12月15日の夢(芋焼酎と紫の血)

 沢山の家族と広い家の中にいる。家族たちは引き出しの中などから、古いものを沢山見つけた。ぼくは濃厚な芋焼酎を見つけ、それをコップに注ぎ入れる。そして、その隣には水を入れたコップを置く。
 家族たちが立ち去ると、ぼくはコップの芋焼酎をひとりでぐびっと飲む。しかし、これでは胃に負担がかかりそうなので、隣のコップの水を一口飲む。さらに二口、三口と飲む。それでも酔っぱらってしまったが、それを隠して隣の部屋に行く。
 途中で一人の女性とすれ違う。彼女はリストカットをしたのか、腕に内側に紫の糸くずのように血が盛り上がっている。そして、部屋の向こう側にいる別の女性に「ねえ、血、盛り上がってる?」と尋ねる。ぼくは一瞬足を止めて、それを見つめ、「確かに盛り上がっているよ」と女性に教えてあげようかと思う。しかし、彼女はぼくに尋ねたわけではないのだから、余計なお世話はよそうと、そのままそこを立ち去る。(夢ここまで)
 現実にはぼくはお酒は殆ど飲めません。うっかり飲むと不整脈が出ちゃうんです。多分、寝ていて、不整脈気味になったため、こんな夢を見たのでしょう。また、現在は妻と二人暮らしという、全くの核家族です。

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12月13日の夢(宇宙へのバス旅行)

 東京は夕方から冷たい雨になりました。なぜか宇宙にもバスで行ってしまう、バス大好きのぼくです。
(夢ここから)
 宇宙にバス旅行し、もう帰途につこうとしている。建物の廊下のようなところに、一人の女性が座っていて、人だかりがしている。見ると。その全身から湯気のようなものが上がっている。近くに行き、湯気に手を伸ばすと、温かい。ドライアイスを使ったトリックではないかと疑っていたが、どうやら本物の湯気らしい。
 外へ出ると、激しく雨が降っている。折り畳み式の傘を持ってきていたものの、それを建物の玄関に置いておいたので、案の定盗まれてしまった。しかたがないので帽子をかぶり、地球へ帰るためのバスに向かって駆け出す。雨は帽子にさえぎられて、ほとんど濡れた気がしない。これなら風邪をひく心配もなさそうだ。

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12月12日の夢(朗読会)

 今日は会津若松へ仕事で行ってきました。
(夢ここから)
 妻と詩の朗読会を始めようとしている。ステージから客席を覗くと、黒い服の年輩の男女がつめかけていて、お葬式みたい。妻はこれから演じる自分の作品に余裕綽々だが、ぼくは全くテキストを読み込んでおらず、ぶっつけ本番なので、とても不安だ。しかし、主催者の女性が線路の向こうに出かけてしまって、戻って来ないため、朗読会はなかなか始まらない。

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12月11日の夢(中村先生危機一髪)

 先日、浜松国際ピアノコンクールを見に行ってきました。それで、こんな夢に。中村先生、ごめんなさい!
(夢ここから)
 中村紘子先生が屋外のレストランに入って、オーダーをしているのが見える。とても若々しくて、美しい。すると、そこへ男がやってきて、巨大な銃を先生の背中に突きつけた。すると、もうひとりの男がやってきて、最初の男の背中に同じような巨大な銃を突きつけ、引き金をひいた。たちまち、最初の男の体は痙攣して、たくさんの弾丸とピアノ線の塊になってしまった。そして、その一個一個の弾丸はみんな、坂本龍一の顔をしていた。

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12月10日の夢(喫茶店の夢ふたつ)

 11月をもって12年間続いた共同夢日記「夢の解放区」の幕を下ろしたのは以前に書いた通りですが、その管理人をお願いしていたのが今日の夢に出てきた《ぬえ》さんです。本当に長い間、お世話になり、有り難うございました。
(夢ここから)
 さんざん苦労をした末にようやく座談会が終わった。でも、ちょっと不具合があったので、それを直すために《ぬえ》さんが席を立ったので、本当はまだ完全に終わったわけではない。だが、会場のレストランのウェイターは「皆さん、自己紹介のために二階の席へ移動してください」と言う。見ると、このフロアからつながった中二階のようなところがあり、そこへ移動してほしいようだ。座談会用に四角くテーブルをセットしたフロアから、普通の喫茶店風のテーブル席になっている二階へ、みんなぞろぞろ移動する。ぼくはこのまま荷物を置いていこうかどうしようか迷うが、やはり不用心なので、全部持っていくことにする。
(ここから別の夢)
 妻が喫茶店のウェイトレスとしてアルバイトを始めたので、その店を訪ねる。店の女性たちがぼくに気をつかって、飲み物を出してくれた。妻は初老の化粧の濃い女性からオーダーを受けたところだったが、ぼくが行くと、そのまま女性の席と通路を隔てて隣り合った一人用の席に座った。ぼくは通路に立ったまま妻と話し出す。背中にはリュックを背負ったままなので、初老の女性の顔のあたりにリュックが来て、通路をふさいでしまう。話を終えて、ぼくは外に出ることにするが、手に持った飲み物の代金を形だけでも「払う」と言った方がいいだろうと、店内を見回す。しかし、ほかのウェイトレスたちはみんな店の奥に入ってしまっている。伝票もないし、レジの人もいないので、「まあいいか」と、そのまま外に出ることにする。

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12月9日の夢(体を買い換える)

乗っている船が沈みかけている。既にだいぶ沈んでしまったのか、息苦しい。水中でも大丈夫な立派な体が1000円くらいで売られているので、お金を払って、急いでその体に買い換える。(夢終)
疲労困憊していて、寝ていて、不整脈があったため、こんな夢を見たようです。

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12月6日の夢(詩の先生)

 ぼくは「詩と思想研究会」というワークショップで詩の実作指導の講師をしているのですが、そのぼく自身が詩の先生につく夢を見ました。
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 ぼくの家に、詩を教えてくれる先生がやってきた。ぼくより年上で偉そうだ。その先生がごそごそぼくの原稿のチェックをしている間、ぼくはふてくされてソファに横たわり、本を読んでいる。「おい、きみ!」と先生がぼくを呼ぶ。ぼくは挑戦的な目をして、でも一応にこやかに彼と視線を合わせながら起き上がる。「そろそろ研究会で、きみの詩を出そうか」と彼は言う。そういえば、以前も彼に言われて、研究会でぼくの詩を披露し、みんなから逆に批評をもらったことがあったっけ。だが、ぼくは「ぼくは講師ですから、みんなが混乱するといけませんから」と、先生の申し出を断る。

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12月5日の夢(見つからない場所)

 タクシーに乗って、「ある場所」を探しに行く。運転手のほかに同行者は男女一人ずつ、ぼくを含めて三人で出かける。車窓から見える街はグレイに古ぼけていて、今はない昔の街のような気がする。ぼくたちは「ある場所」を探し回るが、結局見つからず、帰ることにする。道中、運転手はこの仕事を25,6歳からはじめ、今30歳だという。ぼくは「出発した場所」も見つからず、帰り着けないのではないかと不安になるが、出発した場所は無事に見つかった。そこは、ガードレールか柵のようなものが内側に切れ込んでおり、バス停であるらしい。ぼくが運転手に「ここで降ります」と言うと、ほかの二人の乗客もいっしょに降りた。運賃は一人1000円ずつだった。
 家に帰り、妻に「見つからなかったので、行かなかった」と言う。妻は「行ってみればよかったのに」と言う。

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12月3日の夢(富士山の噴火)

 会社の同僚たちと富士山に登る。富士山には中腹までエレベーターで登ることができる。エレベーターを出たところの右側はガレ場というのだろうか、岩の砕片がごろごろしていて、とても足場が不安定だ。左側には既に登山した社員たちの鞄がうずたかく積まれていて、中には谷底の方まで転落している鞄もある。そしてガレ場の向こうには広い草原があり、そこで社員たちが楽しく遊んでいるのが見える。
 不安定な瓦礫の上を乗りこえて、ぼくも草原に降り立ち、みんなと楽しく遊ぶ。ふと富士山を見上げると、休火山のはずなのに、山頂から黒い煙がもくもくと立ち上っている。ときには、ぼっと紅蓮の炎も混じる。あれっと思っているうちに、火山弾が次々と降ってくるようになった。慌てて売店の中に逃げ込むが、そこも危険になる。二台の車に分乗して、エレベーターの入り口まで逃げることにする。ぼくは助手席に乗っているが、火を噴く山頂に向かって(エレベーターの入り口は山腹にあるので、逃げるには山に向かっていかざるをえない)疾走する車の正面から、サッカーボールくらいの煙を吐く火山弾が次々と飛んできて、地面にバウンドしては車をかすめていく。今度こそ直撃されると覚悟するが、危機一髪でエレベーターの中に逃げ込むことができた。

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12月1日の夢(小狸)

 夜、自宅の台所とも道路ともつかぬところを歩いていると、小さなぬいぐるみのような動物が歩いてきた。小狸だと思った。かわいいなあ。でも自動車に轢かれてしまわないだろうか、と心配だ。いっしょに歩いている仲間に、狸を踏んづけたりしないよう、気をつけようと声をかける。
 さらに進むと、もっとかわいい小狸が何匹も歩いてくる。ぬいぐるみのような体に柄があって、本当に愛くるしい。さらに進むと、案の定、小狸が車に轢かれてぺしゃんこになっていた。かわいそうに。(夢終)
 11月まで12年にわたって仲間たちと書いてきた共同夢日記「夢の解放区」を閉鎖したため、これからはこの「ころころ夢日記」で毎日の夢を書いていきます。どうぞよろしく。

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