6月9日の夢(箱根旅行)

 知り合いの何家族かで箱根へ旅行した。洞窟のような場所に滞在していて、いよいよ帰ることになり、そみを閉めることになる。といっても、そこは何もない空間なので、まず床に柱を建て、そこに門と扉を作ることから始めなれりばならない。だが、せっかくできた扉を閉めようとしても、ものすごい突風が吹いて、結局どうしても閉めることができなかった。
 もう帰りの電車の時間だと言われ、駅へ急ぐ。切符を取り出すが、大きな切符なのに、いくら目を凝らしても何時何分発の電車の何号車の何番座席なのか、わからない。とにかく電車に乗る。中は船のようで、肘掛も背もたれもない3人掛けのベンチがある。その真ん中の席がぼくだという。いやだなあと思う。

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6月8日の夢(白と灰色の物差し)

 ある人が話している。男か女かはっきりしない。「白とグレイの交互に出てくる物差を2センチ飲み込む。白い部分を口に入れると物語の世界へ行き、灰色の部分を口に入れると現実に戻ってくる。この物差は白と灰色が交互に出てくるから、どんなことがあっても最後は現実に戻ってこられると、安心した」と、その人は言う。

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6月6日の夢(女友達の家)

 四谷近くの総武線の線路沿いの高級住宅地に女友達の新居ができたという。約束なしに訪ねる。緑豊かな道を近づいていくと、生垣に閉ざされた大きな家がある。見覚えがある。ぼくが昔、この家の女性にストーカーしたか、取材に来たかしたことがあるのだろう。その家の通用口の扉が内部からぴくりと、今にも開きそうに動いた。
 女友達の家はその隣に建つ二階家だ。2階のガラス張りの部屋に女友達が立っていて、ぼくを認めて「おっ」という顔をする。少しうれしそうだ。だが、玄関の前に眼鏡をかけた中年の女性が立っていて、今にも入ろうとしている。彼女の友達なのだろう。ぼくは反射的にそこから戻ろうとするが、思い返して様子をうかがう。

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5月31日の夢(下宿屋)

 下宿屋で生活している。ここでは生活の苦しい若い人たちのために寄付をするのが習慣になっている。しかし、ぼくはその習慣を断乎拒否することにする。部屋に寄付金集めのカートを押して入ってきた若者をぼくは外に追い出し、廊下で押し問答をする。いったん彼らは姿を消したが、またやってきて、ぼくから何かの分け前をせしめようとするだろう。どうせ何かとられるとしたら、大切なものは見えないところに隠し、どうでもいいものを外に出しておこうと思う。
 お腹が減ったので、下の食堂に降りていく。まかないのおばさんと一人の美少女がぼくを迎えてくれる。テーブルの上には、皺のある紙でて゜きた大きな器があり、これは便器だ。朝食の前に用を足していると、背後で女性の声がする。別の住人が朝食を食べに来たのだ。

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5月30日の夢(地下鉄でお弁当)

 地下鉄の駅のホームの端に座り、お弁当を食べている。ハムが何枚か線路に落ちてしまう。罪の意識にかられるが、まあいいかと、そのまま食べ続ける。すると、さらにハムを落としてしまうが、それはホームの上に落ちた。でも、汚くてもう食べられないので、それも足で線路に落とす。
 気づくと、お弁当を食べるのと同じうずくまった姿勢のまま、ぼくは本かノートに何かチェックをしている。腕時計を見ると、あと数分で列車が到着する予定だ。それなら、もういつもなら立って、列車の到着を待つ時間だと思い、立ち上がるが、ホームはしんとしてぼく一人しかいない。

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5月27日の夢(地下鉄のトイレ)

 地下鉄の駅の階段の途中にむきだしのトイレがある。ちょうどいいので用を足そうとして、肝心の便器がないのに気づき、慌ててやめて帰ろうとする。
 すると、後ろに並んでいた人が「どうしたのですか?」と尋ねるので、「いや、しようにも便器がないのですよ」と答える。

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5月26日の夢(お屋敷の住人)

 ぼくの自宅は大きな和風のお屋敷だ。部屋と部屋の間は襖で仕切られている。ぼくは縁側に面した部屋に一人で暮らしており、妻は襖一つ隔てた部屋に別の男と暮らしている。襖一つだというのに、そこを開けるわけにはいかないのだ。あまりに家が広すぎて、うどん一つ作るのにも遠い台所へ行かなければならず、大変だ。
 
 どこか自宅ではない大きな建物で、何かの料金を払うため、窓口に行列している。ぼくの番が近づいたところで、ポケットに財布がないことに気づく。これはまずい。行列から離れようとして、ここまで並んだのだからもったいないと思い直す。財布はないが、ポケットにはコインがいくつかある。ぼくはお屋敷に暮らしているので、これらのコインが一体いくらの価値を持つものなのか分からない。そこで、それらを両手に置いて、カウンターの向こうの男に「代金分取ってくれ」と頼む。男は卑しそうな笑いを浮かべ、ぼくの手から高価そうなコインを次々と取っていく。どうも、騙されてぼくの全財産に近いものを奪われてしまった気がする。
 戦後の東大の学生寮に体験入学する。学生達が夜、大学祭の恒例行事として、大砲を撃つ。大砲の弾がミサイルのように炎の尾を曳いて、ジグザグに屋根の向こうへ飛んでいく。

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5月23日の夢(サイダーの自販機)

 ぼくと男性詩人、女性詩人の三人で自動販売機に飲み物を買いに行く。女性は誰かわからないが、男性は某研究会のHさんだ。
 女性はなぜか別の自販機に行ってしまった。ぼくはまず自分の飲み物として「トマト」と書かれたボタンを押す。「Hさんはアップル?」と尋ねると、彼は「これは何の自販機ですか」と言う。言われてよくよく見ると、これはサイダーの自販機で、ボタンは三つしかない。トマトとアップルと普通味のサイダーだ。Hさんが一瞬黙ったので、いらないのかなと思ったが、彼は「アップルサイダーでいいです」と言いながら、自分で自販機のボタンを押した。

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5月22日の夢(病院)

 病院へ行き、待合室に入る。そこには歌手の女性(詩人のWが扮している)もいて、診察を待っている。ぼくと彼女は同じ怪我の証明書を持っているので、一緒に診察室に入ってよいか、ナースステーションに聞きにいく。てっきり「いいです」と言われるものと思っていたのだが、ナースと話しているうち、それではプライバシー上問題があると自分で気づき、「いや、いいです。別々に入ります」と言う。

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5月20日の夢(大学の教室)

 大学の小さな教室に入る。真中に大卓があり、周りにいくつかの椅子がある。既に屈強そうな外国人の男子学生二人が、スペースを大きくとって、ふんぞりかえって座っているため、教師が入ってきたのに、ぼくは椅子を持って、どこに置こうかとうろうろしている。小柄で風采の上がらない教師だ。
 ぼくは二人の学生に怒り心頭。こいつら、なめやがってと、睨みつけ、顔を一発殴ってやろうと思うが、踏みとどまる。
 いったん教室を出て、再び中を覗くと、もう誰もいない。さっきの教師が出てきたので、「今日はお休みですか」と尋ねると、「ああ・・・」と曖昧な返事をして、出て行ってしまう。みんな、いいかげんなやつだ。

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