9月14日の夢(廃墟の街)

 いつも出入りしているクライアント企業の本社のシャッターが昨日、降りたままだった。おかしいなと思いつつ、今日もう一度来てみると、その建物のあった場所が既に更地になってしまっている。
 商店で自分の靴下やハンカチを何枚か選んでいると、まだ午後の二時だというのに、お店が閉店してしまった。何もなくなった床の上に坐りこんで、お金の計算を始めた女性に「まだ買えますか?」と尋ねると、大丈夫だという。値札をよく見ないで手にした商品だが、小物だからたいした値段ではあるまいと思い、千円札を1枚差し出すと、「4600円です」と言われてしまう。そんなに高い品物だったのか。
 店からの帰り道、道路を車で走っている。両側はヨーロッパのどこかのような石造りの建物が続いているが、みんなシャッターを下ろしていて、死んだ街のようだ。

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