4月12日の夢(組み立てキット)

 職場に何かの組み立てキットが30cm四方ぐらいの箱に入れて送られてきた。道端で梱包を解いて、中身を取り出す。いろいろなパーツが沢山出てくる。どうやってこんな小さな箱に入っていたのかと思うくらいだ。男性社員がやってきたので、組み立てを手伝ってくれるのかと思ったら、交差点の左側にある3階建ての建物によじ登り始めた。そいつはキングコングだった。ぼくは「ややっ、あれは何だ?!」と叫ぶが、よくよく見直すと、ただの人間である。交差点の右側のビルにも別の男が登っていく。
 その間に箱から出てきたのは、デスク2つ分の部品である。そこへ新任の女性管理職がやってきて、てきぱきと命令を下し始めた。オフィスは畳敷きでそこに2列にデスクが並んでいる。左の列の一番奥に既に組み立てられた文机が置かれ、書類もセットされている。「これがあなたのデスクですか?」と尋ねると、「それは〇〇のです」と別の社員の名前を言う。「私の席はあそこよ」と彼女が指さしたのは、入り口のすぐ左側のちょっと奥まった場所。「そこでいいんですか? ここからだとオフィスの全体が見渡せませんよ」とぼくは言う。でも、そこが床の間のように畳一つ分床から高くなっていることに気づき、「やっぱりここが一番の上席かもしれませんね」と付け加える。

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