5月29日の夢(お菓子の階段)

 お腹が減ったので、何か買って食べようと会社を出る。玄関で自分の履物をはく。靴ではなく、草鞋のようなスリッパのようなものだ。後ろからムラカミ氏が「ぼくのは?」と尋ねる声がするが、「知らない」と答えて外に出た。
 そこは原宿の街である。明治神宮前の交差点を渡る。このあたりに確かお菓子屋があったはずだ。トンネルみたいな階段を昇る。階段の床はお菓子の詰め合わせでいっぱいで、その上を歩くのは容易ではない。おまけに昇るにつれて天井が低くなり、首を縮めて歩かなければならない。そういう姿勢でお菓子を食べながら歩くので、ちょっと息苦しい。やっと踊り場に出た。そこにはムラオカ氏がいて、携帯で会社に電話しているところだった。彼はぼくの顔を見て、「上段にあった手紙をまた戻しているのか」と尋ねる。ぼくは「してない」と答える。

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