8月18日の夢(金八先生)

 自宅で出勤の準備をしながら、今日はH氏賞の打ち合わせの日だなと思う。だが電車に乗ってから、賞の規定などを書いた小冊子を家から持ってくるのを忘れたことに気づく。会社に着いてから探すが、会社はしばらく前に小さなオフィスに引っ越したばかりで、収納場所がなく、その小冊子の見本は捨てられたらしく、書類棚をすべて探しても見つからない。その入稿データはデザイナーのSくんのパソコンに保存されているのではないかと思いつくが、彼の姿も見当たらない。かわりに亡くなったはずのコピーライター、Aくんが席についているのを見かける。
 考えてみると、スポンサーの会社の広報部との打ち合わせは何時にどこで行われるのかも分からない。広報部に電話をかけてみようかと思う。いや、そんな事前の打ち合わせなどこれまでやったことがなかった。ただ、当日選考会場に行けばすむことだったと思い出し、ちょっとほっとする。
 気がゆるんで、教室(オフィスがいつのまにか学校の教室になっている)の入り口に寝転んでいると、がらっと扉を開けると、金八先生が満面の笑顔で廊下に立っている。そしてその顔のまま、ぼくの寝ている顔をまたいで、教室の中に入ってきた。
(註)これは夢です。現実のH氏賞は現在もH氏(平澤貞二郎氏)とご遺族の資金提供による基金を通じて運営されており、スポンサー企業はありません。

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