バスなんて、乗る人も少ないと思っていたのに、意外に沢山の男達が路上で待っているのに驚く。中で、背の高い男がぼくを見て、僅かに会釈をする。あれがきっとぼくの顧客なのだろうと思う。
 実は当初、夜の観光バスで顧客のお供をする役目を与えられたのは、入社したばかりの若い女性社員のはずだった。だが、彼女はそれをいいことに、さまざまな業者から賄賂をたくさん取ったことが発覚したので、直ちにクビにした。おかげでぼくが顧客のおつきあいをしなくてはいけなくなったのだ。
 バスに乗って、動物園のような場所に着いた。室内で、金網の組み込まれた全面ガラスの向こうに、動物のような植物のようなものがうごめいているのを見学する。そこから移動することになる。ぼくは3個も荷物を持たなければならないので大変だ。そう思って、荷物を持とうとすると、ない。気を利かして、誰かが持ってくれたようだ。

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10月26日の夢(3つの断片)

 夜、ゴミ袋をマンションのゴミ捨て場に捨てに行くと、外には大勢の刑事が張り込んでいて、袋の中身を調べられた。
 会社から外国の地震のことを扱った本が出版されることになり、その最終校正が上がってきた。表紙を見ると、三人ほどの共著者の名前が印刷されている。一番上に大きく書かれているのはぼくの名前だ。こんなビッグな本の著者になれるなんて嬉しい。けれども、この本の内容のことは何も知らないので、記者会見やサイン会のときに困るだろうと思う。
 飛行機に乗っている。正面の窓には飛行している外の風景が写っているが、現実ではなく、ヴァーチャルの野山の上を飛んでいるようだ。

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10月25日の夢(カワセミ怪獣)

 ぼくらは山の上で平和な暮らしをしていた。森の中をかわいいカワセミが翡翠色をきらめかせて飛び交っている。
 一人の男がある日、山頂に張られた柵か鉄条網のようなものごしに森の中を見つめていると、向こう側に半透明の幽霊のような巨大なカワセミが現れた。高さが3メートル、全長は10メートルはあるだろうか。胴体は蛇腹のような感じで、どことなく中国の旧正月に登場する龍を連想させる。男はそれを見て、不吉な予感にかられ、走って山を駈け降りた。後から、あまり頭の良さそうでない男二人が「あの男の後をついていけば安心だ」と言い、後を追って同様に駈け降りてくる。三人の背後で、カワセミ怪獣が攻撃を始めたらしく、爆発音が聞こえる。平和だった山の上は甚大な被害が発生しているらしい。
 男はコンクリートで四方を固められた狭い地下道の四つ角で立ち止まり、「ここなら安心だ」と、そこに身を隠すことにする。追ってきた男たち二人もそこに身を落ち着ける。後から避難民がどんどん山を下りてくるが、三人は身を隠して、彼らをやり過ごす。
 しばらくはそうして安全な隠れ家生活をしていたが、やがてあたりが避難民であふれるようになり、コンクリートの通路の中もぎっしり避難民が立っている状況になると、たちまち生活は逼迫した。そこへ杖をついた髭の老人が現れ、「私は徳川夢声じゃが、あの名伯楽だった男が今は一介の馬引きに身を落としておるそうな。彼は良き政治家を育てる男にならなければならないのじゃが」と言う。
 この頃、男は今は以前とは別の山の上に、女と共にあばら屋ながらも一つの家庭を築いていた。だが、女は苦しい避難生活の中で精神が不安定になり、男も周囲の人たちも彼女が自殺を図るのではないかと恐れている。男が先に家に入り、女を呼ぶ。周囲の人たちも女の名を呼ぶ。吊り橋などがある不安定な山道をあてどなくさまよっていた女はなんとか家に帰ってきた。だが、まだまだ安心することはできないと男は思う。

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お茶とタクシー

 新しい仕事が入ったので、地方都市にある某社に打ち合わせに行く。妻と、某詩の研究会のH氏、会社の同僚のIさんとぼくの四人で出かける。
 打ち合わせは某社の12号館でということだ。そこに行くため、駅でタクシー乗り場に並ぶ。タクシーを待つ間に、ぼくはお茶を買おうと、一人で列を離れる。ところが駅の中にも、外にもあったはずの自動販売機はすべて撤去されている。なぜかぼくは裸足で、駅の周辺の土の露出した地面を一周するが、自販機は一台もない。駅の中に戻ると、湯飲みで熱々のお茶の無料サービスをしている。それを飲めばいいのにと自分でも思うが、飲もうとはしない。某社に着いてから自販機で買えばいいと思う。
 タクシー待ちの列に戻ると、いつのまにか列は長くなっていて、駅をぐるりと一周している。ぼくの前に並んだ見知らぬ女性が列に並ぶ人々を見渡し、「みんな三井生命の営業の人ばかりだ。一人が○○人顧客を持っているとして、某社には3600人の顧客がいることになる」とぼくに言って、列を離れる。
 やっとぼくらの番が来て、タクシーに乗る。そこへ大型バスが後ろから突進してくる。ぼくらのタクシーは衝突を避けるために急いで発進するが、その間にさらに別のタクシーが後ろから割り込んではさまれる。三台は互いに接触しながら、ガガガガ・・・と街頭のさまざまなものをなぎ倒す。降りてみると、あたりはまるで竜巻が通ったあとのような惨状だ。
 再び駅に戻る。タクシー乗り場も大変な惨状で、ビニールシートで覆われており、タクシーではない車がそこをびゅんびゅん走っている。これでタクシーに乗れるのだろうかと不安だが、「タクシー乗り場が再開されましたよ」と、係のおじさんが叫んでいる。どうやら、今度こそタクシーに乗れそうだ。

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10月17日の夢(小3の子どもになる)

 主人公は小学校三年生の少年。夢では外側から見ているけれど、明らかにぼく自身でもある。戦争で手柄を立てて父親に褒められたのに、その後大失敗をしてしまった。トイレと間違えて、台所の手前の部屋でおしっこをしてしまったのだ。気がついて、途中で止めたのだけれど、床に脱ぎ捨てた自分のパンツを濡らしてしまった。さらに、台所との境までおしっこの流れを作ってしまった。それを懸命にさっきのパンツで拭き取るが、拭ききれない。ああ、どうしよう。母に怒られると思う。
 廊下で少年が暴れている。それで、妻が幼稚園くらいの女の子をぼくのいる台所にかくまってやる。ぼく(現在のぼくらしい)は彼女を見て、あんまり垢抜けない子だなと思う。

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10月16日の夢(応援の円板)

 イワクラという投手に応援の手紙を書いた。テレビ中継を見ていると、その応援が満月のような黄色い円板となって、マウンドの空中に浮かんでいる。そこへ男の声がした。男の声と共に円板はくるりと回転していく。それは球体ではなく、一枚の厚みのない円形の板だったのだ。90度円板が空中で回転すると、円はいちのまにか一本の直線に変わっていた。それを見て、ぼくは「うわあ、イワクラを応援するのは大変なんだな」と思う。

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10月15日の夢(校了)

 会社に行き、自分の編集しているタブロイド判の新聞の校正を見る。会社に来るまでの間も、「ここが違う」「あそこが違う」と校正のことで頭がいっぱいだった。早速校正を始めるが、なぜか赤ペンではなく、黒の鉛筆で校正をしている。右のページには猿の写真が印刷されている。ぼくは無意識にその写真のキャプションを消して、今まで頭の中で鳴り響いていた言葉(どんな言葉だったか覚えていない)をその鉛筆で書き込んでしまう。このキャプションが間違っているはずはないのだ。間違っているのは右ページの写真だ。しかし、よく見ると、そこも間違っていない。それどころか、さっきぼくが赤ペンで訂正したところも、間違ってはいなかった。なあんだ。間違いは一つもないじゃないか。早速発行元の社長に電話しよう。いや、そうでなく、代理店の担当者に電話しよう、と思う。そこへ社長が通りかかって、「一色さんはすごいんだね。そんなところまで知っているんだね」と、なんだか分からないが誉めてくれる。しかし、代理店の担当者の電話番号が分からない。ぼくは書類棚から名刺ケースを取りだして、急いで「校了」と伝えるべき相手の名刺を探し始める。

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10月12日の夢(3つの断片夢)

 何かの団体旅行で、和風の旅館に滞在している。既に昼食が始まっているが、ぼくはまずトイレをすまそうと、トイレのはずの部屋に行く。しかし、そこもみんなの昼食場所になっていて、とても用を足す余地がない。あきらめて、昼食の席に戻るが、自分の座る席がどこだったか自信がない。多分、ここだったと思うところに座り、その左隣で談笑している二人の男に「ここがぼくの席でしたか?」と尋ねると、「そうだ」というので、安心してテーブルに置いてあるかき揚げにかぶりつく。
 名古屋の街をタクシーで走っている。車窓から見る名古屋の街は随分変貌していて、街並みの広大な範囲が沢山の蝶が羽を広げたような形の大小の建物で覆われている。最近建造された寺院群だという。違和感を覚える。
 若い女性の額に、銃で撃たれたらしい穴があいていて、彼女の顔は血で真っ赤に染まっているが、普通に生きている。

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