6月8日の夢(ジェットヘリ墜落)

 調律師の集団と大きな車に乗って旅をしている。その親玉にぼくは「2台のピアノをステージに並べてデュオで演奏するのはどうだろう?」と提案する。親玉はぼくの提案に「面白い」と興味を示すが、「でも、そんなことが本当にできるだろうか。2台のピアノの音律を完全に合わせるなんてことが」と不安顔だ。ぼくは「以前、知り合いのピアニストと実際にやったことがありますよ」と言う。手下の調律師も賛成するが、親玉はやはり「うん」とは言わない。
 空をジェットヘリコプターの一群が絡まり合い、一台の飛行機械であるかのように飛んでいる。あんなことをして、よく落ちないものだと感心する。やがて一群は解体して、1機ずつの飛行に移る。そのとたん、最初の1機が落下して爆発する。次々とジェットヘリは墜落し、最後の1機はぼくの至近距離で落下爆発する。火花が飛び散り、まるで野球ボールのように飛んでくる。ぼくはこうもり傘をバットのように構えて、それを次々と打ち返す。
 この試合でイチロー選手は投手として2勝目を上げたが、この爆発事故に巻き込まれて、全治3か月の負傷をしたという。

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6月7日の夢(ピアノ教室)

 ピアノ教室へレッスンに行く。先客の若い女性がレッスン室で老ピアノ教師と話しているのが聞こえる。終わって出てきた彼女はぼくに「いつもレッスンのつもりが人生相談になっちゃうの」とほほえむ。
 代わりにぼくがレッスン室に入る。ピアノ教師は長老詩人のN氏だ。ぼくは彼と向き合ってソファーに座り、クッションの隠れた便器の蓋を探して開ける。ピアノ教室では思いのたけを吐き出すため、用便をするというのが昔からの決まりなのだ。

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6月4日の夢(南の島で)

 南の島のある施設を訪れている。病院と商業施設が合体した建物で、ぼくはそこでのんびりと治療の順番を待っているらしい。いや、もしかしたら単に病院取材に来ただけかもしれないと思う。呼ばれて診察室に入ると、ここは外国のはずなのに、初老の日本人の男性医師がいた。部屋を出て、薬の順番を待つ部屋に行くが、そこに沢山並んでいるベッドはすべて薬を待つ患者たちに占領されている。あきらめて、ぼくは外で待つことにする。
 気がつくと、さっきの薬待ちの人たちは全員外に出てきている。慌てて建物の中に入る。デスクにKくんが座っていて、ちょうどかかってきた電話に出たところだ。彼は電話の主の問いに答えるため、ぼくに「明日は8時くらいにこちらへ帰られますか」と尋ねる。実際は今夜中に帰る予定なのだが、ぼくは「あっ、何か悪い予感。明日はイベントでしたっけ」と、答をはぐらかす。「ええ、8時くらいに一番音のいいやつが通るんですよ」と、Kくんはぼくに言う。

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6月2日の夢(止まらないバス)

 鍾乳洞の中が駅舎になっている。地面は水浸しで、びちゃびちゃと汚い。ぼくはそこに立小便をする。水たまりの上を素足で歩くのはいやだ。ちょうどスリッパが落ちている。一つは大きく、一つは小さい。これはノムラさんのものだと思うが、とりあえずはいてみる。電車がちょうど到着したらしく、プラットフォームのある岩壁の向こうから若い女性が二人、水たまりに今にも落ちそうにして、歩いてくる。ぼくも歩いていくが、それはここで立小便をしたのをさとられたくないためだ。二人が歩き去って見えなくなると、回れ右して戻り、洞窟の外に出る。そこにはバスが待っている。降りる駅が近づいてきた。ぼくも他の乗客たちも一斉に降車ボタンを押すが、運転手は押し黙ってバスを疾走し続けさせる。バスは止まってくれるだろうか。

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5月29日の夢(お菓子の階段)

 お腹が減ったので、何か買って食べようと会社を出る。玄関で自分の履物をはく。靴ではなく、草鞋のようなスリッパのようなものだ。後ろからムラカミ氏が「ぼくのは?」と尋ねる声がするが、「知らない」と答えて外に出た。
 そこは原宿の街である。明治神宮前の交差点を渡る。このあたりに確かお菓子屋があったはずだ。トンネルみたいな階段を昇る。階段の床はお菓子の詰め合わせでいっぱいで、その上を歩くのは容易ではない。おまけに昇るにつれて天井が低くなり、首を縮めて歩かなければならない。そういう姿勢でお菓子を食べながら歩くので、ちょっと息苦しい。やっと踊り場に出た。そこにはムラオカ氏がいて、携帯で会社に電話しているところだった。彼はぼくの顔を見て、「上段にあった手紙をまた戻しているのか」と尋ねる。ぼくは「してない」と答える。

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5月28日の夢(交通事故)

 車の後部座席に乗っている。運転席には眼鏡をかけた痩せた男性。助手席にはぱっとしない女性が座っている。ゆっくり走っていたのだが、車の左側を停車していた車に接触させてしまう。その車はもともと凹んだ痕があり、今回の事故で傷ついたようには見えない。女性に「大丈夫?」と声をかける、彼女はうなずく。どうやら無傷のようだ。そのまま立ち去ろうと運転者は車を発進させる。ところが、相手の車の運転席に男性が座っているのが見える。これでは逃げられない。しかたなく車を止めて、運転者の男性がゆっくりと降りて、相手に話をつけにいく。ぼくは時間かせぎに、手にしていた折り畳み傘をゆっくりと畳む。

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5月24日の夢(砂の中の魚)

 外国の都市にいる。ぼくはここで外国人労働者として働いているのだ。通勤のためバス停に並んでいると、いつもはバスは小型で、しかもガラガラなのに、今日は車体を真っ青に塗った大型バスがやってきた。どうやらかなり遠くから来たバスらしく、中は黒人労働者たちでいっぱいだった。この国ではまだまだ人種差別が強く、労働者階級の殆どは有色人種である。
 バスは海岸に着き、そこでぼくも降ろされた。地面は深く灰色の砂でおおわれている。砂の中には大型の魚たちの死骸が沢山埋められているのが、砂の凹凸の形で分かる。中には砂の中でまだ命があり、動いている魚もある。それを監視している白人もいる。ぼくは少し高台になった場所にいるのだが、そこから波打ち際を見ると、沢山のネコたちがいて、死んだ魚を食べあさっているのが見える。それを逃れようと、砂の中を這って逃げようとするまだ命のある魚もある。ぼくの足元の砂の下にも巨大な形がうごめいている。どうも形からして、それは魚ではなく、小型の象のようだ。

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5月21日の夢(アンケート)

 妻と一緒に駅へ行く。駅には露天商が床に品物を広げている。妻がその中から白い紙で円筒形に包まれたものを取り上げ、買おうとしている。ぼくも同じものを手に取り、一緒に買おうとして顔を上げるが、妻が見当たらない。どうやら、とっくに買い物をすませて、どこかへ行ってしまったらしい。ぼくは同じものを二つ買ってもしかたがないと思い直し、手にしていたものを元の場所に戻す。しかし、白い紙包みが少しほどけてしまった。露天商はぼくにアンケートを求めてきたので、ITのことを書いて渡す。
 そのアンケートをまとめた小冊子が送られて来た。早速ページを開けて見ると、「IT」の文字が数字の「1,2」と誤植されている。がっかりしてしまう。

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5月18日の夢(行き先表示板)

 会社がまた新しいオフィスに引っ越したようだ。随分昔に死んだN社長が元気に指揮をとっている。女性の同僚がしきりにグランドピアノのカタログを探している。それなら、さっき印刷所の人が見積書といっしょに見本を持ってきたはずだ。引退するぼくに代わってピアノの仕事のチーフになった若い男性が自分のデスクにしまったようだ。彼女といっしょに男性のデスクを開けてみるが、引き出しは書類でいっぱいでカタログは見つからない。
 ぼくは6時に銀座のヤマハに行かなければならない。新しいオフィスの壁の行き先表示板に、自分の行き先を書こうとする。それは汚いベニヤ板で、名前が天井近くの高い場所に書いてあるため、ぼくの欄がどこなのか探すのが大変だ。自分の欄に小さなぽろ布が取り付けてあり、そこに行き先を書くらしい。しかし、「銀座店」とマジックで書いただけで、スペースがいっぱいになり、「直帰」と書きたいのだけれど、その文字を書くことができない。ベニヤ板に直接書いたらマジックだから消えなくなってしまうだろう。それにもう時間がない。さっきの女性を誘って、タクシーで行った方がよいと思う。

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5月15日の夢(宇宙から来た友達)

 宇宙から帰ってきた友達が何人もぼくの家を訪ねてくれた。男性もいれば女性もいる。慌ててフライパンを持ち出し、食パンを入れて、フレンチトーストを作る。友達の1人が手伝ってくれる。少し頭の薄くなった男性だ。

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