9月22日の夢(殺人犯になる)

 都心から離れた緑豊かな研究施設に滞在している。そこでぼくは教授を殺したという罪責感にとらわれているが、現実の記憶は全くない。何食わぬ顔で、別の教授の公開授業に出席している。終わって、一度家へ戻ろうと駅へ行くが、思い直して施設へ戻る。今日はある詩の会合がここで催されるからだ。知った顔、知らない顔の詩人たちが三々五々集まってくる。畳の上でそれぞれ思い思いの格好で寝転んでいる詩人たちに、ぼくはあえて積極的に話しかける。中に殺人事件を捜査しているらしい刑事の姿もあるが、ぼくは「こんにちは」と明るく大胆に挨拶をし、相手も明るく挨拶を返してくれる。階段の途中にコインが何枚か落ちている。ぼくは「円を拾う」と「縁を拾う」の語呂合わせから、それを拾おうとするが、体勢が悪くてうまく行かず、刑事の注意を惹いてしまったのではないかと恐れる。建物の外の川の堤防のような場所にテーブルとベンチが並べられ、そこでカレーライスが提供されている。ぼくは空いている席を探して歩くが見つからず、とうとうテーブルの一番端まで行ってしまう。やっぱりぼくに席はないらしい。

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