6月9日の夢(宝物を隠す)

 仲の良い男友達四人と駅の階段を駆け下り、地下ホームに到着した電車の最後尾のドアから乗り込もうとする。男友達はぼくの知らない顔で、みんな頭のはげかけた中年である。ぼく以外の三人はホームにあった台の上にかけられていたバスタオルをめくる。その下にあった汚れたフェイスタオルなどの宝物をつかみあげると、それらを持って電車に躍り込む。その間、ぼくは閉まるドアをがっちりと肩で支えて、みんなが乗り込めるようにする。ぼくらは宝物を電車の中にある台の上のバスタオルの下に隠すと、ほっとしてみんなで笑い合う。

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