9月4日の夢(川のほとりの朗読会)

 今日は学校の文化祭の日だ。いつのまにかクラスのメンバーはみんな外に出てしまい、教室に残っているのはぼく一人だ。そこへ、この教室を会場として使おうとしている他のクラスの男子生徒たちがどやどやと入ってくる。慌てて教室の外へ出ようとするが、出入り口の床には彼らの持ち込んだ機材がいっぱいで、それを思わず踏んづけてしまう。さて、これから柔道部の部室に行かなくてはならない。それは校舎とは独立した建物のはずだが、どこにあるのか見当がつかない。
 そうだ。これから知人の女性詩人の発表会があるはずだった。彼女の朗読のバックで、ぼくは神楽太鼓を叩いたり、鞭をふるって風の音を出したりしなくてはいけないのに、まだ何の準備もしていない。だが、川のほとりで彼女の朗読パフォーマンスは既に始まっていて、ぼくがいなくても大成功を収めているようすだ。
 

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