4月23日の夢(洞窟の受賞式)

 某新人賞の受賞式に出席する。以前はホテルの宴会場で行われていたが、最近は川が地中から流れ出す出口にある、天然の岩の洞窟が会場だという。洞窟の中には少ない人数がぱらぱらと着席しており、皆老人ばかりだ。洞窟の出口には広々とした川遊びのできる風景が広がっており、沢山の親子連れが遊んでいるのが見える。ぼくはしばらく会場内の席に座っていたが、退屈なスピーチが続いているので、洞窟奥の控室に引っ込む。ふと会場で司会者からぼくの名前を呼ばれた気がして、戻ると、何事もなく退屈なスピーチが続いており、空耳だったようだ。今回受賞した詩はぼくには少しも面白くないし、話すことも考えてこなかった。別にスピーチに指名されなくてもいいやと思う。

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