2月10日の夢(プライバシーのない夫婦生活)

 病院の大部屋のような広い部屋にいくつも同じ大きさの固いベッドが置かれている。これは共同住宅なのだ。ぼくは見知らぬ若い女性と夫婦でここで暮らしているのだが、ベッドを一つ持っているだけで、部屋の中の他の人たちのベッドとの間にはカーテン一つない。ぼくたち夫婦がちょっと二人だけになっただけでも、キリンのように首を伸ばして、ぼくらを覗く男がいる。プライバシーも何もあったもんじゃない。

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悪戯小僧と月光とおしっこ

 昨日はモデルクラブの小一の子役さんたちを使って撮影でした。一人だけ、プロのくせに言うことをきかない男の子がいて、大苦戦。早速その子が夢に出てきました。
(2月9日の夢)
 電車の中で席に座ったまま、眠ってしまい、夢を見ている。夢の中で、ぼくは道路にいて、おしっこをしている。最初は道路の向こう側まで勢いよくアーチをかける。月夜で、おしっこが月の光にきらきら輝く。見上げると、月そのものは眩しくて見つめられない。「一番星だ」と誰かが言っている。違う。あれは明るすぎる月の光が瞳の中で屈折して見える幻像に過ぎない、と思う。しかし、こんな派手におしっこをしていたのでは、誰かに見つかってしまう。あとは、ちょぼちょぼとする。
 そこで、目が覚めた。夢の中でおしっこをするのはよくあることだ。でも、実際にはおしっこなんかしていないのだ。そう思って、起きてみんなのところに出てみると、はいていた黄色いズボンに二重に黄色い染みの輪がついている。電車の自分の座っていた席を見ると、床に小さな水たまりができている。しまった。本当におしっこをしてしまったのだ。もう、惚けてしまったのだろうか・・・と、自分に不安を感じる。(もちろん、これは全部夢です)
 会社の中にいる。左の小さめの部屋にぼくはいて、隣にもっと大きい部屋がある。小さい部屋には、どうしても言うことをきかずに悪戯ばかりする一年生くらいの男の子がいる。その子は、ぼくの食べようとしている食器をひっくり返したりするのだ。ぼくはその子をつかまえて、隣の大きな部屋に続くドアのところまで言って、「さあ、悪戯をすると、社長のいるこの部屋の中に入れちゃうぞ」と言い渡す。そこにはモデルの世話をする係の同僚のIさんがいて、その子のためにとりなしをしてくれる。
 若い男性の総務の社員が走ってきて、「ビルの改築をすることになったから、このフロアに仕事と無関係の人がいたら、一つ上のフロアに移ってもらう」と言い渡す。ビルの室内だというのに、そこは成城の高級住宅街のような感じ。デザイナーのOくんが言う。「××がグランドピアノを置くところがないと言うので、このフロアに一つ部屋を持っていますが、殆ど仕事とは関係がありません。今のところ該当するのは、その人だけですね」。

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新しいHPのご案内

 オーバーワーク気味で夢をうまく覚えられません。今日は2月6日の小さな夢と、ずっと大きな新しいHPの宣伝です。
(2月6日の夢)
 小さな女の子を連れた父親が手ぶらで新幹線に乗っている。荷物は乗る前にロッカーに預けて、身軽にしてきたという。車内にロッカーがあるといいのだが、ぼくも乗る前に預けてくればよかったと思う。
(新しいHPのお知らせ)
 ぼくも含めて4人のメンバーが開設した新しいサイトのご案内です。詩のサイトでも夢のサイトでもなく、もちろんおしゃべりや投稿の掲示板でもない。でも、そのどれでもある・・・という、新感覚のHPです。メンバーははっきり言って、ぼく以外はみんなフレッシュでパワフル! 高岡力さん(中心人物なのだ!)、木村達雄さん、伊藤浩子さん(管理人さんです)。URLは下記です。行ってみてね!!  えーと、名前ですか? センシチブでアクチブなHPなので、「歩くチブ4」といいます。どうぞよろしく。
http://www.mfi.or.jp/mune/

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セロリ先生とSさんのデザート

 ぼくは車に乗っている。すると、作曲家のセロリ先生がドアから車内に首を突っ込み、「デザートを買ってね」と言う。そこでデザートを買っていると、ちょうど車の停まった左手に以前S誌の編集をしていて、今はエジプトにいるSさんがデザートのお店をやっているのが目に入る。ぼくはセロリ先生に「この店もすごいね」と言って、目配せをすると、セロリ先生も目配せを返してきた。しかし、Sさんを知らないはずのセロリ先生は、ぼくの目配せの意味が分かったのだろうか?
 Sさんの手にしたトレイにはとても沢山のデザートが載っている。ぼくが注文すると、大さじでかなりの量のデザートを取り分けて、ぼくの皿に載せてくれた。そのため、Sさんのトレイの上のデザートはもう「すごく沢山」というほどではなくなった。(夢ここまで)
 一体、目配せにどういう意味があったのか、ぼく自身も不明です。

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J.レノンのマイクと研究会の夢

 忙しくて、また二日分の夢をまとめて更新です。
(2月1日の夢)
 一つ目の取材を終えて、二つ目の取材先へこれから向かう。駅の案内板の地図を見て、取材先がどこにあるか確認する。遠方だと思ったのに、なんと幸運なことに自分が今いる場所がそこだった。見回すと、駅の信号所と線路のそばに建物がある。この六階にスタジオがあり、そこにジョン・レノンが使ったマイクがあるのだ。
 早速取材をするために、駅の受付係のおじさんに名刺を渡そうとする。ポケットからは名刺とえびせんクラッカーが出てきた。名刺の印象度を増すために、普段はえびせんに名刺を印刷して渡しているのだが、今日持ってきたえびせんは白紙である。しゃれのつもりで、えびせんと名刺とをいっしょに渡す。そばの柵のところにカメラマンの奥さんがいて、ぼくに「この仕事はいつ納品すればいいのですか」と心配そうに尋ねる。もうすぐ夏休みが終わるので、休み明けの17日にすぐにでも欲しいのだが、遠慮して思わず「20日でいいですよ」と言ってしまう。
(2月2日の夢)
 遊園地のある公園の一角に、お寺の庫裏のような場所があり、今月はそこで「詩と思想研究会」をすることになった。しかし、開始時間が過ぎたのに、いつになく集まりが悪い。不思議に思いながら、合評を進めていると、誰かが教えてくれた。みんな始まる前の時間を利用して、遊園地の空中遊具に乗りに行ったのだが、開始時間までに遊具が地上に降りてこず、みんなまだ空中にいるのだという。しかし、研究会の規則で、遅刻した人の作品は合評にはかけられないことになっている(夢の創作です。そんな規則はありません)、今日はIさんをはじめ、いっぱい良い作品が出ているのに、残念だなあと思う。そこへ空中遊具からやっと降りられたメンバーがどやどやと途中参加してきたものの、規則は守らなければならない。合評作品が少ないため、研究会はあっという間に終わってしまった。規則はちゃんと守ったものの、これではみんなやる気がなくなって、次回は参加者が大幅に減るのではないかと心配になる。

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1月28日の夢(黒い男女)

 男性と女性、ぼくと三人で、その女性の自宅へ行く。すると、目の前の道路で交通事故が起きた。上半分がはぎとられて破壊された事故車を見る。楽器や音楽記号が車体一面に描かれた車だ。ぴんと来た。これは手元の資料に描かれていた怪しい車だ。そのことを他の二人に話していると、道路に怪しい黒づくめの男女がいるのに気づく。彼らの話を聞き取ろうと耳をすます。
 マンションの自宅へ戻る。妻はいるが、同居している父がいない。おかしい。どこへ行ったのだろう? ベランダに出て、下の駐車場を見ると、遠くの車のかげにさっきの黒い女がいるのが見える。さらに、すぐ近くの車には黒い男が隠れているのに気づく。そこへ妻が出てきたので、「シーッ」と唇に人差し指を立てて制止する。玄関に回ると、いきなり窓から中へ身を乗り出すようにして、さっきの黒い女が妻に何かを尋ね始めた。ふと見ると、それに気をとられているすきに、黒い男がナイフで玄関ドアの鍵をこじあけようとしているのが見えた。慌てて非常ベルを鳴らそうと、右手を伸ばしたところで、本当に右手を伸ばした衝撃で目が覚めた。

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1月27日の夢(田舎暮らし)

 山の中の田舎町に妻と二人で引っ越してきた。ぼくは煙を吐かない蒸気機関車に引かれた列車で一人その町に帰るところだ。列車の座席は椅子ではなく、布団だ。それにくるまって寝て行けるのはらくちんだが、誰が使ったかわからない布団に寝るのはちょっと不衛生な気がする。
 列車がお寺のそばを通るとき、車内アナウンスがあった。「お寺のそばを通るとき、機関車の周りの空中にオレンジ色の光がついたり、花がまかれます」。窓から見ていると、列車は空を飛んでいるような感じで、お寺の塀に沿って進む。光や花は見えないが、機関車から蔦の蔓がするすると後方に二本伸び、蔦の葉が風になびいた。
 
 駅に着くと、大きな犬がぼくにじゃれてきた。妻が大きめの缶詰を拾って、手渡してくれた。ぼくはその缶詰をうっかり下水口のような暗い縦穴の中に蹴り込んでしまった。犬はその穴に鼻を突っ込んで残念そうな様子だ。
 自宅のある共同住宅に着いた。木造の古い建物で、一階は医者の待合室になっている。広い待合室は沢山の患者たちでいっぱいだ。そこにも大きな犬がいて、ぼくに体を寄せてくる。最初ぼくは少し怖くて、足で犬をあしらっているが、やがて波打つその毛並みを手で愛撫してあげる。どうやら、待合室にいるおばあさんが飼っている犬らしい。患者たちをかきわけ、二階にある自宅に帰ろうとするが、フロントのようなところで自宅の鍵を貰わなくてはいけないらしい。

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二日分の夢

 またもや、さぼっていて二日分まとめてアップ。
(1月23日の夢)
 ある企業の中に入ろうとすると、身分を証明するものがないと入れなくなったと、受付の女性に言われる。自分が作成したばかりの「創」というタイトルの縦長の小冊子を出し、「これが身分証になるはず」と言うが、女性はダメだと言う。それなら、これは? この前はこれで通れましたよ」と言って、もっと大判の雑誌を出してみせるが、それもダメだと言う。
 東京の街の中をバスに乗って走っている。地面が白い砂でできていて、樹木は生えているのだが、まるで砂漠のオアシス都市のような場所がある。そういえば、こういう砂漠のような場所が、故郷の名古屋にもあったなあと思いながら、通り過ぎる。
 放送局のスタジオで音楽番組の収録があり、ぼくは観客として参加している。途中で、「何か外の音が入ってしまった」とスタッフが言って、かたわらの窓を開けると、なんとそこは駅である。こんな場所にスタジオがあれば、ノイズの入らない方がおかしい。なかなか収録が再開されないので、外へ出る。
 すると、そこは寮の中だ。ぼくは新入生なので、先輩に会うたびに誰何される。電話がかかってきたので出ると、男の声で「あの雑誌はいつ出るのか?」と言う。ぼくは「もうそれはやめて、ほかのを作っている」と答える。そして、ふと気づいて、「ぼくはあなたに借金があるのですか?」と尋ねると、「3万円ある」と言う。そんな大金を返済するのは大変で、答えに窮する。目を落とすと、床に鮭の刺身が落ちている。そこから這い出して、誰かに踏みつぶされたらしい寄生虫の死骸もある。ぼくはあの鮭をさっき食べたんだなあと、ぼんやり思う。
(1月24日の夢)
 トイレに行きたくなった。以前にも使ったことのあるトイレに入る。畳敷きで布団が敷いてあるが、この布団をめくれば下に便器があるはずだ。そう思って、布団をめくろうとして、はっとする。布団には老婆が寝ていて、もぞもぞと動き出したのだ。慌てて退室しようとすると、向こうから中年の女性がやってきて、鉢合わせしてしまい、老婆の部屋に入った理由をしどろもどろで言い訳する。そこには老婆の夫らしい老人もいて、起きてきた老婆とぼくは三人で、さっきの中年の女性のことを話題にしておしゃべりする。

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日付の夢と電車の夢

 2月19日という日付がしきりに出てきます。これって何の日かなあ?
(1月20日の夢)
 会社にイラストレーターが彼の作品の載った校正刷りを持ってきた。その表紙に彼の略歴が印刷されている。誕生日が2月19日で、それ以来、何か節目の事件はすべて2月19日に起きている。それなら、せっかくだから「みんな同じ2月19日」と目立つように書けばいいのにと思う。デザイナーもぼくと同じ意見で、「じゃあ、矢印をつけて、『みんな同じ』と入れましょうか」と言って、校正刷りに書き込む。意見が一致したので嬉しい。
 ぼくは「ちょっと失礼」と言って、一人だけ席を離れ、マイカップに飲みかけのコーヒーを探す。ぼくのマイカップは自分の席ではない、同僚の席の後ろの棚にあった。しかし、もうコーヒーは殆ど残っていない。イラストレーターにはお茶一つ出していないので、ぼくはコーヒーをこっそりと飲み干し、またイラストレーターの略歴について考える。みんな同じ2月19日といっても、書いてある内容は「2月19日に髪を切った」というようなものばかりだ。それなら自分で日付を調節できるのだから、全部2月19日になるのも当たり前じゃないかと思う。
(1月21日の夢)
 電車に乗っていると、隣にいた酔っぱらいのような小男がぼくの荷物を開けて、中を覗き込んだ。ぼくは怒って、「鉄道公安員に言いつけるぞ!」と怒鳴る。そして次の駅でホームに降り、「すみませーん! すみませーん!」と大声を出す。鉄道公安員が駆け付けてくれたが、公安員は女性だった。ぼくは彼女に大げさに「泥棒行為をしている!」と男のことを告発する。
 また、電車の中。ギュウギュウ詰めの大混雑。足が前を向かず、横向きになったままだ。すぐ前の席に座っていた人が降りた。ぼくが座ろうとする間もなく、その隣に座っていた女性が自分のバッグと本を置いてしまった。むっとしていると、荷物をはさんで反対側の隣に座っていた男性が、その本をひょいと持ち上げた。ぼくのために荷物をどけてくれるのかと思ったら、そのまま本を読み出した。ただ、その本を見たかっただけらしい。

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1月18日の夢(ちんどん屋ロック)

 今日は日本現代詩人会の60周年記念事業の打ち合わせに行ってきました。行くまで「40周年」だとばかり思っていた。でも考えてみると、ぼくがH氏賞をいただいたのが30周年だったんだから、40周年のわけがない。そのときも今と同じ大岡信さんが会長で、ぼくは大岡さんから自筆の賞状をいただいたのでした。以下は昨日の夢です。下品でごめんなさい。
(昨日の夢)
 港のそばの屋外でみんなで食事をしている。屋外ステージでロックバンドの演奏が始まった。見ると、二人のボーカリストは熟年の男性。その二人は胸にちんどん屋の道具を抱えて、ロックを歌いながらちんどんちんどんと打ち鳴らしている。これはちょっとやりすぎじゃないか。さらに、演奏しながらバンドの二人が立ち小便の真似をする。てのひらにホースの蛇口のようなものを持っていて、そこから勢いよく放水しているのだ。メンバーの中には女子高生もいて、それを見て、恥ずかしそうに顔をそむける。
 
 ある音楽財団へ行く。一階に同僚のOさんがいたと思うが、気がつくともう見あたらない。財団の中は模様替えの最中で、スタッフの顔ぶれもすっかり変化している。こないだ模様替えしたばかりだったのに・・・と思う。Oさんを探して階段を昇ると、階段のステップにぎっしりスタッフが座って、パーティーをしている。誰かが亡くなって、その追悼会をしているらしい。人がいっばいで、これ以上階段を昇れないため、あきらめて降りる。ところが、ぼくの背負っていたリュックが、ご飯の入った鍋にひっかかり、鍋をひっくり返してしまった。慌ててあやまる。
 下へ降りると、そこに見知らぬ若い男がいて、ぼくを招き寄せる。「ここなら、もう遠慮いりません。ぼくは調布交響楽団のメンバーなんです。ここで一緒に食べませんか」と言ってくれるので、隣に座る。ステージでは男がピアノを弾き、女が詩の朗読をしている。二人は夫婦らしい。調布交響団員は「妻の方がずっとうまい」と言うが、ぼくには両方とも下手くそとしか思えない。

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