6月29日の夢(K氏の助監督時代)

 詩人のK氏が助監督をしていた時代を女優が回想している。ふつうの助監督は撮影がうまくいかないと怒りまくるが、K氏はそうしないという。黙って、ただ自分の体を丸めた台本でバンバン叩くだけなのだという。だけど、それで彼の機嫌が悪いことが分かる。だから、もう怒る必要もないのだそうだ。

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