8月31日の夢(110番)

 家の庭に粗暴な中年男が侵入してきて、ぼくに「五万円を借りろ」と強要する。家には現実のぼくの家族とは関係ない見知らぬ家族たちがいるが、男を見てもみんなのんびりしている。ぼく一人だけが激怒して、携帯で110番する。しかし受話口から聞こえてくるのは、見知らぬ女性たちが座談会をしている音声だ。番号を間違えたと思い、もう一度110番を慎重に押すと、今度は警察につながった。だが既に男は立ち去っており、家族たちはあいかわらずのんびりしている。ぼくだけが激高して「110番してるんだけど、どうする?」「また男が帰ってくるんじゃないの?」と叫ぶが、誰も相手にしてくれない。

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