9月26日の夢(コンサート取材)

 カメラマンと二人で、ある特殊な会場で行われるコンサートを取材に行く。待機場所で椅子に座り、たくさんの記者やカメラマンたちと共に待つ。しばらくして係員の案内で会場に移動できることになる。カメラマンは機材をかつぎ、みんなでぞろぞろと移動する。だが、途中でぼくは、待機場所の椅子に荷物を置いてきてしまったことに気づいた。戻ろうとするぼくにカメラマンは「メモ帳を取りに行くの?」と尋ねる。ぼくは「メモ帳よりカバンが大事だよ」と答える。
 待機場所で無事、メモ帳とカバンをピックアップし、会場に急ぐ。そこに誰かが電話を置き忘れたらしく、それがリンリンとうるさく鳴っている。
 コンサート会場は緑の苔を思わせる絨毯で、床も壁も敷き詰めれた石造りの建物だ。ぼくはそこに窓から身を縮めて入りかけるが、奥にちゃんとした出入り口があるのに気づき、そこから入りなおす。取材陣が皆席をとって待機している中、ぼくの連れのカメラマンはどこに行ったのだろうと探すが、見つからない。だが、こんな小さな会場だから、すぐに見つかるだろうと思うのに、どうしても見つからないのだ。

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