10月5日の夢(ゴーストライター)

 ある社長のためのゴーストライターの仕事をしている。できた原稿を見せに行きたいと秘書に連絡し、訪ねてみると、社長室は穴倉のようにがらんとして何もなく、人っ子一人いない。しかし、どこかで話声がするので、「〇〇さん(秘書の名前)、ちょっとお願いします」と叫ぶと、秘書が「あっ、そうでしたね」と言いながらどこからか現れた。
 自分の持ってきた原稿をよく見ると、横書きの一筆箋に手書きしたもので、かなりかっこ悪い。おまけに原稿の冒頭には社歌や取引先一覧表などが並んでいて、その下には名刺を差し込む特殊なスペースがあるが、社長の名前を聞いていなかったので、そこは空欄のままだ。

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10月3日の夢(部屋が見つからない)

 山里の町をバスで走っている。バスはちょうど四つ角に差し掛かった。車窓から見える直交する道路の並木に真っ白な桜が咲いている。このあたりは、秋になってやっと桜が咲くのだと思う。
 ホテルで部屋の鍵を受け取った。しかし、このホテルは広い敷地の中に、いくつも低層の古い建物が点在し、いったいどの建物なのか、またその建物のどの部屋が自分の部屋なのかわからない。第一、鍵に書いてある部屋番号すら解読するのが困難なのだ。階段を小学生の修学旅行の一団がにぎやかに登っていく。あいつらが隣の部屋だったらいやだなー。もし騒いだら、境の壁をドンドンと叩いてやろうと思う。
 自宅でトイレに入る。便器はまるでベッドのように大きい。妻が掃除をしようとしたためか、便器は隣の家との境の壁にあいた窓にいやにくっつき過ぎている。おまけに、その上にいろいろなものが置いてあるのをどかして、お尻を乗せる。窓をうかがうと、夏休みのためだろう。隣の小学生の女の子が勉強机に向かっているのが見える。カーテンを閉めようかと思うが、その音でかえって女の子の注意をひいてしまいそうで、躊躇する。

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10月2日の夢(ゴキブリ料理)

 ゴキブリ料理が皿に盛ってある。一匹食べてみるが、味はイマイチだったので、二匹目には手をつけずにおく。そこへ男と女がやってきた。「ゴキブリをもう食べたよ」と言うと、「どうだった?」と尋ねてくる。ぼくは「味はそれほどじゃないね」と答えて、皿を脇へ置く。すると、料理されたゴキブリを、それより少し小さめのゴキブリがむしゃむしゃ食べているところだった。
 赤い郵便ポストに立ち小便をする。ぼくの隣には男が一人立っている。そこへ通りかかった男の学生が、ぼくのおしっこで濡らして切手を貼ろうと差し出すが、ぼくは誤って男のズボンを濡らしてしまう。男は「あっ、〇〇したな」と言って、ぼくに向かって自分も小便をする。それがぼくの踵にかかった。汚い。ぼくは建物の中に入って、ベッドにもぐりこみ、汚されたことに苦しむ。だが、意を決して、靴下を脱ぎ、「たいしたことじゃないんだ」と呟いてみる。それに靴下を脱いでみると、小便をかけられた感触はさして残っていない。ぼくは元気を回復して、再び外に出る。

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9月26日の夢(コンサート取材)

 カメラマンと二人で、ある特殊な会場で行われるコンサートを取材に行く。待機場所で椅子に座り、たくさんの記者やカメラマンたちと共に待つ。しばらくして係員の案内で会場に移動できることになる。カメラマンは機材をかつぎ、みんなでぞろぞろと移動する。だが、途中でぼくは、待機場所の椅子に荷物を置いてきてしまったことに気づいた。戻ろうとするぼくにカメラマンは「メモ帳を取りに行くの?」と尋ねる。ぼくは「メモ帳よりカバンが大事だよ」と答える。
 待機場所で無事、メモ帳とカバンをピックアップし、会場に急ぐ。そこに誰かが電話を置き忘れたらしく、それがリンリンとうるさく鳴っている。
 コンサート会場は緑の苔を思わせる絨毯で、床も壁も敷き詰めれた石造りの建物だ。ぼくはそこに窓から身を縮めて入りかけるが、奥にちゃんとした出入り口があるのに気づき、そこから入りなおす。取材陣が皆席をとって待機している中、ぼくの連れのカメラマンはどこに行ったのだろうと探すが、見つからない。だが、こんな小さな会場だから、すぐに見つかるだろうと思うのに、どうしても見つからないのだ。

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9月25日の夢(村上春樹の新作)

 村上春樹の新作が出たので、早速読む。「ぼくは幸福な時代を生きていた。幸福な時代、ぼくはテレビばかり見ていた。テレビでも見なければ、幸せな気分になど誰がなれるだろうか」と書いてある。
 街角で父らしい人が、ぼくを含む四人に質問する。「常識がないと自分で思う人は手をあげなさい」。すると、四人全員が手を挙げた。だが、ぼくは右肩が痛いので、途中までしか手を挙げることができない。

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9月18日の夢(引っ越し)

 会社が東京から浜松に引っ越すことになり、元社長ともう一人の社員と三人で、荷物がすべて運び出された後の、がんとした室内を掃除している。元社長は部屋を二つに仕切る障子を閉めて、手前の部屋の床を箒で掃き始めた。ここにこんな間仕切りがあったとは知らなかった。手前の部屋より奥の部屋の方が少し広い。
 ぼくは奥の部屋に大事な物を少しだけ置き忘れていたことに気づき、障子を開けて向こう側へ行く。障子は一面にカビが生えて、とても汚い。向こう側は真っ暗かと思ったけれど、少し薄明るい。ぼくは残った荷物を梱包する紙を探すが、こちら側には小さな紙しかない。元社長のいる側に大きな紙があったのを思い出し、取りに戻る。
 引き返して、荷物を包むと、今度は大きすぎるほどだ。宛先は「〇〇美術宛」にするのだという。〇〇美術はきっと、引っ越し先の内装工事をしている会社なのだろう。しかし、それだけではどこかへまぎれて、ぼくの手元に届かないかもしれない。「〇〇美術内 一色宛」とすべきか、それともぼくの自宅に送り返すべきか迷う。

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9月14日の夢(廃墟の街)

 いつも出入りしているクライアント企業の本社のシャッターが昨日、降りたままだった。おかしいなと思いつつ、今日もう一度来てみると、その建物のあった場所が既に更地になってしまっている。
 商店で自分の靴下やハンカチを何枚か選んでいると、まだ午後の二時だというのに、お店が閉店してしまった。何もなくなった床の上に坐りこんで、お金の計算を始めた女性に「まだ買えますか?」と尋ねると、大丈夫だという。値札をよく見ないで手にした商品だが、小物だからたいした値段ではあるまいと思い、千円札を1枚差し出すと、「4600円です」と言われてしまう。そんなに高い品物だったのか。
 店からの帰り道、道路を車で走っている。両側はヨーロッパのどこかのような石造りの建物が続いているが、みんなシャッターを下ろしていて、死んだ街のようだ。

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9月12日の夢(大波)

 テレビか映画の画面で記録映像を見ている。海面上昇で街に大波が打ち寄せているシーンだ。てっきり右から波が来るものと身構えていると、大波は左側の民家の屋根を越えてやってきた。次々とやってくる波に呑まれながらも、人々はそれを楽しんでいるようでもある。傘をさして、波とともにジャンプし、屋根に飛び上がる人もある。画面にかぶせて、坂本九が歌う地球温暖化へのプロテストソングが流れる。白人男性が「彼が歌ってくれているが、彼の歌は無力だ」と言う。
 地面が黒く肥沃に濡れている。中でひときわ真黒に湿って、底なしの泥沼のようにも見える場所があり、そのかたわらで人々が電車を待っている。ということは、ここは駅なのだろう。ぼくは黒い泥に足をのせてみる。ずるっと滑って足をとられそうだ。
 詩人のKMさんが奥さんと散歩をしながら、「ここに引っ越してきて、よかったと思う。だって、風景がそっくりなんだもの」と言う。あれっ、彼が元住んでいたところは海辺ではなかったっけ、ここは山の中なのに? と、画面がぐーっと上からの視点になり、2人の歩く前方に大きな水面が現れる。だが、それは海ではなく、四角い溜め池だ。そのほとりから二人はぼくのいる方にゆっくりと戻ってくる。

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9月10日の夢(からっぽのスーパー)

 スーパーへ買い物に入ったが、カートを取りにもう一度外に出る。ぼくは紙包みを抱えていたので、万引きと見間違えられるのではないかと、ちょっと心配だ。なんだか店の男性店員が、ぼくのことを「あれは・・・」と言っている気がする。
 ともかくカートを押して、店内に入ってびっくり。天井からビニールのカーテンが四方に降りていて、改装中なのだろうか、店内はからっぽなのだ。そして一角に店員が集まり、不審そうにぼくを見つめている。ぼくは恥ずかしさを感じつつ、カートを押して、そのまま店外へ出る。
 詩集の原稿を見ている。注釈が膨大にあって、そのくせ本文はちょっとしかない。これで詩集になるのだろうか。

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9月7日の夢(半島の医者)

 医者に診てもらいたいと思って家を出るが、嵐にまきこまれて半島をずんずん先端の方まで、船で流されていってしまう。船で働かせてもらい、やっと着いたのはさびれた漁村。ぼくの働きに感謝して、村人たちはぼくを医者に連れていってくれる。嬉しくて並んで待っているが、年老いた医者は「今夜はもう遅いし、順番待ちの列も長くて、いつ診てあげられるかわかりませんよ」と言う。でも、なんとか診てもらえたらしい。

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