7月16日の夢(バーへの直通エレベーター)

 会社でいかにも忙しそうに働いているが、本当は暇を持て余している。定時になったのでそそくさと退社する。さあ三連休だと思ったところで、大事な取材の予定が入っていたことを思い出す。連休のちょうど真ん中の日に取材をしなくてはいけない。メモを見ると「L13,12,10」という記号のようなものが書いてある。電話番号ではないだろうか。最近スマホを新しくしたのだが、最新型のスマホでは電話番号がそんなふうに表示される気がする。スマホを取り出すが、ここでは電話ができない。人のいない場所に行こうとエレベーターに乗り、適当に階数ボタンを押す。ドアが開いたので降りると、そこは込み合うバーの中だった。これではますます電話などできない。人々の注視を浴びながら、それに背を向けてもう一度エレベーターに乗る。メモに書いてある番号はオートバイの貸し出し番号だと分かる。それに乗って取材に行くよう、クライアントが手配してくれたのだろう。親切は有り難いが、ぼくは免許を持っていない。運転できるカメラマンを手配して、彼の車に乗せてもらおうと思う。エレベーターを降りると、夜の都心の道路だ。ここなら電話できそうだ。

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